[GOLF]MONTHLY GRIDGE「ツアーから去る4人の実録者たち他」
ツアーから去る4人の実力者たち
日本のプロゴルフ界はすっかりシーズンオフですが、昨年の女子ツアーでは、渋野日向子プロを始めとする黄金世代と呼ばれる1998年度生まれの選手や、さらにその2個下の2000年度生まれのプラチナ世代と呼ばれる選手たちの活躍が目立ちましたね。
一方、長年ツアーを引っ張ってきた中堅、ベテラン選手たちの引退(または一線から退く)表明も目立ちました。そんな選手たちに焦点を当てた記事「今シーズン限りでツアー撤退を表明した4人の女子プロゴルファー」(もーりー)がSNSなどで多くの注目を集めました。その4人とは、諸見里しのぶ、佐伯三貴、一ノ瀬優希、大江香織です。
ただ、ツアーから一線を退くと言っても、今後も解説者や指導者としてゴルフ界に残ります。むしろ、引退やツアー撤退表明の場が与えられるだけでも、彼女たちは幸せだったのかもしれません。今後ますますの彼女たちの活躍を祈念したいと思います。
目からウロコのライン読み術!
アマチュアゴルファーとプロゴルファーで一番差が出るのはパッティングだという話をよく聞きます。
そのパッティングの技術を支えているのは、打ち方のみならず、ライン読みの技術と言っても過言ではないかもしれません。実際、多くのアマチュアが、パットの際のライン読みに苦しんでいることでしょう。
そんなアマチュアに向けて、目から鱗が落ちるようなライン読みの技術を紹介した記事「これは使える!あるベテランプロのラインの読み方」(Nick Jagger)が、「なるほど!」と、多くの人の膝を打ちました。
皆さんはラインを読むとき、おそらくフックやスライス、上りや下りの度合いをイメージして、グリーン上に仮想のラインを描いているでしょう。しかし、そのやり方は感覚に頼る部分が多く、なかなか正確にラインが読めていないことも多いはずです。しかしここでは、ベテランプロに教わったという、グリーン上のある1点にだけ注目すればいい、というシンプルなラインの読み方を紹介しています。実際にどんな方法なのか、ぜひサイトに飛んでいただき、記事を読んでください!
ゴルフで一番大切なのはマナーです!
ゴルフにはもちろん上手下手があるものですが、最も大切なことは、いいスコアで回ることではありません。周囲に迷惑を掛けずに回るマナーが最も大切だと言っても過言ではないでしょう。
この「スコア130を叩く紳士なゴルファーから見習う!ゴルフの神髄!」(ノザ@ゴルフライター)では、お世辞にも上手とは言えませんが、その立ち居振る舞いなどのマナーが素晴らしかったゴルファーとラウンドを共にした経験を筆者が語っています。
もちろん人間ですから、上手くいかないときにはイライラしたり、声を荒げてしまったりすることもあると思います。しかし、基本4人でラウンドするゴルフで、1人が気を悪くすると、必ずその空気は他の3人に伝わります。こういった場面では、その人の〝人間力〟が試されると思います。
記事中の紳士は、絶不調で130を打つようなラウンドでも、常に走ってスロープレーにせず、ミスショットや悪いスコアに悪態をつくこともなくプレーし続けたそうで、感動したと、記事の筆者は言います。
「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、一度自身のふるまいを振り返るためにも、ぜひ記事に目を通してみてください。
Gridgeとは
2016年4月にオープン。一般のゴルファーが自らの体験や知識を元に投稿するアマチュアゴルファーに等身大な記事や、プロゴルファーによる1分レッスン動画などで構成されるすべてのゴルファー向けの情報サイト。現在、月間PV270万、UU63万を誇り、フェイスブックの「いいね!」数は国内ゴルフメディア最大級の11万超を数える。
http://gridge.info/
芥川順哉
●あくたがわ・じゅんや/Gridge編集長。広告代理店でキャリアをスタートし、ゲーム誌やスポーツ誌、ゴルフ誌の編集を経て、2016年12月よりGridgeの編集に携わり、現職に。同サイトでは自身も「じゅんやあく」のペンネームで記事を執筆している。