一番愛する人と上質な時間を過ごすためのマガジン
 [九島辰也のDRIVEN MADURO]王道Cクラスの進化はやっぱ地味にスゴイ!

CAR

[九島辰也のDRIVEN MADURO]王道Cクラスの進化はやっぱ地味にスゴイ!

2018.11.13

もはやコンパクトカーからSUVまでものすごい勢いでラインナップを拡大しているメルセデス。なかでも王道のセダンはやはりスゴイ。なんて思わせるCクラスのマイナーチェンジ。大胆なパワーソースの進化に圧倒です!

Mercedes-Benz C-Class

6500ヵ所の改良ポイントは
もはやマイナーチェンジの域を超える

メルセデスベンツCクラス
今回のマイナーチェンジでは、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4つのボディタイプが一気に手をつけられた。カブリオレを含め、ボディ剛性の高さはさすがで、どのモデルも高速走行からワインディングまで気持ちよく駆け抜ける。プレゼンテーションで語られた「6500ヵ所の改良点」はホンキの印だろう。


今回はマイナーチェンジのため、見た目はほとんど変わりません。グリルとバンパー、ライトユニットの中身がリデザインされたくらいに止まります。

ただ、新しいパワーソースが加わったのはニュース。C200の1.5リッター直4ターボ+モーターがソレで、C180の1.6リッター直4ターボより排気量が小さいんです。新型のCクラスのキモは、「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」と「48Vボルト電気システム」などの新技術を搭載したこと。これには発進時のエンジン負荷を減らすことと、シフトチェンジ時にモーターがアシストするふたつのメリットがあります。つまりエンジンの苦手な低回転域のトルクを分厚くし、高回転域に振ることができるんです。

実際走らせると、発進時にグイッとクルマを押し出すモーターを感じました。しかも、トルクの出方は自然。なので3500回転からの気持ちのいいエンジンの吹け上がりをそのまま体感できます。また次に乗ったC220dの2リッター直4ディーゼルターボも、それを上回る気持ちよさでした。すでにEクラスで高い評価を得ているユニットですが、Cクラスとのマッチングも半端ないです。

AMG C43の3リッターV6ツインターボはよくて当たり前ですよね。AMGがチューンしたサウンドはまんまレーシングカーのような野太いエキゾーストノートを響かせます。

新型はパワーソースの違いが明瞭ですが、それと同時に足のさばきも際立ちました。Cクラスって意外なほどのハンドリングマシンなんですよね。
 

これはこれで英知の結晶といえる
高効率システムを搭載

メルセデスベンツCクラス
C 200のBSGはS 450で話題となったISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)とは別物。Sクラスのように、お金がかけられない。そこでC 200には新たな知恵で造られた高効率システムを搭載している。低回転域ではモーター、高回転域ではターボがエンジンをサポートする。


地味にスゴイのは
インテリアでもわかる

メルセデスベンツCクラス インテリア
メルセデスベンツCクラス インテリア
ダッシュボードで進化したのはセンターのモニター。

サイズが大きくなり解像度も上がった。センターコンソールの大きさは相変わらず太く、FRスポーツらしさを誇張している。Cクラスが走れるモデルであることをアピールするひとつのポイントだ。


カブリオレの存在に
メルセデスの余裕を感じる

メルセデス カブリオレ
今回久しぶりに乗ったのはカブリオレ。

グラマラスなボディラインがCクラス以上の存在感を醸し出す。開けているときは当然だが、トップを閉めてもスタイリッシュさは失われない。

セダン以外にクーペやカブリオレをラインナップするところにメルセデスの余裕を感じる。

 

九島辰也/文

RELATED

記事の一覧へ