CAR & BIKE
2024.08.17
【工具道】極私的!買ってよかった工具箱に入るハンドツールのベスト5
古いクルマやバイクを趣味にする、いわゆる旧車オーナー。そのメンテナンスはやっぱりある程度自分でできると楽しいですね。そんな趣味人を目指す人に参考になるのか、ならないのか。買ってよかったハンドツール(工具)の「極私的」ベスト5。
買って損なし? 工具の数だけ経験できる!そんな言い訳ベスト5
先日、「なんでそんなに工具買うの?」というお話にならない話をされた筆者。「必要だからに決まっているじゃん」と思いつつ、増えるばかりの工具箱の中をちょっと考えてみました。
乗ってるクルマやバイクによって使う工具の種類は違うものですが、買って損しないベスト5を挙げてみます。
乗ってるクルマやバイクによって使う工具の種類は違うものですが、買って損しないベスト5を挙げてみます。
第5位 Ko-ken 3/8 ラチェットハンドル
コーケン Z-EAL 2726Z-3/8(9.5mm)SQ. 首振りラチェットハンドル
使用歴:約6年
使用歴:約6年
全長114mm、完全に手のひらの中に収まる長さで、首振りなのでかろうじて手が入るといった狭い所に使いやすい。というか、水平対向エンジンの目視できないプラグにアクセスするために購入。小さいので取り回しやすく、小物のボルトやナット回しにもよく使っています。小さなソケットセットにはおすすめ。
普通に見えているボルト・ナットから、「入るんだけど、見えないし回すスペースも無い!」といった手探りかつ激狭なところまで。こんなに小さいのに3/8の差込口、ギア数36枚でも十分使いやすい。
第4位 首振りラチェットレンチセット
メーカー不明 72ギア 首振ラチェットレンチセット
7,8,10,12,13,14,17mm
使用歴:約3年
7,8,10,12,13,14,17mm
使用歴:約3年
おそらく出番としては一番多く、意外に使うオープンとラチェットレンチの組み合わせレンチ。Amazonで買った激安のセットです。このセットとほぼ同じ組み合わせのCRAFTSMANコンビレンチを工具箱に入れておくと、だいたい事足りる。
スパナ、レンチはもっと超高価なものがゴマンとある中で、最近はこればっかり使ってます。オープン側の精度は安物なりだけど、ラチェットレンチ側はどうでも良いところなら意外と本締めにもいけてます。ちなみに、高価な方は気を遣うのが面倒で全部売っちゃいました。
第3位 PB プラスドライバー
ピービー スイス ツールズ 6190.2-100(PH2-100)
使用歴:約10年
使用歴:約10年
PBはこれ1本しか持っていないのですが、1本で十分と思える工具箱の定番。PH(プラス)2の100mmは、とにかく使いやすくて万能。MACも好きだし、Betaも1セットある中で、PBのPHは他に必要を感じないほど信用できる。
握りの部分は現在廃盤のはずですが、このツールはけっこうモデルチェンジもあって、一括りにできないというか、奥が深いですね。
第2位 KNIPEX コブラ ウォーターポンププライヤー
クニペックス コブラ ウォーターポンププライヤー 8701-300
使用歴:約20年
使用歴:約20年
掴んで回すという時に、これがあればだいたいうまくいく。その用途は点火時期合わせからジェネレーターの分解まで。回したい軸、回らないネジなど、なんでもこれで掴んで回してきました。
もうワンサイズ大きい400があってもいいかもと思うけど、工具箱に入れることを考えるとこの300で必要十分だったりします。
第1位 Ko-ken 3/8 ソケット
コーケン Z-EAL 3/8(9.5mm)SQ. 6角ソケットレールセット 12ヶ組 RS3400MZ/12
7,8,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19mm
使用歴:約8年
7,8,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19mm
使用歴:約8年
コンパクトで工具箱に収まりやすく、精度が良いのに入手しやすい。3/8で回すには必要なセットになっていて、セットのマグネットレールも文句無し! 正直、セミディープかディープも欲しいけど、今のところこれでなんとかなっちゃっています。
3/8の差し込みなのに、この小ささがメリット。クルマだとサスペンションより上はだいたいこのセットだけで足りているので、常時積載する工具箱には十分。足回りやトルクが欲しいところには、同じ口径でも1/2のセットを別に用意して使い分けています。
結局自分の手で思い通りの仕事ができる工具がベスト
ホームセンターで1000円の工具セットを買って、ボルトやナットを見事なめるという「あるある」を経験した人にはお分かりだと思いますが、良い工具は確実に分解・組み上げができる「当たり前ではない」喜びがある。そして、クルマやバイクの安全を、自分の手足指先の感覚で確かめるという緊張感もあります。
そういうわけで、美しく機能的な工具には興味が尽きないもの。
ただし「マジこれ一回しか使ってないじゃん!」という工具もあるはずなので、またの機会に挙げますね~。
そういうわけで、美しく機能的な工具には興味が尽きないもの。
ただし「マジこれ一回しか使ってないじゃん!」という工具もあるはずなので、またの機会に挙げますね~。