ポンポンポンッで抜ける快感！ペグ抜き特化ギアで撤収時の重労働から解放された

しゃがんで強い力で揺らしても、なお抜けないペグ……。ポンポンポンっと抜けるペグハンマーがあれば、あの重労働が快感に変わるはず！

「しゃがみ作業」をなくす秘密道具

「メフリレPOM（ポン）」は、キャンプでの撤収時に腰への負担を減らしてくれるギア。使用時はフックをペグに掛け、シャフトを軽く一度縮めてから、手前にスライドさせるだけ。テコの力とシャフトの反発で、立ったまま「ポンッ」と抜ける仕組みです。

毎回しゃがんで左右に揺らし、指が痛くなるまで引っぱっていたペグ抜き作業が、気持ちいい動作に早変わり。設営より疲れる撤収作業が軽くなると余裕が残り、キャンプ全体の満足度がグッと上がります。

愛媛県大洲市にある機械類精密部品製作会社、冨永総業が製造。引用元／Makuake。

スライドハンマー原理で、固い地面にも一気に効く

引用元／Makuake。

自動車の板金作業などでも使われる「スライドハンマー」の原理が、抜けやすさのヒミツ。フックでペグを確実につかみ、シャフトに内蔵された重りをスライドさせて勢いよく戻すことで、瞬間的に強く引っ張ることができます。

力をじわじわ掛けるのではなく、一瞬で引き上げるため、雨上がりの粘土質や硬い砂利地に深く刺さったペグでも抜きやすいのが特長。動作は軽い往復だけなので、握力に自信がない人、手首を痛めやすい人でも扱いやすく、撤収のストレスもスッポリとなくなります。

抜き専用にこだわる軽量モデル

今回リリースされた第2弾のPOMは“抜き特化”を掲げつつ、ハンマー部をあえて外して軽量化。「打つハンマーはすでに持っている」というキャンパーが、抜く作業だけを別ギアに任せられる発想です。全長約34cmでペグケースにもスッと収まり、重量も約770gに抑えながら、抜くために必要な重みはしっかり残されています。

撤収用に追加しても装備のバランスを崩しにくく、車中泊やツーリングの積載でも邪魔になりません。軽く打ち込みたい場面ならハンマーとしても使える構造なので、予備ギアとしての機能もありそう。