テレカンの時代にお仕事でファッション以上にお顔ケアが重要だからこそのメンズスキンケア洗顔講座編
肌を清潔に保つルーティン「洗顔」
毎日の生活で顔のお肌は様々な汚れにさらされます。空気中の埃や排気ガス、有害な細菌、さらに体が分泌する汗や余分な皮脂、角質など。それらを放置してしまうと、肌荒れやニキビの原因になってしまいます。外出をしない日でも、しっかりと洗顔を行い、皮脂の汚れや角質を落として健康的な肌を維持しましょう。
一般的には、朝と夜の計2回の洗顔が推奨されています。お肌の乾燥が気になる方は、夜はしっとりとした洗い上がりの洗顔料を使用し、朝はぬるま湯で軽くすすぐ程度の洗顔でも十分でしょう。
洗顔のススメ
それではレッスンを始めます。洗顔の正しい手順とコツを掴んで、美肌を手に入れましょう。洗い始めから洗い終わりまで、気を抜かないで。
Lesson1.「手を清潔にしよう」
顔を洗う前はハンドソープで手をきちんと洗い、手を清潔な状態にしましょう。この作業を怠ってしまうと、顔を洗うどころか、手についた汚れを塗りたぐっていることに。ニキビや肌荒れの原因になるので洗顔前の手洗いはマストです。
洗顔料を手にとる前に、顔をぬるま湯(人肌ほどの温度)で軽く流しておくのがベターです。手と同様に、顔の汚れと菌を流す作業です。湯が熱すぎると必要以上の皮脂が流れてしまい乾燥させてしまいますし、冷たすぎると毛穴が締まり皮脂が落とすことができずニキビの原因になってしまいます。適度な温度で洗うように心がけましょう。
Lesson2.「泡立ての極意を知ろう」
上質な洗顔を行うには洗顔料をきめ細かくしっかりと泡立てすることが重要です。洗顔料を軽く両手で引き伸ばして、手と顔が密着した状態でゴシゴシ洗うのNG。肌にダメージを与えるばかりか、皮脂を必要以上に落としてしまい、肌を乾燥させてしまうので注意しましょう。ペースト状の洗顔料をお使いの方や、特に石鹸をお使いの方は泡立てが難しいかもしれません。そんな時は、泡立てネットを活用してください。
「泡を作るのが面倒」という方は、ポンプ式の泡状洗顔料がおすすめ。プッシュするだけで泡状の洗顔料が出てくるので、とても便利です。
Lesson3.「ゴシゴシせず、クルクルと洗おう」
作った泡を顔にのせていきましょう。あくまで顔にのせるだけです。力は入れず、円を描くように指先でクルクル撫で洗いましょう。ゴシゴシ洗うのはもっての外です。
洗顔は「洗うゾーン」の順番も大切です。最初に洗うのは、皮脂の汚れがが溜まりやすいおでこや鼻、顎などの「Tゾーン」から。洗い残しがちな小鼻も忘れずに行います。乾燥が気になる頬周りの「Uゾーン」は洗顔の終盤にサッと洗う程度でOK。ベタつくゾーンから乾燥しがちなゾーンという順番に洗うことで洗顔の効果を均一にします。
理想的なのは、顔全体の皮脂量を一定に保つこと。長時間の洗顔は必要以上の皮脂を落として、乾燥を促してしまうので時間との勝負です。
Lesson4.「念入りにぬるま湯ですすごう」
洗顔が終わったらぬるま湯でしっかりとすすぎます。すすぎ残しがちなこめかみや髪の生え際もしっかりとすすぎましょう。顔に泡を残すことは、肌に汚れをのせたままにしてしまうこと。ニキビの原因になってしまうので気をつけてください。
またシャワー中に洗顔を行うと、そのままシャワーを顔に当ててしまいがちです。肌にダメージを与えてしまい、肌荒れを引き起こしてしまうので避けたほうがいいでしょう。
しっかりと洗い流せたら、最後は清潔なタオルでゴシゴシせず優しく水分を拭き取って終了です。この作業を疎かにしてゴシゴシ拭いてしまうと、これまでの完璧な洗顔が一気に台無しになってしまいますので最後まで気を引き締めて洗顔をしましょう。
洗顔後は化粧水や乳液などで保湿ケアをして、肌の潤いを絶やさないようにします。
美肌への道、それは基本から
毎日のちょっとした基本的な一手間が、肌を綺麗に導く近道になります。この作業をするか否かによって、肌の状況は左右されます。
毎日コツコツ、お肌のケアをしていきましょう。