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 [ライフ]九島辰也のFrom EDITORS:パルロ ウンポ ディ イタリアーノ

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[ライフ]九島辰也のFrom EDITORS:パルロ ウンポ ディ イタリアーノ

2019.10.04

イタリア語を習い始めた九島編集長! 「私は少しだけイタリア語を話します」

この夏イタリア語講座に通ってみた。夏期講習ってやつだ。まぁ全6回のうち4回しか行けなかったが、いい経験になった。

きっかけは三軒茶屋にある「ヴィネリア・イル・キアッソ」。もう15年くらい通っている本格的イタリアンレストランだ。メニューが豊富だからディナーとしてしっかり食べられるし、駅から家の間にあるので青山辺りで食事した後のディジェスティーヴォ(食後酒)にもいい。けっこう遅くまでやっているからね。

この原稿を書く機会にイル・キアッソ(IL CHIASSO)の意味を調べたら「大騒ぎ」とか「喧騒」とかいう単語が出てきた。どうやらイタリア人特有のワイワイガヤガヤ楽しむ感じらしい。なるほど。そういうコンセプトだったのね。ついでにヴィネリアは、「ワイナリー」を意味する。

イタリア語学校のパンフレットはイル・キアッソに置いてあった。若きオーナーの平(ヒラ)君によると、たまに食べに来るイタリア人先生に頼まれたそうだ。でもって、それを手にし、後日教室の扉を開く。

この歳になって習い事の門を叩くのはちょっと勇気がいる。若い人ばかりだと浮いてしまうのが心配だ。それに雰囲気。あまりスパルタンだと萎縮してしまう。〝先生=怖い人"は昭和世代の刷り込み。

本文画像

そんなことを考えながらドアを開けると、いかにもなイタリア人が座っていた。パブロだ。先生紹介の一番上に顔写真が載っている。そこで、「チャオ、ボンジョルノ、ピアチェーレ」と知っているイタリア語すべてを使って挨拶すると、「こんにちは」と返ってきた。まぁ、そうだよね。ひとりで留守番しているから日本語は話せるわな。

パブロの対応が気持ちよかったので、その場で夏期講習を受けることにした。イタリア人の話す独特な日本語のアクセントは馴染みが深い。LEON副編集長時代に一緒に仕事していたジローラモ氏もそうだし、最近はベリッシモ・フランチェスコ君がそうだ。たまにTVで見かけるが、あのまんまである。先日もふたりでトークショーをしたが、途中何言っているのかわからなくなったので、話をぶった切った。でもあの笑顔。男から見てもかわいいと思えるくらいだから、女子ウケも相当いいんだろうなぁ。

クラスは初級。先生はチャーミングなマリアエレナ女史。旦那が日本人だそうだ。よってマリアエレナは日本語がわかる。が、ほとんど使わない。クラスが始まると95%のイタリア語と少しの日本語と英語で進む。「ドマンダ?」と問われても、頭の中は「???」。それが「質問は?」とわかるまでに30秒くらいかかった。ただ、普段からクルマの中でイタリア語講座のCDを聴いているので、少なからずそれが役立っている。6枚入りCDチェンジャーの2枚がイタリア語だ。ちょっと古い?

そんな経験を積んで9月末に久しぶりにイタリアへ飛ぶ。F8トリブートの国際試乗会だ。久々に会うフェラーリPRチーム驚かしたろ!

文/九島辰也 イラスト/ソリマチアキラ

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