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 MADURO STYLEの家創り第54回「今、格好いい地域の広い平屋建て/浜松の家実例その②」

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MADURO STYLEの家創り第54回「今、格好いい地域の広い平屋建て/浜松の家実例その②」

2020.10.16

コロナ禍の昨今、地域の広い平屋建てが、これからどんどん増えていきます。住宅関連のネット検索でも、「平屋」のキーワードは常に上位にランクイン。MADURO STYLE総合プロデューサーで納得住宅工房の久保代表は、前から「地域の広い平屋建てが一番格好いい!」と提唱し、予見していました。それが、コロナ禍において、この平屋建ての格好良さが、加速度的に世の中に浸透しています。この連載でも、前回から引き続き静岡・浜松のHさん邸を実例に、平屋建ての格好良さについて、久保代表がひも解いていきます。

地域ならではの大きな土地を
最大限活かしたい!という発想で
生まれた“平屋建てラグジュアリー”

前回に引き続き静岡・浜松のHさん家族が住む平屋建てをクローズアップ。「久保社長に設計図を描いてもらうまでは、平屋を建てるという発想はなかったんです」とHさん家族のご主人。そんなお客さまの想像を超える提案力こそ、納得住宅工房のアドバンテージと言えます。久保代表本人にはどのようなビジョンが見えていたのでしょうか。最初の設計プランでは2階建てだった間取りを平屋建てに変更した理由や、パティオ(中庭)を中心に配置したコの字型の間取りの設計意図、多趣味でキレイ好きなご主人とそれを見守る奥さまとの生活様式と配慮などを、設計した納得住宅工房の久保代表にお話を伺いました。

「このHさん家族の平屋建てが建っている一帯は、浜松市の中で高級住宅地です。近隣もそれぞれ150坪くらいの土地に一軒家が建っています。それ故に、隣家との間隔もきちんと取られていますが、さらにプライベート空間が確保できるように、道路からの人目を避けるような設計を描きました。最初は弊社の担当コンシェルジュの山元が、道路側に大きな庭と駐車場を設けて、建物自体は30坪程度の土地の中に2階建ての設計プランを作りました。それはそれで納得住宅工房らしい設計ではあったのですが、せっかく150坪という広大な土地を保有しているのに、建物自体に30坪程度しか土地を使わないのは、やっぱりもったいない。だったら、いっそのこと贅沢に広々とした平屋建てにして、地域ならではの広い土地のアドバンテージを最大限に生かしませんか、と再度提案したんです」。

Hさん家族が平屋建てのプランに賛同した理由は、広い土地を有効活用できるというだけではありません。平屋建ての特徴を最大限に活かした、吹き抜けさながらに天井が高い開放的な空間をリビングに設計。そして、平屋建てならではの“空”をダイレクトに感じるパティオ(中庭)を設ける。以上、2つの久保代表の提案が、平屋建てに決める要因になりました。

「2階建てのパティオは、家の“中”に創った“外”の空間。つまりバルコニー的なんです。しかしHさん家族の平屋建てのパティオは、家の“外”に創った“中”の空間。つまり、プライベートパークなんです。2階建てのパティオは家の中に中庭があるイメージですが、平屋建てのパティオは、1階部分だけの高さで囲まれているので、公園のような開放感が味わえるんです。また、平屋建ては2階部分がないため、上からの窮屈感、圧迫感が一切ありません。平屋建てを建てられるくらい土地が広ければ、当然のことながら光を遮るものも少なくなります。そこで、家の中にしっかり光が入るように設計すれば、開放感は2階建ての比じゃありません」。

他にこだわった設計ポイントは、「玄関ドアとは別にもう1つの玄関ドアを設けて“隔離”して徹底的に防音を施した、ご主人の趣味部屋」「家の中にさらに玄関スペースのような玉石を敷いた廊下を設けて、“離れ”のような演出を凝らした和室」と久保代表。

「打ち合わせで私が一番にビビッと感じたのが、個性的なご主人の人柄でした。温厚な見た目と反して、“エレキギターでロックを弾きたい”とか、“本業の車作りの技をさらに追求した超本格的なラジコン作り”など、趣味の面で私と同じ“匂い”がしたんです。そこで、それらの願望を叶えつつも、家の中は極力私的趣味を排除して暮らしたいというご夫妻の希望を並び立たせるには、ご主人専用の防音の趣味部屋を別玄関にして、“家の外”に設けるのがベストだと考えました。となると奥さまの部屋もないとイーブンじゃない。そこで、そもそも奥さまがご希望されていた和室も、ご主人の趣味部屋と同じような趣きで、“離れ”のような雰囲気で創りました。おかげでギターの音やラジコンに使うガソリンといった“異物”が家の中に入り込まないので、家全体がスッキリ感で保たれているのでしょう。2階建てから平屋建てへと当初のプランから大きく変わりましたが、そもそも思い描かれていた暮らしがハイセンスだったうえ、ご夫婦2人の価値観がお互い相違がなかったので、手前味噌ですが、とても格好いい平屋建てができたと思います。この施工事例がロールモデルとなって、地域からお洒落な平屋建てをどんどん発信していきます」。

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コの字型の平屋建ての中心には、プライベートパークのような52㎡のパティオが。玄関、リビングダイニング、和室、寝室から望めます。オープンカフェのようなスペースも併設。家のどこにいても光とグリーンが望める広々とした贅沢な設計。地域の平屋建てだから叶う、夢のような、リゾートヴィラな空間です。
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白を基調に無垢のフローリングや軒天のウッド使い、そしてキッチンはステンレスシルバー製。色味や素材感を計算尽くでバランスを徹底的に考えたからこそ、すっきりシンプルにまとまったリビングダイニングキッチン。この広大な開放感も吹き抜け並みの天井の高さも平屋建てならでは。センスの良いミニマリズムが徹底した…まさにラグジュアリーリゾートハウス。
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空間全体が引き締まって見える理由は、こんな「黒色」の使い方に…。細部に最小限に黒を効かせています。例えば、ガラス張りの黒いドア枠も、この細さでなければトゥーマッチだったかも知れません。シンプルながらも美しく見えるのは、徹底的に細部にまで計算尽くしたミニマリズムが行き届いているから。
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「離れ感」を演出するため、玉石と大谷石を敷き詰めた和室に辿り着くまでの廊下。この「もう一つの玄関」の入り口には薩摩中霧島壁に囲まれたトイレが配置されているため、モダンな旅館の一室を訪れたような、ジャパニーズモダンリゾート感覚が味わえます。
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一見すると、玄関が2つ?…実は、左側が玄関、正面は防音設備が整ったご主人の書斎兼ホビールームの扉。その部屋の中には、ジミ・ヘンドリックスモデルをはじめとする希少なギターやベースが! そして自動車メーカーで活躍するエンジニアだからこそな…超本格的(!!)なガソリンエンジン式ラジコンがズラリと並びます。「ご主人だけの空間だからこそ、この趣味部屋の“中心的存在”になる、ライブハウスでも使えるほど大きなマーシャルの英国製ヴィンテージアンプにインスパイアされて、壁の一面をブリティッシュグリーンに配色しました」と久保 代表の弁。
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納得住宅工房代表取締役CEO
MADURO STYLE総合プロデューサー
久保 淳

1999年、納得住宅工房を設立。静岡県内にショールーム5店舗とモデルハウス3棟を展開。住宅、エクステリアに関する数々の賞を受賞。施主の感性や理想を引き出す設計提案、欧州のトレンドや伝統を取り入れた建材やオーガニック素材、ハイスペックな住宅性能をトータルコーディネートしたオーダーメイド住宅を年間150棟ほど手掛けている。アパレルショップ「ポルタロッサ」のオーナーでもある。https://www.maduro-style.com 

地域に家を建てたい方、興味がある方は
MADURO STYLEの公式HPへ
https://www.maduro-style.com

公式HPではMADURO STYLEのコンセプトや仕様の解説に加えて、納得住宅工房の建てた家を巡り、その魅力やオーナー様の感想をまとめた連載「週刊MADURO STYLE」も展開中です。またお問い合わせた方には嬉しい特典も!?

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