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【必聴ミュージック】累計100万再生突破バンド「Kroi」(クロイ)とは?

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【必聴ミュージック】累計100万再生突破バンド「Kroi」(クロイ)とは?

  • 2022.11.18

2021年4月メジャーデビューからわずか1年半で、ローカルグリーンフェスティバルのメインステージのオープニングアクトを務めたKroi(クロイ)。その音楽性を簡単に解説します。

Kroi(クロイ)の音は「わちゃわちゃしてる」感が最大の魅力

@ローカルグリーンフェスティバル(2022.9.3)
引用元:公式Twitter。
「わちゃわちゃしてる」。Kroi(クロイ)の音楽を一言で表すと、そんな表現になると思います。

Kroiは2021年4月にメジャーデビュー。まだニューカマーと言える存在ですが、ファーストアルバム『LENS』のリードトラック「Balmy Life」が、全国47局のラジオステーションでパワープレイ/ヘビーローテーションを獲得。サブスクリプションサービス(Apple Music、LINE MUSIC、Amazon Music Prime、Amazon Music Unlimited、Spotify)で、累計100万再生を突破。瞬く間にミュージックシーンの最前線に躍り出ました。

Kroi - Balmy Life [Official Video]

2022年に入ってからも、単独とフェス出演の精力的なライブ活動や、音の多様性を極めたようなセカンドアルバム『telegraph』を発表し。音楽業界のみならず、ファッションやゲームエンターテインメント業界などからも大注目の、ネクストブレイク必至なバンドです。

そんなKroiの「わちゃわちゃしてる」音楽性を紐解いてみたいと思います。

「Balmy Life」は皮肉と理想の背反構造

@ローカルグリーンフェスティバル(2022.9.3)
引用元:公式Twitter。
そもそもKroiというバンド名は、メンバー全員が「Kroi=黒い音楽が好き」という嗜好から由来していますが、その音作りはファンク、ブルース、ソウル、ヒップホップに至るまで、ブラックミュージックへの素直な愛情が感じられます。しかもバンドとしての演奏力も骨太かつしなやかな本格派を感じさせれます。

そんな彼らが最初に注目されたのが「Balmy Life」の配信でした。

「童心回帰」とか「鬼さん」といった独自のワードセンスを活かした歌詞で、ファンク調のミュージックに抑揚の少ない日本語ラップからの出だしは、いままで聴いたことがない展開を予感させて耳を奪われたリスナーも多いのでは?

Balmyは英語で「穏やかな、さわやかな」という意味の他にスラングで「まともじゃない」という意味を持つ隠語でもあります。まさに「Balmy Life」は理想と皮肉の背反構造。

「失恋という不幸」も「次の素敵な恋の幸福」への必須条件と教祖様が信者に諭すような、でも教祖様を信じることが果たして幸福なのか?まさにMVから想像が広がる不思議な感覚を覚え、ヘビロテで聴き入ってしまう媚薬的な効能を発揮します。

遊び心と知性とテクニックが混在

様々な声色を駆使するボーカル内田怜央(ウチダレオ)
@ローカルグリーンフェスティバル(2022.9.3)
引用元:公式Twitter。
しかしながら、フロントマンであるボーカル内田怜央が放つ歌声は、奇抜でポップなファッションとは逆に、正統派のブラックミュージックへの敬意を感じられ、音楽と真摯に向き合っている印象。

言い換えれば、Kroiの音楽は、「遊び心のかたまり」とか「おちゃらけてる」という破天荒な感性と、大衆音楽が長年積み重ねてきたナレッジはもちろん、イマドキの技術革新や時代を牽引するセンスを兼ね備えていると思います。

それは物語の主人公としてとてもストレートな感情の吐露だったり、片やニューアルバムにインクルードされた「熱海」のように実に叙事的なアプローチだったり、おもちゃ箱をひっくり返したような、カラフルかつわい雑なバンドの幅広さや奥深さを感じさせます。

Kroi - 熱海 [Official Video] #Kroiの熱海

そんなところが「わちゃわちゃしてる」感につながり、定型ではない想定外の進化があっても不思議ではない納得度を高めます。目標は「月面ライブ」とか、そんなシャレというか、おふざけ感も、「わちゃわちゃしてる」感ならでは。

来るべき2023年は、本人たちが切望してはいない(?)ヒットソングに恵まれ、より多くのリスナーにこの「わちゃわちゃしてる」感を「telegraph=モールス信号」として発信し、日本のブラック(Kroi)ミュージックに新たな楽しい展開がなされることを期待してやみません。

では、みなさんもそろそろKroiと一緒にわちゃわちゃしませんか?
各業界から大絶賛の2ndアルバム「telegraph」はアナログ盤も発売。
引用元:公式Twitter。
<ライブ情報>
■Kroi Live Tour 2022 "BROADCAST"
最終追加公演
2023年1月8日(日) 開場17:00 / 開演18:00
東京・ LINE CUBE SHIBUYA

■フェスなど
MERRY ROCK PARADE 2022ポートメッセなごや
2022年12月17日(土)
愛知・ポートメッセなごや

COUNTDOWN JAPAN 22/23幕張メッセ
2022年12月28日(水)
千葉・幕張メッセ国際展示場1~8ホール・イベントホール

RADIO GIGA仙台PIT
2022年12月29日(木)
宮城・仙台PIT
鶴田茂高(ツルタシゲタカ)
気持ちいいと感じた音を多くの人に伝えたいと願う音楽愛好家。グルメ、酒、ファッション等もお伝えします。
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