CAR & BIKE
2024.05.01
【撥水比較】どっちが使いやすさ「レインドロップ」と「ガラコデカ丸」で試してみた
梅雨を目前に、撥水カーケアグッズが気になる。今回は、セルフカーケア歴の長い筆者が特に効果を感じた2つのアイテムを比較してみました。両者の強みや使い方、気になる“撥水力”を比べてみましょう。
梅雨前に欲しい!筆者愛用の撥水コート2種、どう違う?
ソフト99から発売されている「レインドロップ」と「ぬりぬりガラコデカ丸」。どちらもセルフカーケア派のドライバーから信頼のあるアイテムです。水がベターっと張り付く愛車で、それぞれの ①施工のしやすさ、②水玉の大きさ、③耐久性、④価格、⑤使用できるパーツについて5段階で評価します。
ツヤ出し効果が良い!トルネード噴射の「レインドロップ」
まず試すのは、ガラスとボディを同時に撥水加工できるコーティング剤「レインドロップ トルネードヴォルテックス」。
最大の特徴は、くるくると円を描くように広がる噴射スタイル。このトルネード噴射によって効率的に吹きかけられます。特に、範囲の広いフロントガラスやボディに使用する際に役立ちます。
乾いたクロスで拭き上げて、60分(冬は1日以上)乾燥させれば完了。拭き上げた後のリアウィンドウはツヤも出ていて、いい感じ。肌触りもツルツルしています。
商品名/レインドロップ トルネードヴォルテックス
価格/1958円
内容量/300mL
成分/シリコーン、ケイ素系樹脂、アルコール類
液性/弱酸性
塗装塗色/全塗装塗色
価格/1958円
内容量/300mL
成分/シリコーン、ケイ素系樹脂、アルコール類
液性/弱酸性
塗装塗色/全塗装塗色
大きなヘッドで手軽に施工できる「ぬりぬりガラコデカ丸」
続いてセルフコーティングに信頼の実績、ガラコ! でお馴染みの「ぬりぬりガラコデカ丸」。
まずは、洗車後にクロスで拭き上げ。しっかり乾燥させたら、リアウインドウにヘッドを押し付けて、塗り広げていきましょう。“デカ丸”の名のとおり、通常商品よりもヘッド部分が大きめ。セルフコーティング初心者でも簡単に施工できるのが「ぬりぬりガラコデカ丸」の魅力です。
5〜10分乾燥させて、濡れタオルで拭き上げれば完了。写真の状態では白い線ができていますが、こちらは拭き上げると綺麗になくなります。所要時間が短いので、洗車後のちょっとした時間で使えます。
商品名/ぬりぬりガラコデカ丸
価格/924円
内容量/120ml
種類・形式 /塗布型・ボトルタイプ
用途/自動車用窓ガラス及びミラー(ガラス製)の撥水用
成分/シリコーン、酸、アルコール類
価格/924円
内容量/120ml
種類・形式 /塗布型・ボトルタイプ
用途/自動車用窓ガラス及びミラー(ガラス製)の撥水用
成分/シリコーン、酸、アルコール類
使いやすさ~撥水効果の感想を5段階で評価すると
比較①施工のしやすさ
レインドロップ トルネードヴォルテックス
★★★☆☆
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★★
★★★☆☆
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★★
どちらも手軽に撥水処理できるのですが、「レインドロップ トルネードヴォルテックス」は塗り広げた後に60分(冬は1日以上)、「ぬりぬりガラコデカ丸」は拭き上げ後に5〜10分乾燥させる必要があります。
工程数にも大きな差はないので、施工のしやすさはほぼ同じ。ただ所要時間に差があるため、レインドロップ トルネードヴォルテックスは4つ星にしています。
工程数にも大きな差はないので、施工のしやすさはほぼ同じ。ただ所要時間に差があるため、レインドロップ トルネードヴォルテックスは4つ星にしています。
比較②水玉の大きさ
レインドロップ トルネードヴォルテックス
★★★★☆
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★★
★★★★☆
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★★
どちらも水をかけると、スルスルと流れ落ちていきます。この強力な撥水効果には驚愕。水玉の大きさは左側(ぬりぬりガラコデカ丸)の方が若干大きくなっていて、撥水性の高さがわかりますね。もちろん、右側(レインドロップ)もしっかり水玉ができており、無風の状態でもしっかり水滴を弾いてくれています。
比較③耐久性
レインドロップ トルネードヴォルテックス
★★★★★
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★★
★★★★★
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★★
こちらは2週間後のリアウインドウ。この間に一度洗車しているのですが、どちらも撥水性の変化はあまりありせん。
公式サイトによるとレインドロップ トルネードヴォルテックスは、塗装面は約5ヶ月、ガラス面は約3ヶ月もの間撥水効果が持続するとのこと。ぬりぬりガラコデカ丸は公式サイトに記載がなかったのですが、前回使用した時は1ヶ月半くらいはしっかり撥水効果を発揮してくれました。
公式サイトによるとレインドロップ トルネードヴォルテックスは、塗装面は約5ヶ月、ガラス面は約3ヶ月もの間撥水効果が持続するとのこと。ぬりぬりガラコデカ丸は公式サイトに記載がなかったのですが、前回使用した時は1ヶ月半くらいはしっかり撥水効果を発揮してくれました。
比較④価格
レインドロップ トルネードヴォルテックス
★★★★★
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★☆
★★★★★
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★★☆
今回取り上げた2種類の撥水コーティング剤(1mlあたり)の価格はほとんど同じ。ただ、わずかながら「ぬりぬりガラコデカ丸」のほうが割高か。
・レインドロップ トルネードヴォルテックス(300ml)→1958円(1mlあたり約6.53円)
・ぬりぬりガラコデカ丸(120ml)→924円(1mlあたり約7.7円)
・レインドロップ トルネードヴォルテックス(300ml)→1958円(1mlあたり約6.53円)
・ぬりぬりガラコデカ丸(120ml)→924円(1mlあたり約7.7円)
比較⑤使用できるパーツ
レインドロップ トルネードヴォルテックス
★★★★★
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★☆☆
★★★★★
ぬりぬりガラコデカ丸
★★★☆☆
レインドロップ トルネードヴォルテックスはガラスだけでなく、ボディやヘッドライト、グリル、ホイール、バイザー、サイドミラー、未塗装樹脂パーツにも使用可能。コスパよく愛車全体の撥水ケアをしたいなら、レインドロップ トルネードヴォルテックスがおすすめです。
※ぬりぬりガラコデカ丸はガラスのみ使用可能。
※ぬりぬりガラコデカ丸はガラスのみ使用可能。
あなたなら、どちらを選ぶ?
「レインドロップ トルネードヴォルテックス」と「ぬりぬりガラコデカ丸」はどちらも、抜群の撥水力を発揮してくれる優秀な撥水コーティング剤。一方、比較してみるとそれぞれ水玉の大きさが違ったり(わずかですが)、所要時間に差があったり、使用できるパーツ数が違ったり──わずかな差を発見。
自分に合った使い方をイメージして、お好みの撥水コーティング剤をゲットしてみてください。
自分に合った使い方をイメージして、お好みの撥水コーティング剤をゲットしてみてください。
●ソフト99