【キャンピングカー入門】ベース車で見る！バンコン＆キャブコン人気の7台

商用バンがベースとなっているバンコン（バン・コンバージョン）と、トラックがベースとなっているキャブコン（キャブコンバージョン）。先日開催されたジャパンキャンピングカーショー2024で展示されていた7台を、ベース車別に見てみましょう。

フィアット　デュカト

キャンピングカーアワード 2024に選出された「DA VINCI 6.0」。この車両のユーザーはNEWS 小山慶一郎さんで、真っ黒でいかつめな外装も小山仕様だという。元々商用バン/トラックであるフィアットデュカトがベースですが、そうとは見えないところがかっこいい。

ヨーロピアンホテルを彷彿とさせる上質なインテリアとのほか、シャワーなどのサニタリールームを完備する最上級クラスのレイアウト。キャンプ場の自然の中で、贅沢な時間を過ごすのも楽しそうです。

車名／DA VINCI 6.0（ダ・ヴィンチ 6.0）
価格／1474万円から
ベース車／フィアットデュカト
●トイファクトリー

トヨタ　タウンエース

ガソリン1500ccクラスのバンコンで大人気タウンエース。このキャンパーアルトピアーノは漫画家の小田原ドラゴンさんも最近乗り換えています。肩肘を張らず、日常のお買い物から車中泊までこれ1台という人にはかなり魅力的。

レイアウトはシートを畳むとベッドスペースになる仕様ですが、キャンプ場であれば外にテント、車内はリビングという使い方が出来て楽しそう。ちなみに現在型式認定取り消しとなっているのはタウンエーストラックの方で、タウンエースバンは2024年1月19日に出荷停止指示が解除されています。

車名／キャンパーアルトピアーノ
価格／372万680円（展示車）
ベース車／トヨタタウンエースバン
●ナッツRV

トヨタ　ハイエース

この車両は「オーロラ EXCLUSIVE ARTISAN Type Ⅰ」という名を冠され、バンコンの王道と言っても過言でないトヨタハイエースがベース車。真っ黒なボディが高級感ありながら、オプションでポップアップルーフも備わっています。

内装はシックで落ち着くカラー。昨今、こういった高級化は細部まで進んでいる感じがします。シャワー、冷蔵庫、FFヒーターなどが標準で備わり、遮熱断熱＆床断熱も施工済み。良いですね。

車名／オーロラ EXCLUSIVE ARTISAN Type Ⅰ
価格／1011万3500円（展示車）
ベース車／トヨタハイエース S-GL
●ケイワークス

日産　キャラバン

「ASTRARE CC1」というこの車両、ベースはハイエースと双璧をなす、日産キャラバン。FRP一体成型のボディで、ワイド化＆ハイルーフ化されたキャブコン。サイズは全長4960×全幅2060×全高2740mmと記されています。

このくらいゆとりがあるといいよね、という車内。トラックベースのキャブコンとバンコンの中間くらいが欲しいユーザーにはうってつけ。家族で遠まで出かけてみたくなります。

車名／ASTRARE CC1
価格／1403万2000円（展示車）
ベース車／日産キャラバン NV350
●ファーストカスタム

メルセデス・ベンツ　スプリンター

「うわー、ベンツだ」と来場者が揃って声にしていた「TM VAN 690LB」。架装メーカーはスウェーデンのKABEで、輸入車として日本に入っています。ベース車はメルセデス・ベンツスプリンター、全長が6974mmの堂々とした車格。

残念ながら車内を撮影できなかったものの、冷蔵庫、トイレ、FFヒーター、床暖房までおよそ欲しいと思うものは全て標準装備。そして価格はなんと2200万円とまさに家なみ。気になる人は内見されることをおすすめします。

車名／TM VAN 690LB
価格／2200万円（展示車）
ベース車／メルセデス・ベンツ　スプリンター
●フジカーズジャパン