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走ってたらクルマにひかれたので、身に着けるだけで360度録画できるドライブレコーダー試してみた

走ってたらクルマにひかれたので、身に着けるだけで360度録画できるドライブレコーダー試してみた

ドライブレコーダーの映像が決め手となり、危険運転が発覚するケースも増えていますが、自転車、ランニング、バイクでも使える、身に着けられるドライブレコーダーを使ってみました。

自転車やランニング中でもドライブレコーダーが必要なケースはある

少々前の事ですが、定期的に行っているランニングをしていたところ右ひじに衝撃が走りました。

一瞬何が起きたのかわからなかったのですが、近くを走っていたクルマが対向車をかわそうと左にハンドルをきったところ、筆者の肘にミラーが当たったようです。

初老の男性は「大丈夫ですか?」と筆者に声をかけたものの、筆者に怪我がない事を確認すると走り去っていきました。

怪我はなかったので大事にするつもりはありませんでしたが、あまりに誠意のない対応にがっかりしました。

あっと思った時に証拠を撮ろうと思っても難しい

筆者にミラーをぶつけて颯爽と去っていくクルマ。
想像してみてください。

事故にあったとして、数秒間でスマートフォンのロックを解除してカメラで撮影できるでしょうか?

筆者はランニング中は手にスマートフォンを手にもっているので、今回撮影することが出来ましたが、ポケットやバッグの中に入っていたら数秒は撮影が遅れてしまいます。

数秒あればクルマはあっという間に離れてしまうので、撮影自体が難しくなってしまうのです。

身に着けるだけで360度撮影できるドライブレコーダー FITT360PB

商品名/FITT360PB
価格/6万3800円
●JBS
03-5651-7078
FITT360PBはクラウドファンディングサイトで1000万円以上の支援を集めたFITT360シリーズ第2弾として登場すると、こちらもあっという間に1000万円以上の支援を集めました。

FITT360がVR動画が撮影できるアクションカム的な立ち位置に対して、FITT360PBはドライブレコーダーとして開発された商品です。

首にかけて使うウェアラブルカメラなのが最大の特徴で、自転車、バイク、電動キックボードなど乗り物を乗り換えても使うことができます。

今回FITT360PBを使ってみた結論を先に言ってしまうと、

通勤や通学で往復3時間程度まで毎日使いたい。
たまのツーリングで使いたい。
ランニングやウォーキングの際に使いたい。
サイクリングの際に使いたい。

いずれかに当てはまればお勧めです。

FITT360PBの8つの魅力

内臓ストレージ

ドライブレコーダーはmicro SDカードへ記録するのが一般的ですが、FITT360PBは内臓ストレージを備えており、最高画質でも5時間録画することが出来ます。

別途micro SDカードを使えば記録時間を更に延ばすことが出来ますが、ドライブレコーダーとして日常使いするには十分と言えます。

全方位録画可能

最近では前後録画可能なドライブレコーダーが増えてきていますが、FITT360は死角の少ない360度撮影を実現しているため、万が一真横から突っ込まれたとしても記録することができます。

内蔵バッテリー搭載

FITT360PBはバッテリー内蔵で、低解像度で最大150分録画することが可能。

そのため日常の通勤ぐらいであれば内蔵バッテリーで十分に対応することが出来ます。ツーリングやデリバリーなどで長時間使用する場合にはモバイルバッテリーなどで充電しながら使用することも可能です。

ボタンはたったの3つで操作簡単

ボタンは電源を入れるスイッチの他に2つだけなので操作に迷わない。
ボタンは電源・録画開始・wifiの3つだけ。基本的には一番初めにスマートフォンとペアリングしたら、電源と録画開始ボタンしか使いません。

専用アプリで細かい設定が可能

個人的にはドライブレコーダーは細かいセッティング抜きで証拠さえ録画できればOKだと思っています。

FITT360PBは初期設定のまま録画開始で、ドライブレコーダーとしては特に問題ないように思いますが、画質の変更などは全て専用アプリとブルートゥース接続することで可能です。

軽量で首肩への負担が少ない

FITT360PBの重量はおおよそ210g前後。

筆者が愛用中のiPhone 12 PROと変わりません。細かい設定はスマートフォンのアプリで行う形にし、ディスプレイなどを省いたため超軽量に仕上がっています。

音声も入る

録画時は音声も入るため、万が一事故の相手と揉めてしまったとしても話した内容は全て記録することが出来ます。

データが一杯になっても古いデータから上書きしてくれる

万がストレージが一杯になってしまったとしても、データーは順に上書きしてくれるので録画がストップすることはありません。

実際に着用してバイクで走行してみた

カメラをふさがないように考慮しないと画角に映り込んでしまうことも。
正直に言います。初めてテストで録画して自宅に帰ってデータを確認した際に愕然としました。

自分の髪の毛がリアカメラに大胆に映り込んでいたんです。ご使用の際にはカメラの位置をきちんと確認し、映り込みがないようにすることが必要です。
実際にFITT360PBで撮影した画像。
気を取り直して撮影してみましたが、謳い文句通り360度死角なく撮影することが出来ます。前や後ろのクルマのナンバープレートはもちろんですが、対向車のナンバープレートまで確認することが可能です。

筆者はアクションカムを使った撮影も行っていますが、ヘルメットにマウントする形だと首や肩への負担が大きいですが、FITT360PBは首にかける形で軽量なので重さを感じません。

30分程度、高解像度、低解像度など色々なセッティングで撮影しましたが、バッテリーの減りは10%でした。公式によれば普通解像度で150分程度撮影できるとのことですが、もう少し撮影できそうです。
撮影中は赤くインジケーターが点滅する。
また細かい点ですが、撮影中は赤いインジケーターランプが点滅し続けます。バイクはもちろんですが、自転車やランニングの際には視認性がアップするのも嬉しいポイントです。

色々な設定を試してみてわかったこと

超広角で撮影した画角。
ドライブレコーダーとして使うなら、設定は特に必要がないように思いました。あえていえば、街灯の少ない道を走行する際には明るさを「明る」(※)に設定するといいでしょう。
※現設定画面上での表示

画角は一般、超広角を選択することが出来ますが、一般で十分に死角なく撮影できるうえに、超広角にすると撮影された画角がレンズのような円状になり端の方が歪みがちです。

解像度は最小にすると前後車のナンバープレートは確認できますが、対向車のナンバープレートは画質が落ちてぼやけがちです。

動画の滑らかさを決めるFPSは24以上にすると「使用環境により熱感を感じられる恐れがあります」という警告が表示されます。夏場長時間使用すると熱暴走でシャットダウンしかねないので、この設定はお勧めできません。

結論、設定は明るさ以外はいじらないほうが幸せです。

バイクで使うならネックガイドはベルクロにしよう

バイクならベルクロネックガイドを使おう。
FITT360PBには首から落下しないようにするためのネックガイドが付属されています。

首のサイズに合わせたS/M/Lのベーシックネックガイドとベルクロネックガイドの合わせて4種類です。

筆者の首にはMサイズのベーシックネックガイドでピッタリでしたが、前の方があいているので落下してしまうのではという不安が付きまといます。

フィット感がしっかりしているので、自転車やランニングであれば問題ないと思いますが、バイクで使うなら隙間なく固定できるベルクロネックガイドがお勧めです。

FITT360PBをお勧めしない人

最後に使ってみて、お勧めできないなと思った方は以下の通りです。

前傾姿勢のバイクに乗っている方

FITT360FBは首にかけるタイプのドライブレコーダーなので、画角の調整ができません。そのため前傾姿勢の厳しいセパハンタイプのバイクだと下に向いてしまい、必要な画角が撮影できなそうです。

デリバリーなどで長時間使用する環境でバイクに電源がない方

公式のデータでは撮影時間は150分。例えばUber Eatsなどで外に出っぱなしで配達の場合には途中で電源が落ちてしまいます。

モバイルバッテリーを使用しながら使うことも可能ですが、毎日配達で使うとなるとバイクに電源が追加したほうが良いでしょう。
クラウドファンディングの製品はコンセプトが素晴らしくても、製品のクオリティや仕上げが雑なこともありますが、FITT360PBは質感も高く所有感もあります。

アプリもサクサク動くので設定をいじって色々使うのも楽しくできました。

今回はバイクで使用しましたが、自治体によって自転車は保険が義務付けられており、事故が増加しているという統計もありますし、筆者のようにランニング中にクルマにぶつけられることもあります。

あらゆる移動での自衛手段、他にも展示会ブース巡りなどの記録に使ってもいいかもしれませんね。
相京雅行
フリーのモータージャーナリスト。ワークマン公式アンバサダー、youtubeアイキョウバイクチャンネルの運営など、幅広く活動中。
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