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貴重なビンテージカーが軽井沢に集合!「コンクール・オブ・エレガンス」アワード受賞カー5台 Part1

貴重なビンテージカーが軽井沢に集合!「コンクール・オブ・エレガンス」アワード受賞カー5台 Part1

10月の3連休、軽井沢・プリンスショッピングプラザを舞台にしたカーライフイベント「軽井沢モーターギャザリング」。その最終日には、1999年までに製造された一般参加車両が展示され「Concours of Elegance(コンクール・オブ・エレガンス)」を開催。各アワードを受賞した5台を見てみましょう。

雨の中、見事アワードを獲得した5台

第1回コンクール・オブ・エレガンスは、雨にもかかわらず10台が参加。その中でも各審査基準で選ばれた5台にアワードが贈られました。いずれも貴重なクルマというだけでなく、オーナーが大切にメンテナンスしていることが伝わるビンテージカーで、雨の日に軽井沢まで走ってくること自体が凄いの一言。選ばれた5台を見てみましょう。

ザガート Gavia(1993年)

軽井沢モーターギャザリング実行委員会賞

世界に16台しか存在しないと言われるほどレアなザガート「Gavia」のオーナーは、東京から参加した鈴木 亮さん。イタリアの航空機製造のDNAを持つカロッツェリア、ザガートが手がけた独特な形状に、日産のエンジン、ホンダのミラーなど、日本車のディテールを持っているのが興味深いところ。審査員の星野雅弘さんは「本当に珍しいこのクルマが、日本にもあることを伝えていって欲しい」と伝え、鈴木さんは「コンクールにはいつか出たいと思っていたので、雨だったけど参加しました。ショッピングもできたし、来てよかった」とコメントしました。

ヴィカレージ - ジャガー MK2 2-DOOR DROP HEAD(1963年)

吉田由美賞

2トーンカラーの外装が特徴的なジャガー「MK2 2-DOOR DROP HEAD」のオーナーは、東京から参加した有馬 力さん。以前はロンドンタクシーに乗っていたという英国ビンテージカー好き。この形と内装に惹かれて購入し、乗り始めて12年になるそうです。エンジンは、ジャガーの代表的な3.8L 直6エンジン。審査員の吉田由美さん(自動車評論家)は「女性が乗った時に最もエレガントに見える」と選考理由をコメントしました。

BMW アルピナ(1984年)

FORZA STYLE賞

BMW「アルピナ」のオーナーは、群馬県から参加した井野 一さん。世界で73台製造したうち、日本に入ってきたのが20台。そのうちの1台だというから、とても貴重。普段乗りができるよう、ひと通りレストアしてあるので、「普通に走る、曲がる、止まる(笑)」と井野さん。5年ほど乗っているそうですが、大切に乗っていることが伝わってくる、とても綺麗な一台でした。

BMW 2002 turbo(1974年)

軽井沢・プリンスショッピングプラザ賞

通称「マルニ」で知られるシリーズ頂点ともいえる、BMW「2002 turbo」(マルニターボ)。オーナーは東京から参加した清水俊夫さん。当時の外装を綺麗に保っているのはもちろん、細部にわたりフルノーマルであることに驚き。インジェクションやターボなど、手に入りにくいパーツが多いながら、素晴らしいコンディションで乗られています。このような「イベントには滅多に出ない」と清水さん。雨の中、貴重なクルマを見せていただきありがとうございます。

デロリアン DMC-12(1981年)

People's Choice賞

この日の来場者が投票で選ぶ「People's Choice賞」を受賞したのが、このデロリアン「DMC-12」。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で一躍有名になったこのクルマのオーナーは、千葉県から参加した戸森彰信さん。ボロボロの不動車をオークションで手に入れ、ほぼフルノーマルの状態にまで仕上げたそう。ドアを真上に跳ね上げるガルウイングに、子供たちは大喜び。「あっ、デロリアンだ!」「デロリアンが見られてよかった」などの声があちこちで聞かれ、来場者に最も注目された一台でした。
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