【時計】押さえておきたいブランド発。十人十色の名作金時計

シンプルだからこそ、ラインナップ豊富な金時計。ここでは、押さえておきたい10ブランドの名作たちを一挙に公開いたします。

A.LANGE & SÖHNE［A.ランゲ＆ゾーネ］

ドイツ高級時計の名門の、記念すべき復活第1作

ランゲ1　355万円

ドイツ高級時計の聖地であるザクセン州グラスヒュッテの盟主であったA.ランゲ＆ゾーネは、第2次世界大戦終結後に同地が東ドイツ領になったため国有化される。それが1990年のドイツ統一により復活。復興後初のコレクションの1つが、この「ランゲ1」。まさに歴史的名作なのです。

ROLEX［ロレックス］

ブランドを代表する洒脱なプレステージモデル

オイスターパーペチュアルデイデイト 36　225万円

自動巻き。パワーリザーブ約48時間。18Kエバーローズゴールドケース。ケース径36mm。アリゲーターストラップ。100m防水。（日本ロレックス 03-3216-5671　https://www.rolex.com/ja/watches/day-date/m118135-0003.html）

こちらの「デイデイト」はダイヤル小窓に日付だけでなくフルスペルの曜日も表示した世界初のモデル。また、日付と曜日が午前0時に瞬時に切り替わるのも特徴です。独自のエバーローズゴールドのケースにチョコレート色のダイヤルとストラップの組み合わせは、まさに洒脱。小型の36mm 径も魅力です。

Chronométrie FERDINAND BERTHOUD［クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥー］

精密時計の巨匠の名を蘇らせた新ブランド

クロノメーターフェルディナント・ベルトゥー FB 1.2　2707万円

マリンクロノメーターの名手であった18世紀の時計師の名前を復活させ、2015年にデビューした新ブランドの記念すべき第1作。フュゼ・チェーン（鎖引き）のトゥールビヨンという超複雑機構で、その精緻なムーブメントを、ダイヤルの窓とケースサイドに開けられた窓から楽しめる。

CHAUMET［ショーメ］

パリのエスプリの香る”ダンディ”なドレスウォッチ

ダンディ　182万円

老舗ハイジュエラーのショーメが持ち前のデザインセンスで男性のために生み出したのが「ダンディ」コレクション。今年は誕生15周年で、これはその記念作。優美なクッション型ケースや、ダイヤルの象徴的なバヤジールストライプなど、オリジナルから受け継いだ洗練のスタイルを楽しめる。

JAQUET DROZ［ジャケ・ドロー］

ブランド創業280周年を記念した特別限定作

グラン・セコンドトリビュート　233万円

ブランドアイコンである「8の字」のダイヤルデザインは、そもそもは創業者のピエール-ジャケ・ドローの創案。これは創業280周年を記念し、そのオリジナルの懐中時計をトリビュートした新作。美しいエナメルダイヤルも伝統を受け継いだものです。コレクション初となるYGケースでお目見え。

CORUM［コルム］

本物の金貨を使用した超薄型ドレスウォッチ

ヘリティジコインウォッチ　350万円

「コインウォッチ」の名のとおり、本物のコインをスライスし、その間にムーブメントを挟み込んだ意欲作です。超薄型モデルとして、1964年にコルムによって考案されました。コインの表裏がそのまま時計の表裏になるのが特徴で、こちらはアメリカの20ドル金貨を使用。裏が自由の女神像の、いわゆる「リバティヘッド」で、その貴重さも魅力です。