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新型スーパーカブの進化が凄かった!同じに見えて全然違う!?

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新型スーパーカブの進化が凄かった!同じに見えて全然違う!?

  • 2022.06.27

日本が誇るビジネスバイク、ホンダ「スーパーカブ」。その最新モデルに試乗してみたら昔のモデルと全然違いました 。進化したポイントをお話ししましょう。

同じに見えるけど中身は全然違う

スーパーカブというと郵便や新聞の配達で使われているバイクというイメージが強いと思います。

今ではUber Eatsや出前館、ウォルトなど多彩なフードデリバリーサービスが展開されていますが、今年42歳の筆者が子供の頃は、出前機を搭載したスーパーカブが、蕎麦を出前してくれる印象が強く残っています。

スーパーカブは本来必要なクラッチ操作が不要で、出前の際に片手で運転できるようになっていたり、サイドスタンドを立てると大半のバイクはエンジンストップしますが、新聞配達などで短距離をストップ&ゴーする用途を意識してかストップしない仕様になっています。

仕事で使われるスーパーカブは、形は同じに見えてもその中身が大きく進化を遂げているのです。

2022年にフルモデルチェンジ

2022年式 ホンダ スーパーカブ110。

全長×全幅×全高/1860×705×1040mm
車両重量/101kg
エンジン/JA59E・空冷 4ストローク OHC単気筒
総排気量/109cc
最高出力/5.9kw(8.0PS)/7500rpm
最大トルク/8.8N・m(0.90kgf・m)/5500rpm
乗車定員/2人

●本田技術研究所
排気ガスの規制が徐々に厳しくなってきており、直近では令和二年排気ガス規制対応のために沢山のバイクがモデルチェンジ、もしくはカタログ落ちしました。

スーパーカブ110も2022年4月にモデルチェンジを実施。令和二年排気ガス規制に対応し、排気ガスの濃度や装備が義務付けられたOBD-2(自己診断装置)を搭載しました。

他にも今までのカブでは考えられないような装備が与えられています。

ビジネスから街乗りバイクへ

2022年式から採用されたディスクブレーキとキャストホイール。
ビジネスで使うバイクに豪華絢爛な装備は必要ありません。むしろ頑丈で安価であることが必要です。そのため今までのスーパーカブには自転車のようなスポークホイールと、チューブタイヤが装備されていました。

ですが2022年式の車体には高級なアルミキャストホイール、チューブを必要としないチューブレスタイヤが採用されています。

表示される情報が最低限だったアナログメーターも、アナログとデジタルの複合計になり何速にギアが入っているのかを表示したり、平均燃費も表示されるようになりました。

こういった装備が採用されたワケは、スーパーカブをビジネスではなく、レジャーで使うユーザーが増加している背景があります。

エンジン音や排気ガス、目に見えないポイントも進化

スーパーカブに搭載される空冷4ストロークOHC単気筒エンジン
古いスーパーカブに乗ったことがあるユーザーからすれば、豪華な装備よりエンジンの進化を感じるかもしれません。

早朝の新聞配達の音を想像してみてください。あの音は今も大きくは変わっていないのですが、古いスーパーカブで感じられたエンジンの雑音は、大幅に低減、そして排気ガスはクリーンに。

またギアチェンジした際の感触も良くなっています。昔ながらのスーパーカブの「ガチャ」っとした音は残しつつも、フィーリングが大幅に進化しているのです。

街乗りや週末のアドベンチャーには110ccがおすすめ

沢山荷物が積載できるスーパーカブのリアキャリア。
スーパーカブには普通自動車免許、または原動機付自転車免許で運転できる50ccと、、普通自動二輪車免許(小型二輪に限る以上)の区分で運転できる110ccモデルが存在します。街乗りや週末のプチツーリングに使うなら、断然110ccがおすすめ。

50ccは30km/h制限や二段階右折など煩わしい規制があり、他のクルマの流れにあわせて走っているだけでも違反を切られる可能性があります。

自動車の免許を持っていれば110cc(原付二種)は最短二日で取得が可能で、教習所での費用は7~8万円程度です。50ccのような煩わしい規制がなく、2人乗りが可能な原付二種は今一番人気のジャンルです。

荷物が沢山積載できるリアキャリアにコンパクトに収納可能なアウトドア用のテーブルと椅子、それにコーヒーを淹れるセットを持って出かければ、週末が小さなアドベンチャーになります。

街乗りバイクとしての魅力がマシマシになったスーパーカブを一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
相京雅行
フリーのモータージャーナリスト。ワークマン公式アンバサダー、youtubeアイキョウバイクチャンネルの運営など、幅広く活動中。
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