[WATCH]「フランク ミュラー」の大定番モデルの20周年記念限定とは!?
1920年代に栄えた芸術様式アールデコスタイルを反映したフランク ミュラーのロングアイランドコレクションから、ピンクゴールドとステンレススティールの組み合わせが華やかな新作ロングアイランド レリーフが登場しました。光を反射するギョウシエ模様が瑞々しいホワイトダイアル、漆黒の中にビザン数字が燦然と輝くブラックダイアルをはじめ、幾重にも工程を重ねた深みのある色合いを表現したブラウンダイアル、ブルーダイアルの4種類が、新しい美意識を際立たせています。弓なりに曲線を描くケースフォルムは存在感を放ちながら手首に寄り添うように馴染み、ステンレススティールとピンクゴールドという異質な素材同士が見事に調和し、究極の機能美とデザイン美の追求という、アールデコの価値観を映し出しています。
時代が移り変わっても、色褪せることなく人々を魅了するデザインで歴史を表現するフランク ミュラー。ロングアイランドは、20世紀初頭の美しいオールドニューヨークのエッセンスを時計に込め、当時の華やかで煌びやかな歴史を讃えています。
鮮烈なブランドデビューを飾ったフランク ミュラーが、世界各地を周り展示会や顧客とのパーティを開催していた頃、ニューヨーカーの時計コレクターがロングアイランドに所有する別荘に呼ばれました。「彼が、摩天楼だらけのマンハッタンにいる時とは打って変わって、とてもリラックスした雰囲気になっていることに気づきました」フランク ミュラーはその様子を直感的に感じ取り、スピードが速いマンハッタンの摩天楼と、対照的なリラックスした美しい街並み、ふたつの要素を兼ね備えた新しい時計を作りたいと思い、アメリカン・アールデコを源泉とするデザインを考えはじめたのです。
彼の目に留まったのは、ニューヨークからロングアイランド島にかかる大きく旧い橋でした。そのデザインや構造からみるに、おそらく、20世紀初頭に築かれたであろう橋を渡り、喧騒のマンハッタンからロングアイランドのカントリーサイドまで行くと、大きくて素晴らしい家が建てられているエリアがありました。
大きくて旧い橋、そして、優雅な雰囲気に包まれた別荘地に巡り会い、腕時計のインスピレーションが浮かんだのです。それは、1910年から1925年ぐらいのアールデコ様式であり、湾曲させたレクタンギュラーのフォルムで、小振りのサイズ、文字盤全体の雰囲気はクラシカルに表現しています。
世界中に顧客を持ち、常に旅をするフランク ミュラーは、旅の思い出や人々との会話から時計づくりの閃きを得ています。その瞬間に、入れるべきムーブメントをイメージしている彼にとって、新たなる閃きをアウトプットするのに時間はかかりませんでした。スケッチをもとにベーシックな1号機を1年かけて完成させ、数々の試行錯誤を経て、2000年にロングアイランドコレクションはトノウ カーベックスに次ぐシグニチャーモデルとして発表されます。
ロングアイランド レリーフ
[自動巻き、ステンレススティール×18KPG、縦45 ×32.5mm、時、分、秒、日付表示、クロコダイルストラップ]
各160万円