九島辰也のDRIVEN MADURO「伊勢志摩ツーリングで体験!! 念願のスーパーカーでゴルフ」
McLaren GT
ゴルフバッグを載せられるスーパーカー、ということでマクラーレンGTで念願のラウンドに。積んだ状態はご覧の通り。専用のレザーバッグで、シューズケースもお揃い。シンプルなデザインながらオシャレ感があります。残念ながらカートタイプのマイバッグは入りませんでしたが、これならいいですね。
載せるのはエンジンの上です。このクルマはミッドシップですから、その上をカバーで覆いそこに窪みをつけてスペースを稼いでいます。聞けばサーフボードも積めるとか。ショート限定ですが。そして、通常エンジンのあるフロント部分もカーゴスペースになります。深さがあるのでトロリータイプが積めました。いい感じです。
これが〝GT〟という意味ですが、走りも工夫がされています。エンジンを掛けたデフォルトの状態ではかなりゆったりした気分で運転できます。要するにGTカー的な味付け。絶対的なパワーはあるのですが、操作系はそれほどクイックではありません。
がしかし! センターコンソールの〝ACTIVE〟ボタンを押すとキャラが一転。文字通りのスーパーカーに早変わり。というか、レーシングカーの香りプンプン。ドライブモードを〝トラック(サーキットの意味)〟にすると、さらにエキゾーストサウンドは響き渡り、異次元のような加速をします。コーナリングの鋭さもアップ。クイックなステアリング反応に対してドライバーを中心にクルリっとまわります。そう、これこれ。おかげでラウンドもスーパーなスコアでした。なんて。
バッグコレクションで
スマートなゴルフライフを
「何も積めない!」というのが一般常識のスーパーカーにおいて画期的なアイデアで生まれたのがこのマクラーレンGT。ご覧のようにリアのハッチが開いて。なんの抵抗もなくゴルフバッグとシューズバッグが詰め込めます。といっても、スペースに限りがあるのは確か。なので一般的なカートバッグは無理でした。が、ナイロン製のスタンドバッグでしたら行けそうです。2つ並べて積んでいる写真を見たことがあります。ツーサムで行けるかも。写真はスマートにデザインされた専用のラゲージバッグコレクションです。
ここに収まれば
気分はハイテンション
インテリアはまんまマクラーレン。というか、スーパーカー。太いサイドシルを乗り越えバッケットタイプのシートに収まる感じです。今回は高速道路をメインとした移動でしたので、使い勝手の不便さなどはほぼ感じませんでした。視認性、操作性は意外なほど高い。フロントにリフト機構が付いているので、段差もそれでクリア可能です。