感染対策のさらなるポイント！リング着けっぱなしは不衛生！でリングホルダーのすすめ

感染対策には、マスク着用やアルコール除菌だけでなく、指先、爪先までの手洗いも重要ですが、さらに重要ポイントが、毎日指元に着けているリング。ファッションアイテムとして男女欠かせないリングですが、結婚指輪となると、ずっと着けっぱなしの人も多いのでは？　指とリングの間に雑菌が溜まりやすいので、着けっぱなしは不衛生です。そこでリングホルダーのすすめ。Tシャツや靴下や下着を毎日着替えるように、リングも寝る前に外して、拭いたり洗ったりする習慣を！

指輪つけっぱなしで起こりがちなトラブル3選！

指輪をはめた男性が頭を抱えている

１．お風呂、温泉での変色やサビ

ぬるま湯で何も添加していないお湯は、変色、変質はほぼ無いと言われていますが、注意が必要なのは温泉水や入浴剤を入れたお風呂です。今回は結婚指輪の代表的な素材別で見ていきましょう。

•イエローゴールド
純金製の特徴は錆びにくく劣化しにくいことがあげられ、お風呂であれば問題ないと言われています。しかし、ジュエリーショップでは基本的に18金をはじめ、近頃は14金や10金なども多く見るようになりました。これらは見た目が同じゴールドでも、柔らかい純金の硬度を上げるため銀や銅を混ぜています。そのため、混ぜた成分が劣化することで色がくすむ現象がおこります。アフターケアなどにより劣化部の修理は可能ですが、純金製以外のものは入浴の際はずすことが無難です。

•ピンクゴールド
肌馴染みが良く、やさしい雰囲気のあるピンクゴールド。旦那さんはイエローゴールド、奥さんはピンクゴールドなど色違いで楽しんでいるご夫婦も多いのでは？純金に銀、銅、パラジウムなどを混ぜてつくるピンクゴールドはシャンプーや入浴剤に含まれている成分の硫化ナトリウムや温泉で代表的な成分の硫黄でも赤茶色に変色しくすんでしまいます。銅がイエローゴールドにくらべて多く含まれているため、変質の進みが早いとされていますので気をつけて取り扱いを！

•プラチナ
純プラチナはお風呂では変色することがほぼ無いといわれています。その理由は、とても安定している物質だと科学的に立証されているからです。さらに生成する際、プラチナにパラジウムを混ぜることがありますが、このパラジウムもまた温泉水で変色や変質といったトラブルが無いといわれる物質なので安心です。しかし一つ注意点が！それはプラチナに銀が混ぜてある場合です。この場合はゴールドと同様、変色がおこりますので取り扱いにはくれぐれもご注意を。

2．汚れ、輝きがなくなる

•汚れの代表格！水垢、ヘドロ、皮脂汚れ
手洗い時や入浴の際、流水下なので綺麗にそして清潔になる印象ですが、指輪と肌が接している部分を「乾燥する」ことを意識している方はそう多くないでしょうか。しかし、水分が残った状態が続くと水垢がたまり、半乾きでウイルスが繁殖しやすい環境になることもありますので注意が必要です。また、ヘドロや皮脂汚れも見逃してはいけません。石鹸やシャンプー、リンスのほとんどは石油由来の成分で、この石油こそがヘドロの主な原因なのです。身体や頭皮洗浄の際に石鹸に混じる皮脂だけではなく、石油も油分ですので水に溶けにくく指輪に汚れとして蓄積されます。これらの要因が重なることで本来の輝きが失われ、指輪の素材自体が台無しになってしまいます。

3．皮膚炎

これからの暑い季節は特に気をつけたい「皮膚炎」、原因は汗によるムレです。高温多湿の環境が長期化することで細菌が活発に働き、汚れと相まって湿疹ができやすくなります。そしてもう一つ、アクセサリーにおける皮膚炎で代表的なものに金属アレルギーがあります。夏が近づくにつれて、症状が重症化しやすいので注意が必要です。これらは普段から皮膚が弱い方だけにおこるトラブルではないので気をつけましょう。