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 MADURO STYLEの家創り第16回イタリア紀行④とある2つの小さな街に上質な家のヒントあり

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MADURO STYLEの家創り第16回イタリア紀行④とある2つの小さな街に上質な家のヒントあり

2020.01.10

一番大切な家族と一番大切な時間を過ごすための完全注文住宅プロジェクト「MADURO STYLE」。そんな上質な家創りの素材やアイデア、インスピレーションを探しに訪れたイタリア紀行。前回までは家創りのための上質な素材のお話でしたが、今回はイタリアの街から受ける家創りのインスピレーションについて対談。イタリアの街の中でMADURO STYLEプロジェクトにとって大切なヒント、アイデア、インスピレーションは、ミラノやベネチア、ローマではなく、見本市の街ボローニャと湖のある小さな街シルミオーネだったんです。そんなボローニャとシルミオーネに家創りのヒントを見つけた!というお話です。

大久保 久保社長と星野さんとMADURO STYLEの家創りのためのイタリア紀行について、これまであれこれお話をしてきましたが、ミラノやベネチア、ローマよりもボローニャやシルミオーネと言う街を大変に推していますが、なぜこの2つの小さな街が、MADURO STYLEの家創りで重要なヒントやインスピレーションになると思うのでしょうか?
星野 ボローニャは、一見すると赤い石造りの家が立ち並ぶ田舎町なんですが、世界中のいろんな見本市が行われる、イタリアの産業の拠点なんです。革製品やアパレル、とりわけファストファッションの工場が多い街で、セラミック製品を製造しているメーカーのメッカでもあります。住だけでなく、ファッションを始め衣食住全般のライフスタイル全体を考えてこそ、MADURO STYLEの上質な家創りです。とりわけ、そういった意味でボローニャには、いろんなインスピレーションやヒントがあると思っています。

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大久保 たしかに! 食でも生ハムは有名ですし、ポールボキューズ一族がわざわざ訪れる美味しくて、調度品も素敵な一軒家レストランもありますよね!私もLEON時代に、ミラノコレクション最中に車を飛ばして、ボローニャのレストランまで行きました! 革工場や革ファッションの展示会にもボローニャまでよく行きました!
星野 この辺りはメゾンブランドのOEMを手掛けるニッターの集積地で、2年後のファッションの流行色を身近に感じることができます。彼らがどの色の糸を採用するかで世界のファッショントレンドが左右しますので、コレクションを発表するミラノよりも重要な街といえなくもありません。

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大久保 ミラノからボローニャまで日帰りで行ける距離ですよね!
星野 そうですね! 特急電車で1時間、車でも約2時間、東京静岡間の距離とほぼ同じです。ボロネーゼ発祥の地だけあって、肉料理が抜群に美味しいんですよ。ニョッコフリットという揚げパン、スパークリング赤ワインのランブルスコも有名です。また、ランボルギーニの創業地でもあり、工場だけでなく記念すべき第1号車が展示されている博物館も車好きなら必見です。ボローニャで2日間ガッツリ商談をしてから、シルミオーネという街へ向かいました。
大久保 シルミオーネには何を目的に行かれたんですか?
星野 それはですね、大きな声では言いにくいのですが、観光です(笑)。ヨーロッパの富裕層たちがベローナという街の野外劇場でオペラを鑑賞した後に訪れる街が、シルミオーネなんです。日本ではまだあまり知られてないですが、日本で言えば箱根みたいな感じです。人口1万人以下の小さな街ですが歴史ある温泉保養地で、上品なお金持ちの方が集まります。ガルダ湖という湖に囲まれているので、マスやウナギなどの淡水魚や、フレッシュなオリーブやレモンにポルチーニ茸が堪能できることでも知られています。そういった意味では静岡に似ているのかもしれません。

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大久保 シルミオーネの街並みから、なぜMADURO STYLEの家創りにインスパイアされるのでしょうか?
久保 古代ローマ時代に作られた世界最初の温泉保養地だけあって、水の使い方や庭の概念、お城の荘大なイメージを後押しするようなライティングに、納得住宅工房の家創りにおいて大きなヒントとなりました。納得住宅工房のウォーターガーデンやパティオ、間接照明はシルミオーネからインスパイアされているのかもしれません。またヨーロッパの富裕層が集まるので、その集まる理由の中にMADURO STYLEの上質な家創りのヒントがあるのです。

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大久保 MADURO STYLEの家創りはファッション的センスや内装や外観、キッチンがボローニャ、そして中庭や自然光のライティング、お風呂回りがシルミオーネにインスパイアされているのですね!
久保 シルミオーネはただ骨休めに行っているワケではないんです。納得住宅工房の家創りは、富士山をはじめ川、湖に代表される、静岡の土地や自然が持つパワーを最大限使わせていただいているのです。その点でシルミオーネは、自然の中に住宅を融合させることに気づかせてくれたのです。納得住宅工房の家創りが標榜すべき聖地と言っても過言ではありません。ボローニャやシルミオーネは、私達が見習うべき地域活性化の原点であると感じていました。イタリアはどの街も地方創生が根付いている感があります。
大久保 日本は東京一極集中で、地方創生、地域活性化が叫ばれていますが、たしかにイタリアはどの田舎町でもそれぞれに持ち味があって、住民は皆自分たちの土地に誇りを持っていますね! 久保社長がおっしゃるとおり、イタリアの地方の街にMADURO STYLEが目指すべき地域活性化のヒントがありますね! シルミオーネに訪れたのは単なる観光でなく(笑)、上質な家創りに欠かせない大切なリサーチだとよくわかりました!

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[納得住宅工房Co.,Ltd.]代表取締役CEO 久保 淳
1999年、納得住宅工房を設立。2019年現在、静岡県内にショールーム5店舗とモデルハウス2棟を展開。住宅、エクステリアに関する数々の賞を受賞。施主の感性や理想を引き出す設計提案、欧州のトレンドや伝統を取り入れた建材やオーガニック素材、ハイスペックな住宅性能をトータルコーディネートしたオーダーメイド住宅を年間150棟ほど手掛けている。アパレルショップ「ポルタロッサ」のオーナーでもある。https://www.maduro-style.com

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[納得スタイルホーム]代表取締役 星野貴久
イタリアの有名家具ブランド、アルフレックスの椅子張り職人をはじめ、建材メーカー、家具メーカー、アパレルブランドのエージェントとして16年間をイタリアで生活。100社以上のイタリアメーカーを日本上陸させた経験を持つ。工務店の業務を支援し、納得住宅工房の家創りを全国に広める納得スタイルホームに2014年入社。2019年に代表取締役社長に就任する。イタリア建材の伝道師にしてルパンフリークな二児のパパでもある。https://www.maduro-style.com

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[RRデジタルメディア]代表取締役 大久保清彦
『LEON』を企画創刊し、その後『OCEANS』、『ローリング・ストーン日本版』を企画創刊。『ヨガジャーナル日本版』のオンラインを立ち上げ、セブン&アイ出版の常務執行役員を経て、2018年に設立したRRデジタルメディアでは、自身が総編集長を務める『MADURO』の他、『ソトコト』、『THE RAKE』を傘下に収め、オンライン化を果たす。自身も一児のパパとして、仕事と子育ての両立に奮闘中。https://maduro-online.jp

瀧川修平/文

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