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スーパーカブC125で行く週末の小さな冒険!湧き水でコーヒーを入れる最幸ツーリング

スーパーカブC125で行く週末の小さな冒険!湧き水でコーヒーを入れる最幸ツーリング

スーパーカブC125で湧き水を汲みに行って、コーヒーを入れて飲んで帰ってくるだけのツーリング。その持ち物、ルート、コストを紹介。

週末が小さな冒険になる!原付二種は日常を抜け出すツールだ

コロナ禍の影響でバスや電車に変わる移動手段としてバイクを使う人が増え、教習所は予約を取るのが困難な程なんだそうです。

筆者も昨年まで10年間バイク通勤を続けていましたが、電車の時間を気にする必要はないし、職場の場所によっては電車やバスと比べても通勤時間が短くなることもあります。

特に原付二種クラスのバイクは買い物や通勤通学といった日常の移動手段として便利ですが、週末に日常を抜け出すツールとして使うこともできます。

このご時世、息がつまるような思いをしているような人も多いはず。誰とも会わず自然を満喫し、ゆったりチルタイムを原付二種バイクと一緒に過ごす1日を紹介します。

相棒は所有感を満たす特別なカブ

ホンダ スーパーカブC125
スーパーカブというと新聞屋さんや郵便局の配達に使われるビジネスバイクという認識の人が多いはず。しかし、実は近年バリエーションモデルが増加し、日常を抜け出すレジャー用途に使うユーザーが増えています。

その中でもスーパーカブC125は所有感を満たす特別な一台。

エンジンの始動は鍵穴に鍵を挿すのではなく、所有者がポケットに入れておけば可能な、今どきのリモコンキーを採用。また、荷台は商業車両に採用されるような大きなものではなく、コンパクトでお洒落なものが装備されました。商業車両には求められない所有感や質感を感じさせてくれます。

日常を忘れるコーヒーツーリング

荷締めベルトにはロックストラップを使用。
スーパーカブC125にはコンパクトながら荷台があるので、およそ15L~20L程度のバッグを荷締めベルトなどを使って固定することができます。

荷台にはコーヒーやティー関連の製品を製造する、HARIOの「アウトドアコーヒーバッグ」。そこにシングルバーナー、OD缶、ケトル、フィルターホルダー、マグカップ、更にペーパーフィルター用にひいた豆とペーパーフィルター、ごみを入れるナイロン袋を入れました。

コーヒーが苦手だという方は紅茶のセットを入れてもいいかもしれません。

湧き水を汲みに行く一手間が、一杯をおいしくする

護摩屋敷の水。
グーグルマップで湧き水を調べると山の中や農道にポツンと存在します。

今回は都心から約2時間半ほど、神奈川県秦野市にあるヤビツ峠・護摩屋敷の水をコーヒーで使うために汲みに行きました。

ヤビツ峠は道幅が狭く、クルマが2台すれ違えないような場所が頻繁に登場しますが、原付二種バイクなら気負うことなく走ることが出来ます。

豊かな緑に囲まれた山中で、滾々と湧き出る豊かな水を見ているだけで癒されていきます。

飲む場所にもこだわれば最高のチルタイムとなる

松茸山自然の森公園。
水にこだわるなら飲むところにもこだわりたいところ。あまり知られたくないのですが、筆者イチオシは松茸山自然の森公園です。

実はこちら週末ともなればたくさんのライダーが集まる施設「鳥居原ふれあいの館」から、10分かからないような立地なんです。週末は駐車場が解放されファミリーで賑わいますが、敷地が広大なので一人の時間を過ごすことが出来ます。

今回走ったルート

※グーグルマップの埋め込みでは高速道路・有料道路不使用の表示ができないため、実際のルートをご覧になる場合には「その他のオプション」からチェックを入れてください。

たった500円で行ける小さな冒険

最高のチルタイムでした。
今回は往復6時間、移動距離は200キロ程度でした。

スーパーカブC125は燃費が良いので、自宅に到着してもガソリンがしっかり残っていました。翌日給油したところ、ガソリン代は500円程度。

ガソリン代以外何も使わず、500円で過ごす休日は最高のチルタイムとなりました。

相京雅行
フリーのモータージャーナリスト。ワークマン公式アンバサダー、youtubeアイキョウバイクチャンネルの運営など、幅広く活動中。
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