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浮いてる? 抜け感が素敵なポール・ケアホルムのソファ「PK26」

浮いてる? 抜け感が素敵なポール・ケアホルムのソファ「PK26」

ダンスク ムーベル ギャラリーから珍しいポール・ケアホルムのソファ「PK26」の画像が届きました。その素敵なデザインと仕掛けにグッときたので見てみましょう。

地面から軽やかに浮いたソファはどうやって浮いてる?

デンマーク人デザイナー、ポール・ケアホルムがデザインした壁面設置型ソファ、「PK26」。1957年にケアホルムの妻ハンナ・ケアホルムの教授エリック・クリスチャン・ソーレンセンの住宅のために製造されたのが最初と言われています。
地面から軽やかに浮いたその姿、どのように設置されているのか気になるところですが、非常にケアホルムらしい構造をしているそうです。送られてきたブログには、その設置方法や構造が説明されていました。

横から見ても確かに浮いている PK26ソファ

椅子の上部(背もたれ)と下部(座面)から壁面に伸びたスチールにより壁面に設置され、壁面にはソファを引っ掛けるための「受け」のパーツがついています。
引っ掛けた部分を上から撮影したもの。
ソファ側上部のスチールにはこのように切り欠きがあり、壁に打ち込んである受けのパーツに引っ掛けます。
ちなみに、引っ掛けてある部分は上部のみで、下側は壁面に対し固定されていなく、壁面に触れているのみ。壁へ引っ掛ける受けパーツも2か所のみのようです。
ケアホルムの特徴として、パーツとパーツの接点が小さいことや、余計に固定・接着をしないことがあげられますが、PK26ソファもまさにそのような構造となっているようです。

ブログでは「技術的には高さも自由な位置に設置できますが、ケアホルムは座面の高さ36cmにてデザインしたようです。ケアホルムの息子さん、トーマスさんは、設置する際に『本当にこんなに低い位置で良いのか』とみんなに聞かれたよ」と仰っておりました」。とあり、「抜け感を大事にするケアホルムならではの高さ設定と思います」ということです。

こんなソファを設置できる家に住んでみたい!
商品名/PK26
価格/543万9500円から
デザイン/ポール・ケアホルム
サイズ/W152×D76cm

●KEIZO ダンスク ムーベル ギャラリー
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