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【ゴールドウイン】ウニ殻やビール廃材で色染め!自然な風合いのサスティナTシャツ

【ゴールドウイン】ウニ殻やビール廃材で色染め!自然な風合いのサスティナTシャツ

ゴールドウインが展開するコンディショニングブランド「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」が、捨てられてしまう素材に新たな価値を与える“TOO GOOD TO WASTE”の新作をリリース。廃棄された素材で染色されていて、自然な風合いがたまりません。

富山で活動する3つの拠点から廃材を使用

ニュートラルワークス.の「TOO GOOD TO WASTE」シリーズは、さまざまな廃材をウエアの素材や原料として使用するプロジェクトとして2022年にスタート。いわゆるフードロス削減を目的とし、こうした取り組みは多くの企業・ブランドが積極的に行なっているもので農林水産省も「食品産業もったいない大賞」を開催するなど、注目を集めています。
「TOO GOOD TO WASTE」の最新作「TGTW/ ショートスリーブクルー」は、廃材を天然染料に使用することで環境問題に貢献。ニュートラルワークス.を展開するゴールドウインの創業地である富山県内の3つの廃材に注目し、3色を完成させています。
また、小松マテーレの染色技術・Onibegieが活用され、これによって色がしっかりと定着。経年変化が楽しめる天然色素ならではの味わいも魅力です。

海の厄介者であるムラサキウニに新たな商品価値

アーチンシェルカラーには、海藻を食べてしまう海の厄介者として知られるムラサキウニの殻を活用。富山県の氷見高校ではムラサキウニの食用化を目指す取り組みが行われていて、その過程で廃棄されていた殻を天然染料として有効活用したのだそう。
この活用方法がうまくいけば、海の厄介者という不名誉な二つ名がなくなる……かも。

ビールが抱えるゴミ問題を解決

モルトベージュには、富山県南砺市にお店を構える“土着醸造”をコンセプトにしたビアバー・NAT.BREW(ナットブリュー)のモルト粕を使用。ビール醸造の工程で生まれるモルト粕は、これまで肥料や紙にするなど、さまざまな方法で再利用が行われています。モルト粕は乾燥した麦芽になるわけですが、そこから色をつけるというのは画期的な取り組みといえるでしょう。
色合いはビールカラーになっていて、着たら今すぐビールが飲みたくなりそうです。

コーヒーより濃い色味を表現

コーヒーグラウンズには、富山県南砺市にお店を構える焙煎所兼カフェ・haiz coffee roasteryの欠点豆(廃棄豆)を使用。当初はコーヒー粕を使用する予定だったようですが、お湯を通してない分より色が出やすいということで欠点豆に変わったとのこと。
コーヒーのように深みのある色合いとなっていて、着るだけで渋い雰囲気が出せそうです。
商品名/TGTW/ ショートスリーブクルー
価格/9680円
サイズ/XS、S、M、L、XL(ユニセックス)
素材/ポリエステル54%、複合繊維(ポリエステル)46%
カラー/アーチンシェル(US)、コーヒーグラウンズ(CG)、モルトベージュ(MD)
⚫︎ゴールドウイン
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