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毎日の筆記具に「鉛筆」を選んでみた!環境に配慮した一本を発見

毎日の筆記具に「鉛筆」を選んでみた!環境に配慮した一本を発見

毎日使う筆記具、アウトドアが好きな人に似合う鉛筆を発見しました。 

デジタルなやり取りが99%だから、自分のメモは鉛筆にしよう

筆者は仕事柄、「環境のために出来ること」は何かと考えることが多い毎日。また、デジタルでやり取りをすることがほとんどなので、手書きで書類にサインをしたり、記入をすることは99%ないのが現状です。

しかし、毎日手に触れている筆記具で、海のために配慮した選択はできないだろうか。

あくまでも自分の頭を整理する時や、メモを取るための筆記具があればいい。環境に配慮しているアイテム、例えばリサイクル素材だったりするといいのかな。

そんなことを考えながら文房具屋さんで探してみると、一つの鉛筆にたどり着きました。

手にしっとり馴染み、鉛筆を削る音は懐かしくも刺激的

Tombow「木物語 Recycle Pencil」を2本ほど買って家に帰る。形はオーソドックスな六角形で、木の色を生かした木目調。「木物語」は使えなかった廃材を繋いで作ったリサイクル鉛筆で、鉛筆の途中につなぎ合わせた加工が見えます。

素材は、これまで捨てるしかなかった短い端材をリサイクルし、長さが足りない分の工夫は、フィンガージョイント技術というようです。

手に持った感触は、しっとりと指が吸い付くような感覚。固いけど表面のしっとりした木の柔らかさを感じる。ツルツルせず指が滑らないので、手に余計な力を入れる事もない。何とも握り心地のいい感触です。
鉛筆削りで先端を削る。カシュカシュという音が耳に心地いい。最後に鉛筆を削ったのはいつだろうか。高校生以来? いや、大して勉強してないだろ。もっと前かな。耳に懐かしいと同時に、なんだか新鮮な刺激があります。

芯の部分には、リサイクル黒鉛を使用。書き進めていくと、芯が薄く削られながら紙の上に乗っていく。これまで使っていたボールペンやシャーペンの機構に、振動が吸収されていたのだろうか。木物語を通して、カリカリとした感触が指先に伝わってきて気持ちがいい。

大人の文房具選びは、ライフスタイルにつながる

一段落したところで、ノートパッドの上に木物語を置く。自分が環境のことを思って、選択したアイテムがここにある。視界にリサイクル端材の木物語が入ってくるのは良いものです。
この鉛筆を選択した自分が、誇らしいと思うのは大げさでしょうか。ただ、アウトドアが好きな大人にこそ鉛筆が似合います。
品名/鉛筆 木物語
品番/LA-KEA
再生材使用率エコマーク基準/廃木材の再利用100%
エコマーク認定番号/第17112088号
再生材使用率グリーン購入法基準/木の端材100%    
GPNエコ商品ねっと掲載/◯
主なエコ材料/木の端材・リサイクル黒鉛

●トンボ鉛筆
大橋哲郎
海をキレイにしたくて、ライティングやWebディレクションやコンテンツ制作をしています。
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