LIFE
2018.07.12
【現地ロコ4 人がおススメする家族で行ける朝・昼・晩!】File.03田嶋鉄兵さん①
ハワイ食は日本人の舌に合うという。 そう!中でもオアフ島の食事情は申し分なしかも。ということで、ハワイの食通4名のライフスタイルを伺った。今回は、プロサーファーにして妻、子ども3人の5人家族で暮らす田嶋鉄兵さん編。1回目は、ライフスタイルインタビュー。
奥様でモデルのMieさんとの間には、長男の仁くん(9歳)、長女のリアちゃん(6歳)、次男の孝くん(3歳)と絶賛子育て奮闘中のローカルパパ。移住前はハワイが苦手だったそうで…。
「僕にとってハワイ=トレーニングの場所。そのイメージが若いときからあったんですね。仕事柄、ノースショアでの合宿は先輩に指導してもらう、己との戦いでもあり戦場のような修業でしたから。正直にいうとハワイ、好きではなかったです(笑)」
ではなぜ暮らし始めたのですか?
「Mieが住みたいと言ったので。で、住み始めたら、あれれれ? なんか違うぞ。この感覚はなんだ?と。僕の中にはノースの田舎なイメージしかなかったからタウンに住み、町全体のメローで人も優しくて――と触れ合っていたら、1年目ですんなりと順応できちゃいました(笑)。本業のサーフィンをするにも年中、あったかい!みたいな。それが一番アディクトした理由かもしれませんね。あとは言葉の壁に対しての不安もありました。キャッチアップ程度はできたけれど、完璧ではない。でもまわりの目を気にせずに間違ったモノやコトに直面してもそれが間違っていると伝える精神力というか、イエス、ノーを文法がバラバラでも伝えるコトが大事だと気づいてからは随分とラクになり、堂々と話すようになりましたしね」
素晴らしい! 様々な壁をクリアなさってから子育てへの変化などは?
「それまで世界中をツアーで移動してましたが徐々に子どもと向き合う時間が増えました。そこで学んだのは、お金を使わずにハワイには遊べる術がたくさんある。公営のスケボーパークしかり、日本ではあまり見かけない遠心力で回る遊具だったり。一緒に過ごすことで子ども達にも僕のマインドみたいなものが伝わればといいかなと思ってます」