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警視庁防災Twitter発!災害時に安心のペットボトル懐中電灯を5種、試してみた!キャンプにも♡

警視庁防災Twitter発!災害時に安心のペットボトル懐中電灯を5種、試してみた!キャンプにも♡

自然災害の多い日本は、災害の大小に関わらず誰でも「被災者」になる可能性がありますよね。そんな時に1つでも多く災害時の備えや知識があれば、いざと言う時に身を守る行動ができるのではないでしょうか。そこで今回、警視庁防災Twitterで話題の「 ペットボトル懐中電灯」とは実際にどんなものか体験してみたのでご紹介します!

ペットボトル懐中電灯とは


 


警視庁警備部災害対策課では、非常時の持ち出し袋に入れておく懐中電灯をひと工夫してランタンに替える生活術をツイッターなどを通じて発信しています。


「ひと工夫」といっても方法はとても簡単!懐中電灯の上に水などを入れたペットボトルを乗せて懐中電灯の光を水の反射で拡散させるというものなのです!さらにこの方法は、災害時だけではなくキャンプなどのアウトドアでも活躍が期待できるのだそう。


なるほど…これは覚えておいて損はないですよね!

 


ペットボトル懐中電灯の作りかた


ペットボトル懐中電灯準備


■用意するもの
・液体の入ったペットボトル
・懐中電灯


・トイレットペーパー
・ビニール袋
・コップ
※懐中電灯によってはサイズが小さかったり、グラグラしたりして安定しない等があるかもしれません。その時は懐中電灯をコップに入れてその上にペットボトルを置いたり、トイレットペーパーの芯に懐中電灯を入れると安定しますよ。トイレットペーパーが濡れないように、ビニール袋などで覆うと安心です。


ペットボトル懐中電灯


ペットボトル懐中電灯準備


■作り方
1.懐中電灯や使用するペットボトルなどが濡れていないか確認する(感電予防)


2.懐中電灯の電源を入れ、飲料が入ったペットボトルを懐中電灯の上に置いて完成!




 


家にある飲み物でペットボトル懐中電灯を試してみた!発光度合いを5段階で評価


ペットボトル飲料


※今回は、すべて500mlのペットボトル飲料を使用しました。
ペットボトル懐中電灯を試す場合は、ペットボトルのラベルを外すと明るさの度合いが良く分かりますよ!


まずは、ペットボトルを置かない場合の発光です。乱反射が少ない分、「空間を照らす」というよりは、「天井を照らす」ような結果となりました。


ペットボトル懐中電灯




1.ミネラルウォーター


発光度:★★☆☆☆
対象物の見え方:★☆☆☆☆


ペットボトル懐中電灯


ペットボトル懐中電灯


透明度が高い分、光がよく反射していました。ただ、対象物はぼんやりとしか見えないので、読み物などする際は不向きだと感じました。

 


2.スポーツドリンク(粉末を水で薄めるタイプのものを使用)


発光度:★★★☆☆
対象物の見え方:★★☆☆☆


ペットボトル懐中電灯


ペットボトル懐中電灯


ミネラルウォーターとは比べものにならないくらい明るい結果となりました。
ただし今回は既製品でなく、粉末を自分で薄めて作るタイプのスポーツドリンクを使用したので、実際に災害などで既製のスポーツドリンクが支給された場合は発光度合いが変わることが予想されます。

 


3.乳酸菌飲料


発光度:★★★★☆
対象物の見え方:★★☆☆☆


ペットボトル懐中電灯


ペットボトル懐中電灯


懐中電灯にペットボトルを乗せた瞬間、眩しいくらいの発光度合いでした。ですが、空間全体が明るくなるわけではなく、ペットボトル懐中電灯から半径1メートルくらいを照らすので精一杯という印象を受けました。

 


4.ジャスミン茶


発光度:★★★☆☆
対象物の見え方:★★☆☆☆


ペットボトル懐中電灯


ペットボトル懐中電灯


発行度合いもそれほど悪くなく、対象物もぼんやりとですが確認することができます。さらに、ジャスミン茶の色が光に照らされてとてもきれいな空間を演出してくれ、癒しの光となりました。

 


5.ぶどうジュース


発光度:★☆☆☆☆
対象物の見え方:☆☆☆☆☆


ペットボトル懐中電灯


ペットボトル懐中電灯


画像からも分かるように、発光しているのは懐中電灯に一番近いペットボトルの底のみで、警告ランプみたいですね。そして対象物はまったく見えず、ジャスミン茶のようにきれいな光を期待していたのですが、良い結果とはなりませんでした。




 


いざという時の予備知識として、色々な飲料でペットボトル懐中電灯を試してみませんか?


今回は家にある飲料を利用して検証してみたのですが、ジャスミン茶やぶどうジュースからも分かるように、色付き飲料でも透明度が違うだけで発光度合いがまったく異なることを知りました。


光の反射で「ある程度の空間が明るくなるのではないか?」と予測して検証しましたが、実際そうではなく「あんどん」のように手元を照らす器具を、いざという時に簡単に作れるということが結果として分かりました。みなさんも備えができる今のうちに、色々な防災知識を家族みんなで共有してみてはいかがでしょうか。


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