[クルマ]国産だからこそ発揮するPHEVの威力!家族に優しいエコカー生活
HONDA CLARITY PHEV
ホンダ クラリティPHEV
588万600円~(税込)
燃料電池車クラリティ フューエル セルのパッケージに、発電と駆動用2基のモーターと1.5ℓガソリンエンジンを搭載したプラグインハイブリッドEV。一般道ではエンジンは発電に終始して、高速走行時には駆動力を発生する仕様。また、モーターのみでも160km/hなど、航続距離だけでなくパワーも協力無比なもの。
●エンジン:1.5ℓ 直列4気筒●EV走行距離:114.6km(JC08モード)●燃費28km/ℓ(JC08)●全長×全幅×全高:4915×1875×1480mm●価格:588万600円~(Honda お客様相談センター☎0120-112010)
熱心な環境保護論者として知られる、俳優レオナルド・ディカプリオ氏がプリウスを選んだことは有名なエピソード。ですが、彼がワシントンに勇躍乗り込み環境保護を訴えかけようとした際、ガチな保守派議員のコメントも有名になりました。
「プリウスも結構だが、西海岸からディカプリオ氏はプライベートジェットに乗ってきたんじゃなかったかい?」
CO2を撒き散らすジェット旅客機に乗っていて、環境保護とは「笑止!」とのカウンターパンチ(笑)。
なるほど、ひとくちにエコだ、環境保護だの言っても複雑なものです。CO2排出ゼロと言われるEV(電気自動車)にしても製造工程で発生したものはカウントしないのか、とか、バッテリーのリサイクルやモーターに使われている銅線のリサイクルで発生する可能性がある排出物はどうなる?
などなど、きっとディカプリオ氏も首を捻っているかもしれません。
そういった込み入った事情を別にして、今エコなクルマを選ぶ大きな理由のひとつに「話題づくり」しかも「環境やエコをフックにした」頭がよさげで、かつ善良そうなライフスタイルが作れることを挙げたいと思います。
すると、2030年までに販売量の3分の2を電動化すると発表したばかりのホンダがリリースした最新のPHEV(プラグインハイブリッド)「クラリティ」がベストチョイス!なにしろ、EVモードで114.6キロ(JC08モード)と、航続距離が長いのが自慢で、かつエンジンとモーターを合わせたシステム全体のパワーが215馬力にも達する活きの良いエコカーなのですよ。
クラリティ フューエル セルの名前で燃料電池を搭載していたモデルと、ほぼ同じボディというのも良いフックで、「FCVとPHEVのメリットとデメリットはさぁ…」なんて語り始めたら、助手席のママもうっとり聞き惚れてしまうかもしれません。
また、不思議なことにあまり注目されていないファストバック調ボディデザインも、一歩先を行く未来的かつ実用性の高い優れたパッケージング。レオ様が住んでるビバリーヒルズでも絵になりそうなスタイリングは、きっと港区でも同様の輝きを放つかと。
それでいて、輸入EVよりはるかに手頃な価格帯に収まっていることも見逃せません。環境だけでなくお財布にもエコって素晴らしくないですか!
ほとんどEVか!?次世代型ハイブリッド
バッテリー量を最大化!航続距離も伸びました!
ガソリンタンクを最低限の大きさに出来たのは、一般道でエンジンは発電に専念して、高速走行時にフルパワーという合理的な設定ゆえ。また、モーターも2基に役割を分担させることで、パワー効率を上げるだけでなく元気な走りも実現しているのです。
品良く、しかも未来的に美しさもミニマルなまとめ!
「明快」を意味するクラリティという車名だけあって、各部のデザインも次世代を感じさせてくれるカッコよさ。しかも、一目で使いやすそうだとわかる造形です。ミニマルなインテリアも知性とか、次世代を感じさせてくれるハイブリッドな出来栄え!