時計の進化を物語る、タフでスポーティなSSダイバーズ
機械式時計が誕生したのは13世紀頃のヨーロッパでのこと。その最初は教会の大時計で、それが壁掛け時計に、置き時計にと、小さく薄く進化していきました。そうして懐中時計を経て、手首に着けられるほど小さく薄い腕時計へと進化したのはご存じのとおりです。
懐中時計が腕時計へと進化する際には、大きな問題がありました。つまり、それまで字義どおりに懐中に大切にしまわれていた時計が、腕に着けられたことで激しい衝撃を受け、風雨に晒されたのです。だからこそ、優れた耐衝撃性と防水性を備えた現代の腕時計は、いわば時計の最終進化形なのです。
その意味で、ダイバーズは素晴らしい意味をもちます。すなわち、海中深くの過酷な環境でもタフにハードに使用することのできるダイバーズとは、時計の最終進化形のさらなる完成形。まさしく究極の時計なのです。
OMEGA[オメガ]
発売25周年を迎えた傑作ダイバーズ
シーマスター ダイバー 300M マスター クロノメーター 51万円
映画「007」シリーズにも登場した名ダイバーズは、記念すべき年を迎えて最新式のマスタークロノメーター キャリバー8800とセラミック+ホワイトエナメル・ベゼルをはじめとした最新素材によって刷新。同時に、アイコニックな波模様の文字盤も復活しました。15000ガウスにも耐える超高耐磁性能は 、IT 時代にはありがたいスペックです。
BLANCPAIN[ブランパン]
実用的な年次カレンダーはビジネスシーンでも活躍
フィフティ ファゾムス バチスカーフ アニュアルカレンダー 258万円
「フィフティ ファゾムス」は1953年にフランス海軍の要請により誕生したダイバーズウォッチのパイオニアのひとつ。50ファゾムス(1ファゾムス=約91m)の防水性能をもつことで名付けられた。「バチスカーフ」は1956年に登場したシリーズで、これはアニュアルカレンダー搭載の実用的進化版。
IWC[アイ・ダブリュー・シー]
300m防水ダイバーズの最ベーシックモデル
アクアタイマー・オートマティック 58万円
「陸」「海」「空」の全領域のモデルを展開するIWCの、「海」のためのダイバーズコレクションが「アクアタイマー」。1967年に発表されたファーストモデルをモチーフにした外観と回転式インナーベゼルが特徴で、特許取得のクイック交換システムによりブレスレットやストラップを道具なしで素早く付け替えできるのも素晴らしい。
BELL & ROSS[ベル&ロス]
角型ケースで300m防水を実現した革新的ダイバーズ
BR 03-92 ダイバー ブルー 45万円
正方形ケースに丸型ダイヤルの独特のスタイルは、航空機のコクピット計器をモチーフにしたベル&ロスのアイコン。これは昨年発表されたダイバーズで、裏蓋がねじ込み式ではない角型ケースで300m防水を実現したのが革新的です。逆回転防止ベゼルなど本格ダイバーズの仕様を完璧に備えています。
SEIKO[セイコー]
国産ダイバーズの名モデルをデザイン復刻した最新作
プロスペックス 1968メカニカルダイバーズ 復刻デザイン(SBEX007) 55万円
1968年に発表された国産初のハイビート300m防水ダイバーズの復刻作。オリジナルと同じ10振動/ 秒のムーブメントを搭載し、ケースも特徴的な裏蓋のないワンピース構造が再現されました。一方、ストラップが塩化ビニールから強化シリコンに変更されるなど、現代技術でスペックアップ。
LONGINES[ロンジン]
1960年に誕生した伝説のダイバーズの復刻モデル
レジェンドダイバー 91万円
1960年につくられたダイバーズ。その歴史的名作の復刻モデルがこちら。ケース右側に並んだ2つのリュウズや、回転式インナーベゼル、ストラップの印象的な模様、ドーム型風防など、オリジナルのデザインを忠実に再現し、タイムレスな魅力を湛えます。バニラ色のスーパールミノバ®インデックスのヴィンテージ感も素晴らしい。
さて、あなたはどれがお好みですか?
男心くすぐるSSダイバーズは、夏の腕元をぐっと各上げてくれるので、一本この機会にいかがでしょう。