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夏の宴を楽しむ上品酒は、家族みんなが笑顔になるマジックなラベル

夏の宴を楽しむ上品酒は、家族みんなが笑顔になるマジックなラベル

美味い酒に思いを馳せて、適度にその味わいを知るのが通。そんな気分に合わせて巧みに酒のセレクトをしたいという方に、御指南役からおすすめを伺おう。

今回は、御指南役として、明治から続く一流酒店「横浜君嶋屋」の4代目である名物社長、君嶋哲至さんが、「いろんな意味で」家族で楽しめるお酒をチョイスしてくれました。いったいどんなお酒なのでしょうか? 


若波酒造 若波 純米大吟醸 


ボトル
720mℓ 2700円

大正11年(1922年)創業。屋号の由来は蔵の傍を流れる筑後川の若々しい波の姿から。お正月最初の1杯にコレを選んだという君嶋アニキによれば「そんなに大きくない白ワイン用グラスで飲むといいよ」とのことです。 



「ねぇねぇ見て、このラベル。ここに指を当てて温めると…ほら、ブルーのマークが消えるでしょ? 福岡・若波酒造『若波 純米大吟醸』は10度以下に冷やすのがいいの。で、飲み頃の温度になるとマークが浮かび上がる。酒は大人の飲み物だけど、こんなボトルがあれば子どもも楽しいじゃない? 家族が顔を揃える場で、いいカンバセーションツールにもなるってワケ。


でさぁコレ、香りがいいのよ。バナナとかメロンみたいなニュアンスでフワッとした香りがするんだ。米は糸島産山田錦なんだけど、糸島って福岡の中でもいい食材がとれる産地なんだよね。野菜も魚もいい土地。当然、米だって美味いよね。


そんなところで育った米を35%まで磨いて、醸した酒。甘みがあるけど、同時にほどよい酸味もあるから食事にすごく合う。白身の刺し身、春なら桜鯛となんて最高だよ。可憐で繊細なタッチで関西系の昆布出汁を使った料理によく合うから、幕の内弁当にもいいよ。純米大吟醸でこれほど和食に合うヤツってないんじゃないかな。


あとはね、大学芋みたいな甘じょっぱい系もいいし、スイーツ系ならみたらし団子もいい。なんかさ、スーッとした冷涼感を感じる酒だから、肌寒い春の宵にマッチするんだよね」



これからの季節、家族で過ごす花火大会やガーデンパーティなど、夏の宴にも最適な一本。ぜひ!


御指南役 横浜君嶋屋4代目 君嶋哲至さん


君島

『横浜君嶋屋』は明治時代に横浜で創業し、現在は銀座にも支店がある。ワイン、日本酒、焼酎など君嶋さんの目利きで、これぞと思う造り手のアイテムだけを扱っている。


★店舗・会社について


http://kimijimaya.co.jp


 

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