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【水冷ベスト試着】バイク乗り究極の暑さ対策「体の水冷化」!真夏のアスファルトから守れるか?

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【水冷ベスト試着】バイク乗り究極の暑さ対策「体の水冷化」!真夏のアスファルトから守れるか?

  • 2022.04.13

道路上には日影が少ないので、ライダーはしっかり暑さ対策しておかないと熱中症のリスクがあります。そこで今シーズンに備えておきたい、暑さ対策の究極系ともいえる水冷ベストを試してみました。

今から備えたい、バイクの究極暑さ対策「体の水冷化」ベスト

筆者は今まで2回熱中症になってしまったことがあります。どちらもバイクに乗車中の出来事でした。クルマと違い信号待ちで簡単に水分補給することが難しく、道路上には日影がほとんど存在しません。

そのため、真夏にバイクに乗る場合には十分な対策が必要になります。
バイクには空冷と水冷があり、水冷の場合には冷却水がエンジンやエンジンオイルを冷やします。ライダー自身の暑さ対策といえば、メッシュジャケットや空調服を用いて体に風を当てる方法が一般的。

ですが、水の力を使って体や血液を冷やす新製品が登場しました! それが水冷ベストです。

水冷ベストの仕組み

衣服内に水が通るホールが配置されている。
水冷ベストの構成パーツは、

水冷ベスト本体
ウォータータンク
タンク収納ケース
ポンプ
モバイルバッテリー


といったところ。

ベスト本体に水の通り道があり、タンク内の水をポンプとモバイルバッテリーで循環させる方式です。

循環水の温度で冷却能力が変わり、使い続けると体温で徐々に温まり冷却能力が落ちますがタンクに氷を入れたり、水を入れ替えることで冷却能力を高めることができます。

実際に水冷アメカジバイカーベストを着用してみた

上品なベストにしか見えない。
以前クラウドファンディングでプロテクター付きTシャツの支援を募集していたメーカーが、新たにカジュアルな水冷ベスト「水冷アメカジバイカーベスト」をリリース。

使った意見が欲しいということなので、製品をお借りすることができました。近年徐々に増えている水冷ベストを試すことができるので、筆者にとってもありがたい話です。

首元の冷却効果が一番高い

首元はチューブが直接あたる。
テスト当日は気温22度程度でした。

水道水をタンクに直接注いでワクワクしながら水冷アメカジバイカーベストの電源オンしましたが、水温が高かったので体が冷える感じはしませんでした。ただ首元に関しては水が循環するチューブが露出しており、直接当たるのでヒンヤリ。

首には太い血管があり冷やすことで効率よくクールダウンすることができます。

氷を大量にボトルに追加

家庭用の製氷機の氷でOK。
温い水道水では体のクールダウンを体感できなかったので、家庭用の製氷機で作れる氷を追加してみました。
ベスト内の水の通り道。
しばらくするとベスト内に氷で冷やされた水が循環して急激にヒンヤリ。
フリーサイズですが、ベルトで調整可能。
体にしっかりと水冷アメカジバイカーベストが密着していないと効果がないと感じたので、サイズ調整用ベルトを体のラインに合わせて調整。

準備万端でバイクに乗って走り出してみました。

気温24度で水冷アメカジバイカーベストを着用して走行してみた

アウターにはアウトドアメーカーのソフトシェルジャケットを着用。
外に出て、走り出してすぐに自分の失態に気が付きました。想像していた以上に気温が高かったのです。

本来ならば風通しの良いメッシュジャケットで良さそうなところを、防風性に優れたソフトシェルジャケットを着用してしまいました。

ですが水冷アメカジバイカーベストが氷水でキンキンに冷えた水を、しっかりと循環させているため想像以上に体をクールダウンします。

特にやっぱり首元はしっかりと冷えるので、血液が冷えるからか頭がすっきりするような感じがしました。

ライダーの熱中症対策グッズとしては最強のアイテムの一つと言えるでしょう。

普及するかどうかは価格が課題!?

水冷ベストは国内メーカー製品だと3万円程度から高額な製品だと10万円以上まで存在します。
正直な感想としては、まだまだ高額という印象です。

今後競合が増え、生産数が増えていけば価格が下がり夏場の快適グッズとして急激に普及するかもしれません。

ちなみに今回お借りした水冷アメカジバイカーベストに関しては、他メーカーの製品と異なりカジュアルでレッグバックにタンクを収納するのが特徴です。

同社はプロテクターが装着できるTシャツも販売しているので、合わせて使うことで夏場の安全性と快適性を両立することができそうです。
商品名/水冷アメカジベスト
価格/13万9000円、特別l価格 6万9500円
セット内容/水冷ベスト、腰袋機構一式、バッテリー
サイズ/フリー(ベルト調整可能)
カラー/ブラック柄、ブルー柄

●Experience Creative
相京雅行
フリーのモータージャーナリスト。ワークマン公式アンバサダー、youtubeアイキョウバイクチャンネルの運営など、幅広く活動中。
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