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 価格上昇桁違い!オークション1億円越え続出!市場でロレックスデイトナ見つけたら即買い/第5回

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価格上昇桁違い!オークション1億円越え続出!市場でロレックスデイトナ見つけたら即買い/第5回

2020.10.24

今までの物を再活用する。単純に捨てるのではなく、リユースしていく。ファッションも然りで、ブランド品をもっとリユースしていこう!と。そんなサステナブルな循環社会を作るために、ファッションでできることを考え、ハイブランド専門のオンラインリセールを展開するRECLO社長の青木さんと、MADURO総編集長の大久保による連載が「MADURO SUSTAINA CLOSET powered by RECLO」。連載第5回のテーマは、「近年、スポーツロレックスは、オークションで億超えも!」。

絵画オークション以上に、価格上昇率が著しい時計オークションの世界。その高騰価格の主役は、スポーツロレックスとのこと。ここ10年でクリスティーズなどのオークションで、1億円以上が数十本出ています。特にデイトナの価格上昇が桁違い。古い物が市場価値を上げて、評価やニーズ、需要を長く高めていく…まさにこの連載、マデュロ・サステナ・クローゼットが目指す究極。市場でデイトナを見つけたら即買い!今お手持ちのデイトナがあれば、高い価値がつく可能性大!…今回はそんなお話です。

大久保 私が時計Beginを創刊した当時の25年前は、ロレックスやオメガ中心で、スポーツロレックスでも30万円〜50万円くらいの時計が主流でした。LEONを創刊した20年前になると、100万円前後の時計が市場の中心になりました。パネライのエントリーモデルなら10万円台、パテック フィリップのアクアノートやノーチラスのSSでも100万円以内で買えた時代です。しかしここ5〜6年で時計の価格は上昇し、アクアノートやノーチラスのSSはもちろん、デイトナやサブマリーナなどスポーツロレックスの市場価格は200万円以上になりました。今や500万〜600万円くらいの金無垢時計や、1000万円前後の複雑機械式、さらに3000万円以上のトゥールビヨンなどが、時計市場を斡旋し、平均価格帯がどんどん上がりました。それだけ、時計の価値が上がっているからこそ、サステナブルな時計を選びたい…と。

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青木 確かに、最近とみに時計の平均価格帯はどんどん上がっていますよね! ヴィンテージ時計の市場価格も上がっています。ヴィンテージのロレックスがオークションで1億円超えたのも、ここ10年なんですよ。2011年までは億超えのロレックスはオークションで存在しなかったんです。そこから一気に高騰して、2016年くらいまでは年間2〜3本、ここ3年くらいでは年間5〜8本くらいの億越えのロレックスがクリスティーズやフィリップスなどのメジャーオークションに出てくるようになり、2020年現在までに30本以上の億超えロレックスが存在しています。そうした億超えのヴィンテージロレックスは、オークション市場のトレンドになっていて、みんなその新しい金脈を掘り当てようと、ヴィンテージロレックスを探し回っています。最近は、オークション側でも、ヴィンテージロレックスを積極的に打ち出している感もあります。

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大久保 新興の時計ブランドの新作に大金を払うのって、なんとなくブランドのマーケティング戦略に踊らされている感じがします。しかも、現在の新作のトレンド感って、サステナブルな感じがしません(笑)。その点、ロレックスって永久不滅の定番で、これからもヴィンテージになるほどに価値が上がっていく、サステナブルな物ですよね!

青木 1億円を超えているロレックスって、金無垢とか宝石が付いているジュエリー的な財産価値ではないんです。ステンレススチールのスポーツウォッチが多いんです。中でもデイトナが一番多い。オークションに出てくるヴィンテージロレックスの王道が、デイトナです。もともとは「ポール・ニューマン」モデルが火付け役となって、それから「ジャック・ニクラウス」が持っていたモデルがドカンと出てきています。

大久保 「ジャック・ニクラウス」とか「マーロン・ブランド」モデルっていうのは、一見するといわゆる普通のデイトナにしか見えませんが…。ポール・ニューマン所有デイトナだと、オークションで20億円を超えている…。4億、5億円クラスも何本かあるんですね!

青木 実はその辺りにカラクリがあるんです。例えば限定で20個しかないモデルだったり、さらに著名人所有の別注モデルだったりすると、唯一無二の2つとない貴重なモデルということで、相乗効果で一気に高騰していくんですね。

大久保 別注だったり、限定ムーブメントだったり…元から希少価値のあったデイトナということなんですね。

青木 最初に1億円を超えたRef.4113のステンレススチールのデイトナは、1942年に12本しか作られなかったモデルなんです。そのうち市場に出回ったのは、たった9本と言われていて、それが時間経過とともにどんどん壊れていって、「残った美品のRef.4113のデイトナはこれだけです!」みたいに希少性が高まっていったんですね。

大久保 2011〜2013年のわずか2年間でRef.4113のデイトナは、2000万円も高騰しているんですね。

青木 実は2011年からの2年間で、オークションに3回Ref.4113のデイトナは登場しています。初回オークションで手に入れた人が、また再度オークションに出す…そして、次に狙ってた人たちがどんどん競り上げていって、価格が上がっていく…。もはや絵画オークションと一緒です。

大久保 なるほど、わかりやすいですね。あとデイトナのRef.6263も特別なモデルなようで、何度かオークションに登場していますね。数年で1億1000万円から1億2300万円に値上がっていますね!

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青木 億超えしているロレックスでデイトナが一番多いのは、理由があるんです。デイトナって、別注や特別仕様、限定物など、一点物的なモデルが多いんです。文字板の色が違っていたりとか。いわばイレギュラーなモデルが多いんですね。 とはいえ、そもそもの生産本数が多いので、現在の市況は落ち着いてきています。

大久保 あと、金無垢やダイヤモンドが多く付いているようなジュエリー物のヴィンテージロレックスの価値はいかがですか?

青木 オークションで億を超えるヴィンテージロレックスで、金無垢やダイヤがいっぱいついているようなジュエリータイプは少ないです。金無垢とかダイヤとかマテリアルがゴージャスだから価格が高い、といったジュエリー的な価値では上がりません。

大久保 そもそもダイヤモンドや金とかジュエリーは、ある程度市場価格が決まっていますよね!

青木 だから、1つずつヴィンテージロレックスを見ても、次にどんなモデルが億を超えてくるか、わからないですね。数が少ないとか…貴重な限定モデル…しかも他の同モデルよりも明らかに状態がいいとか…とにかく希少である…有名人が所有していたとか別注とか…いろんな条件の組み合わせですが、結局はパッと一見すると何の変哲もないロレックスですが、専門家が裏蓋を開けてみたら…実はいろいろ凄かったみたいな…。

大久保 まさに、実は私、脱いだら凄いんです!みたいな(笑)。普通のデイトナも200万円ちょいですが、デイトナは昔からの定番で価値が古くならないから、見つけたら即買いですね! いつかヴィンテージとして価値がグングン上がっていく…そんなサステナブルな夢もありますね!

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RECLO
代表取締役社長 Founder/CEO
青木康時さん

事業会社4社のスタートアップ創業に携わる経験を経たシリアルアントレプレナー。2012年11月に現法人を設立し代表取締役社長に就任。日本最大のラグジュアリーブランドの委託販売&買取サービス「RECLO(リクロ)」の運営をしている。大手企業との提携や、海外180カ国での同時併売システムにより、正規品保証のグローバルリセールプラットフォームを展開。二児のパパとしても活躍しており、読者パパ代表としてMADUROにも度々出演している。

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今、地球の未来のためにサステナブルな循環システムが求められています。ファッションアイテムも同様、いつも新しい物を買うだけでなく、古い物も再活用し、リサイクルやリユースしていく風潮が高まっています。そこでMADUROとRECLOが組んだ「マデュロ・サステナ・クローゼット」。詳しく知りたい方はHPへ!

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