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MADURO STYLEの家創り第57回「地域の工務店が集結!地域からブームが始まる平屋の魅力」

MADURO STYLEの家創り第57回「地域の工務店が集結!地域からブームが始まる平屋の魅力」

今回は、MADURO STYLEの注文住宅を手がける地域の4社の社長が集結し、地域で求められている家創りについて座談会を開催。静岡県を拠点とする納得住宅工房の久保代表を中心に、群馬県からは翼創建の稲津社長、長野県からはリューケンハイムの高橋社長、埼玉県からはブルースタイルの荻野社長が、各地域で最近人気が高くなってきた平屋建てや注文住宅の持ち味、そして各地域へ移住するアドバンテージについて語りました。

久保 納得住宅工房は、地域のお客さまに対して、2階、3階建てより施工費が安く、しかもハイセンスな平屋建てを推奨しています。都心と比べて地域は土地代がロープライスな分、広く土地が取れます。この平屋建ての提案は決して我々からプランだけではなく、どうやら近年20代〜30代の若い家族層を中心とした次世代ムーブメントにもなっているようです。そこでお伺いしたいのですが、群馬県を代表して翼創建の稲津社長、長野県からリューケンハイムの高橋社長、埼玉県からブルースタイルの荻野社長…皆さんの地域ではいかがでしょうか? 平屋建ての注文、増えていますか!?


稲津 我々、翼創建は、もう10年以上前から平屋建てに注目してきました。今や注文住宅総数の6割以上が平屋建てです。伊勢崎市にオープンしたMADURO STYLEのモデルルームも、平屋建てをイメージして創りました。


高橋 リューケンハイムでは、注文住宅の3割強が平屋建てと最近増えてきています。おっしゃる通り20代後半〜30代からのご要望が多いですね。ちなみに、長野県は、子供が2人以上いらっしゃるご家庭も多く、3〜4LDKの住宅が多いです。


荻野 埼玉県は都市計画法により、川越市をはじめとした調整区域では小さな家は建てにくくなっています。ですので、大きめの土地に平屋建てを立てるケースが増えています。


稲津 群馬県では、50坪の土地に25坪の建物の敷地でも、平屋建てを希望する家族がいらっしゃいました。部屋の数よりも、格好いいライフスタイルを優先させた結果です。


久保 部屋の多さで、豊かさを競う昭和の時代もありましたが、それも過去の話。だからこそ、真っ白なキャンバスにお客さまからのリクエスト以上の設計プランが描ける、我々のような注文住宅メーカーが求められています。では、少し質問を変えて、皆さんのアドバンテージを活かした平屋建てはどんな感じなのか?…口頭で伝えるのは難しいかもしれませんが、読者に伝わるようにプレゼンテーションしていただけますか?


稲津 まずはお客さまの声にしっかりと耳を傾けて、求められているものは、すべて完璧に創るのが使命とキモに命じています。その上で心がけているのは、無駄のないデザインで、極力シンプルに設計すること。暮らしていくうちに、色とりどりな生活用品で家の中が彩られていくでしょうから、最初のベースはスッキリし過ぎているくらいがちょうどいいんです。また、完成した家に、「子供の成長を見守る家」とか「シームレスな空間」といったタイトルをつけさせていただき、写真や文章を付けて、実例カタログとして本にするのも、翼創建ならではの特徴です。


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翼創建、施工事例。

高橋 リューケンハイムは、リビングにいる時に外の景色も楽しみたいか、それとも家の中のプライベート感を大切にしたいかで、設計プランを変えたりします。と言いますのも、長野県は北に浅間山、南に八ヶ岳という、自然の地の利に恵まれた土地ですので、眺望を活かした家創りが好まれるんです。


荻野 リビングからの景色を重視する点では同じですが、弊社は眺望ではなく、青い空が見渡せる吹き抜けのある設計をご提案することが多いです。実は弊社のブルースタイルという社名は、この青い空の開放感からきているんです。また、リビングに良い気を送り込むというコンセプトを元に、基本的に天井を高く設計しています。


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ブルースタイル、施工事例。

高橋 我々も家の中に吹き抜けを創りたいところではありますが、冬は雪深くて寒い長野県では防寒性の問題もありますから、吹き抜け仕様だと大変です。通常よりも整えなければならない防寒&防雪対策の工程が多くなり、コストがかさんでしまうため、吹き抜けを断念するお客さまも多いんです。他にも降雪量や日照時間など、気候に応じた地域性は、家創りにおいて随所に出てきます。


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リューケンハイム、施工事例。

久保 地域によって、仕様の適切不適切は、当然ありますよね。では、MADURO STYLEでは、都心から移住して2拠点生活を送ろうという、いわゆる「デュアラー」もターゲットとしているのですが、そんなご家族に向けてお三方がベースとする群馬県、長野県、埼玉県でデュアルライフを送るメリットをプレゼンしていただけますでしょうか? ちなみに私から先手を打たせていただくと、「静岡なら東京まで1時間で行ける」「気候が良くて、水が美味しく、海産物が絶品」「何より日本一の富士山が近いため、大地のパワーが感じられる」…どうですか? 静岡県に移住したくなってきたでしょう!?(笑)


稲津 いいですねー。でも群馬県には草津や伊香保を始めとした、数々の名湯に囲まれています! 尾瀬に代表される山々では、ウィンタースポーツもお手の物。高崎から東京まで50分!物価の安さにも定評があります。


高橋 山に囲まれた景勝地という意味で、長野県は負けてはいません。その上、長野県には、移住者が求める2つの地の利があります。それが、「安全性」と「晴天」です。あと、長野県には海がないため、津波などの水による災害の心配がない。また晴天率が日本一なので、毎日がハッピー快適! さらに佐久市に家を建てたら、最大で40万円の移住補助金がもらえる上、東京までの新幹線通勤定期券の一部を3年間補助!…スゴいでしょ!? 東京まで1時間ちょいで、しかも交通費が浮くとなれば、たとえゆかりがなくても、佐久市に住みたくなること請け合いかと! 近隣の小諸市では1坪単価が3.5〜5万円が中心帯であることを考えれば、おそらく土地代も、今日お集まりの皆さんの中で、一番ロープライスな地域ではないでしょうか!?


荻野 埼玉県は、言うまでもなく東京までの距離がアドバンテージです。その分、さいたま市などの都市だと土地代も東京価格に近いですが、都心まで30〜40分足らずの場所で、広い土地が実はお手頃な価格で手に入ります。また、「ゴルフ銀座」と呼ばれるくらいゴルフ場の宝庫。ゴルフが趣味の人も、埼玉に多く住んでいます。また、東京の生活圏内なので、移住やデュアルライフと都心を離れる決断が必要ないのも、埼玉県ならではでしょう。


久保 皆さん、ありがとうございました。次回は、より詳しく地域の平屋建ての魅力について、お話をしたいと思います。


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納得住宅工房
代表取締役CEO
MADURO STYLE総合プロデューサー
久保 淳

1999年、納得住宅工房を設立。静岡県内にショールーム5店舗とモデルハウス3棟を展開。住宅、エクステリアに関する数々の賞を受賞。施主の感性や理想を引き出す設計提案、欧州のトレンドや伝統を取り入れた建材やオーガニック素材、ハイスペックな住宅性能をトータルコーディネートしたオーダーメイド住宅を年間150棟ほど手掛けている。アパレルショップ「ポルタロッサ」のオーナーでもある。https://www.maduro-style.com 

MADURO STYLE 静岡

☎︎054-344-7109
静岡市葵区上足洗3-13-49
 


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MADURO STYLE群馬
翼創建(thinks)
代表取締役社長
稲津幸司

space creative 「thinks 」というブランドを立ち上げ、工務店のイメージをお洒落に一新する稲津社長。MADURO STYLE群馬のショールームを併設する翼創建のthinks伊勢崎には、海外の有名高級デザイン家電や海外のハイデザイン住宅ブランド商品が並び、カフェも併設。アルフレックスやミーレ、グローエなどの海外ブランドの正規代理店であると同時に、バルミューダやリーデル、レズレーなどのラグジュアリーキッチンツールも手がける、地域唯一のラグジュアリーライフスタイルのセレクトショップ的な役割も果たす。稲津社長ご自身は数々の同業社長たちから慕われる良き兄貴分的存在。

MADURO STYLE群馬

☎0270-32-8411
群馬県伊勢崎市富塚町221-11(thinks伊勢崎)
 


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MADURO STYLE長野
リューケンハイム
代表取締役社長
髙橋典久

長野県佐久市に本社と上田市に展示場を構える、地元トップクラスの地域ビルダーの代表取締役。1999年に創業。2009年に納得住宅工房の最初のパートナーとなり、現在に至る。500棟以上の実績を誇る、地元長野の自然素材を活用した家創りで好評。佐久市、上田市、そして長野市のある北信地区まで実績を伸ばしています。 北陸新幹線に沿って拠点があるので、リモートワークを叶えたい首都圏からのお客さまにも頼もしい相談相手。また空き家相談士の資格も所有し、リノベーションでさらに受注を増やしています。2児の良きパパでもあります。MADURO STYLE長野も展開中。

MADURO STYLE長野

☎0267-64-0381
長野県佐久市野沢323-22
 


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MADURO STYLE埼玉
ブルースタイル
代表取締役社長
荻野勇樹

埼玉で創業130余年。5代目として活躍するデザイナー兼建築士。実際に大工として6年間現場で修行を積んだ後、現場監督や設計を学び31歳で代表取締役に就任。伝統文化の継承と現代建築を融合させたBlue Styleの家創りは、時代とともにデザインや仕様は変化しても、変わらないことは住む人のために「正直によい家を創ること」。お客様がずっと笑顔で幸せに暮らせるよう30年後も見据えた設計と、自然素材を使用し人が本来大切にしなくてはならない、五感を感じて生活できる家を提案しています。2020年MADURO STYLEに加盟。

MADURO STYLE埼玉

☎049-294-1741
埼玉県入間郡毛呂山町西大久保10−1


地域に家を建てたい方、興味がある方は
MADURO STYLEの公式HPへ
https://www.maduro-style.com


公式HPではMADURO STYLEのコンセプトや仕様の解説に加えて、納得住宅工房の建てた家を巡り、その魅力やオーナー様の感想をまとめた連載「週刊MADURO STYLE」も展開中です。またお問い合わせた方には嬉しい特典も!?


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