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2018.08.04
エイジングこそ男の美学。ブロンズ製の時計が教えてくれること
最近流行りのアンチエイジング。でも、それは女子に任せておいて、我々男子はゆっくりとエイジングを味わおう。時計と人生には、共通の”老いる”愉しみもあるのだから。
夫であり、父親でもある私たちにとって、年齢を重ねるというのは、渋さが増してよい味が出てくるなど歓迎すべきこと。実はコレ、時計にも当てはまるのです。
最近多く見かける銅素材をケースに使った時計たちは、使い込むうちにどんどんと変化。やがて唯一無二の味わいになるのです。今回紹介したい時計は、そんな時計の中でもイチオシのモデル、テッラ チエロ マーレのミラノ サン バビラ。
これはイタリアン・ファッションの中心地ミラノをモチーフとしたMILANOシリーズのひとつ。街の中心部にあり、待ち合わせポイントとしても名高いサン バビラ広場をイメージして作られたモデルです。腐食に強い316Lステンレス製のケースにブロンズベゼルをセットし、時間が経てば酸化が進んで、表面の色調が変化して味のある深い色へと変化します。ちょうど我々が渋い親父へと成長していくのと同じだと考えたいのです。
TERRA CIELO MARE[テッラ チエロ マーレ]
ファッショナブルな街、ミラノの広場がモチーフに
ブラウンのイタリアン・レザーとブロンズのベゼル、モデル名の由来となったサン バビラ広場の舗装の色を彷彿とさせるグリーンの文字盤は、イタリアン・シックを体現する美しさだ。ブロンズのベゼルは触ることの多い部分だから、経年変化も早く訪れるはず。下の写真を見ると、左の新品と比較して、赤みが増しているのが見て取れる。
実はこのモデル、広場に伝わる伝説に基づいてデザインされています。それは、乾燥した大地にブロンズの剣を刺したところ、緑の芝生に生まれ変わったというもの。使われている素材やカラーコーデは、ここをモチーフとしているのです。
こんなロマンティックさも人間的成長には欠かせない。サン バビラを腕にした、物心両面での貴君の成長に期待いたします!