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 3密を避けた家族の快適車がSUV!そんなSUV主流の中でレクサスのNXがずっと人気持続の理由

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3密を避けた家族の快適車がSUV!そんなSUV主流の中でレクサスのNXがずっと人気持続の理由

2020.05.24

レクサスの中で最高に売れているのがNX。これから夏に3密を避けたお出かけに、SUVは欠かせない。そんなSUVの人気の中でも、一番光り輝いている注目がNX。でも、なんでそんなに人気が高いのでしょう? ということで開発者に突撃です!

昨今のクルマのトレンドが、SUVが主流な中で、さらに人気が世界的にブレイクしているのがレクサスのNX。2019年のグローバルの販売台数は1ヶ月でおよそ1万3500台、年間で16万台。興味深いのは、2014年の発売開始から5年経っていること。2017年にマイナーチェンジ後も、大好評で好調な販売が続いてるとのこと。そんな背景を踏まえ、NXチーフエンジニアの加藤武明さんに、人気の理由を伺いました。SUVの選択肢が増える昨今、世界中で売れていると聞けば、その理由は気になります!

「開発のコンセプトは、〝Premium Urban Sports Gear〟。高級感があって都会的でスポーティな相棒のような存在であって欲しいという意味です。とにかく、個性的にしたかったですね。RXとの違いは使いやすく、やんちゃっぽさがあるところ。2014年の発売当時は、UXがありませんでしたから。ポジションはセダンのISのSUV版で、ターゲットも同じ30〜40代に。メカニズム的トピックは〝ターボ〟ですね。レクサスだけでなくトヨタとしても久しぶりのターボでしたからチカラが入りました。レクサスというとハイブリッドのイメージが強いですが、NXはターボの性能と言葉の響きで、走らせて楽しいことを強調したかったです」

レクサス
チーフエンジニア 加藤武明さん:1963年、愛知県生まれ。1986年トヨタ自動車入社。ボデー設計部に 配属されインストルメントパネルの設計を担当。米国赴任や車両安 全技術の開発等を経て2005年からレクサス車の製品開発に携わり、現在はNX/RXのチーフエンジニアを担当。プライベートでは友人たちと耐久レースに参戦してクルマを楽しんでいる。

確かに忘れがちだが、NXは久しぶりにターボエンジンを搭載したクルマ。タービンから自社開発しています。実際、NX300のスカッとした走りはSUVの中でも光っています。

「NXはコワザが散りばめられているのも特徴。ヘッドライト下の〝L〟字を模したLEDデイライトユニットもそうですし、インテリアではステッチの多さとカラーバリエーションを豊富に取り揃えるなど工夫しています。それはラグジュアリーなモノを好むお客様は、自分だけの仕様にこだわる方が多いからです。NXをそんなクルマにしたかったんです」

レクサス
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れくさす
デザイン、インテリア、 どれをとってもコワザが光る
写真は今年リリースされたNX300特別仕様車 Bronze Edition。特徴はブロンズ装飾のアルミホ イール、ブロンズカラーをあしらったダッシュボードの専用オーナメントパネルやドアトリムやシート、センターコンソールのステッチです。ボディカラーは全6色。駆動方式はFWDと AWDが用意されます。

コワザという面では調べるとかなり多いのがわかります。ホイールアーチの仕上げに馬の毛でサッと拭くことで樹脂成形時に生じる微妙な凹凸を滑らかにしたり、センターコンソールに設定している手鏡に指紋が付きにくいよう保護フィルムを貼ったり、カップホルダーのフィット性を高めて片手でペットボトルの蓋を開けられるようにしているなど。

このような細部への拘りから、NXには根強いファンも多いようです。

「NXはスマートバリュープラン(残価設定ローン)を利用して購入されるお客様が多いです。下取り価格の堅調さも相まってNXからNXに乗り換える方も多く、グレードやボディカラーを変えたいといった理由でマイナーチェンジ前のモデルから、後のモデルに買い替えて頂いた例も少なくありません。また、マイナーチェンジ後は、ナビ画面が大きくなり安全装備が進化していてそのような点も買い換え理由のひとつになっています。もちろん、フロントマスクもそうで、ヘッドライトと〝L〟字型デイライトユニットでレクサスらしさが強調されています。LCやRCにおいてもここのデザインを共有しています」

高級感とターボに代表されるスポーティな走りができるNX。デビューから6年が過ぎても人気は高く、結果、下取り価格も良いというメリットばかり。ですが開発陣はそこに満足せず、より成熟したセンスを取り入れたいという考えが生まれたそうです。そこで登場したのが、特別仕様のBronze Edition。

「Bronze EditionはあえてNXのスポーティさよりも上質さを際立てて、これまでとは違った性格を表現しようとつくりました。これまでのお客様より少し上の層に気に入ってもらえたらと思います。ブロンズカラーをアルミホイールやオーナメントパネル、インテリアのステッチに採用、シックな世界を演出しています」

なるほどBronze   Editionはちょっぴり大人なNX。こちらも人気が出そう。NXの進化と挑戦はまだまだ止まりそうにありません。それが人気の秘訣ですね。

九島辰也/文

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