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 【ビジネスパパのお手本】ジャクエツ常務・平野力が日本文化を大事にする理由

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【ビジネスパパのお手本】ジャクエツ常務・平野力が日本文化を大事にする理由

2018.06.18

ワーク・ライフ・バランスを叫ばれる日本社会のなかで、仕事に結果を残しながら、パパとしても充実する男たちの横顔に迫ります。 今回お話を伺ったのは、子供の未来を考える保育・遊具系企業、ジャクエツの常務取締役にして、「いき・いなせの会」を率いる平野力氏。日本文化を子供に伝える意味とは?

大人こそ日本文化を知ることが大事 

平野全身
ひらの・つとむ●1956年、東京生まれ。大学卒業後、株式会社ジャクエツに入社。現在、常務取締役。「茶道を通じて日本文化を継承」できることを願い、全国の幼稚園に茶室を設置するプロジェクト・オーガナイザーとして日本全国を奔走中。

――お仕事は充実してそうですね。

「子どもの環境をつくるということは、これからの日本を創るということにつながりますし、これ以上ない社会貢献ができますから。これからの日本をどう創っていくかが、大人の使命ではないかと思っていますよ」

――現代の子どもたちは何か特別なことが必要ですか?

「いや、子どもは昔とまったくかわっていません。親の世代、教える側の備えが疎かになっているのではないかと思います。おせちやお月見など、ちゃんと意味を伝えられているか。日本の文化を大人世代が学ばないといけないと思うんです。今後、子どもたちに茶道を教えていこうと考えています。正座の座り方や、障子や扉の開け方、襖の意味などお茶には、日本のよさが凝縮されています。卒園時に、ご両親に感謝を込めてお茶を点てるとか素敵じゃないですか」

――それは勉強になりそうですね。では、手本となる大人の在り方とは? 

「スマートさ、でしょうか。いつでもどんな状況でも、洗練された立ち振る舞いが大事。準備の段階から、本番とまったく同じように実践して備えておけば、トラブルがあったとしてもサラリと対応できる。プロとはそうあるべきで、スマートな大人としての振る舞いができますよね」

 

日本のよき文化を自身の姿で実践する会を主催

寒かっと

2008 年「いき・いなせの会」創設。毎年、社内を核としたきもの、ゆかた着用の屋形船でのパーティーなどを主催し、交流とともにご自身の嗜みとしても日本文化の楽しみ方を伝播している。

「自分が愉しむことからはじめるのでもいいのかと思います。それが、“和の心”を知るきっかけになれば」。

 

 

 

中村圭介/撮影 舘野頼正/文

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