WATCH
2018.07.09
スイスで発見! 「語れる」ニュースタンダードな時計4選
スイスの新作時計発表会から、最新の傾向が垣間見える時計を厳選。今回は、新定番となりうる注目の4本。機構や見た目が多様化するなかで、各ジャンルの新たなスタンダードが提案されている模様です。
BAUME &MERCIER[ボーム&メルシエ]
クリフトン ボーマティック™ COSC
初の自社開発ムーブメント搭載の実用的モデル
ボーム&メルシエの新コレクションは、実用性を重視した作で、ブランド初の自社開発ムーブメントというのも注目です。耐磁性、作動時間、精度、耐久性、という日常での使用でもっとも重要な点に着目した実用性の高さが特徴。シリコン脱進機、1500ガウスの耐磁性、5日巻きロングパワーリザーブ、COSC 取得などの高性能でこの価格設定も素晴らしい。
VACHERON CONSTANTIN[ヴァシュロン・コンスタンタン]
フィフティーシックス・オートマティック
新しいベーシックとして誕生したまったく新しいコレクション
今年はベーシックを強化したブランドが多く、その代表がここに挙げたヴァシュロン・コンスタンタンの新コレクション。1956年のモデルをイメージしたベーシックコレクションの最ベーシックとなる3針モデル。ケースはSS、ムーブメントもリシュモンのグループキャリバーベースでジュネーブシールはなしと、まさにベーシック。
HUBLOT[ウブロ]
ビッグ・バン ウニコ ゴルフ
世界初の新表示を搭載したウブロ初のゴルフモデル
昨年の10月に発表されたものですが、ウブロのブランド初のゴルフウォッチが改めて展示されていたのも見逃せないところ。ショット数、ホール、トータルスコアを表示する世界初新表示機能。2時位置のSHOTボタンで打数、4時位置のHOLEボタンでリセットとホール数を進める。ゴルフウォッチの新スタンダードになる?
PIAGET[ピアジェ]
アルティプラノ アルティメート・オートマティック
再び世界記録を樹立した極薄モデルの傑作
2014年に発表され世界最薄記録を樹立した「アルティプラノ 900P」を、自動巻きにした新作で、自動巻きで世界最薄記録を達成。ダイヤル側に見える歯車が多くなり、より精緻な印象に。ケースの裏蓋に輪列を設置して薄型化するスタイルが、今やブランドの定番機構に。