【新型キャンピングカー】ベースは日産NV200バネット！冷蔵庫＆レンジを置いても広々

小さくて可愛いキャンピングカー「カヌレ」に新モデルが仲間入り。電化製品を置きやすいレイアウトが魅力で、300mAhのバッテリーも搭載可能に。プライベートコテージのような雰囲気もたまらない！

軽キャンピングカーのような車両サイズ

日産「NV200バネット」をベースとした、コンパクトなキャンピングカー「カヌレ」シリーズ。取り回しがしやすく、街中の走行でもストレスを感じさせません。車内はゆとりのある設計で、まさに軽キャンピングカーとバンコンキャンピングカーのいいとこ取りをしたような一台です。

新型モデル「Canelé comfort（カヌレコンフォート）」では、ユーザーからの要望で多かったという電化製品のスペースの確保に注力したそう。ポータブル冷蔵庫や電子レンジを置くスペースを確保するために、セカンドシートの幅を従来の1200ｍｍから1000ｍｍに変更。これにより、右サイドのカウンターに専用スペースを生み出し、長旅でも新鮮な食事が楽しめるようになりました。

セカンドシートの幅を変えたことで3名座れたのが2名になりましたが、心配ご無用。横向きのサイドシートを新設することで乗車定員は従来と同じ5名となっています。

クーラーパッケージプラスだと300Ahのバッテリー付き

新型モデルでも、12Vクーラーやリチウムイオンバッテリーが付いた「クーラーパッケージプラス」を設定。従来ではバッテリーが100mAh×2個でしたが、1.5倍のパワーアップとなる300Ahに変更。これにより、ポータブル冷蔵庫や電子レンジを安定して稼働させることができ、連泊や外部電源がない場所での車中泊も安心です。

また、自動切替でクーラーを稼働でき、リチウムイオンバッテリーへの充電ができる外部電源装置も装備されています。

大阪キャンピングカーショーで初お披露目

車内は収納スペースが満載となっていて、新たに設けられた横向きのサードシートの下には大型のキャンプギアや衣類が収納でき、車内中央には長物が収納できるスペースが設けられるなど、デッドスペースを有効活用しているのもポイント。

オプションとしてFFヒーターや薄型ソーラーパネル（250W+MPPTコントローラー）なども追加でき、季節に合わせた最適化も図れます。

個人的には、エレベーティングルーフを取り付けられるERモデルが気になる。プラス2名の就寝が可能となり、大人数でワイワイできるのも嬉しい。

車名／Canelé comfort
価格／2WDガソリンNR（標準ルーフ）：415万2500〜476万800円、2WDガソリンER（エレベーティングルーフ）：532万9500円〜593万7800円、4WDガソリンNR（標準ルーフ）：454万8500円〜515万6800円、4WDガソリンER（エレベーティングルーフ）：572万5500円〜633万3800円
ベース車両／日産NV200バネット
乗車人数／5名、就寝人数大人1人＋子供1人（ERはプラス大人1人＋子供1人）、8ナンバー
サイズ／4400（4WDは4410）×1695×1855ｍｍ（4WDは1885ｍｍ）、ERの全高1950（４WDは1980ｍｍ）、1600ccガソリン（2WD・4WD）
電装／12Vクーラー取付、12クーラー専用外部電源口、ポータブルバッテリー電源口（コンバーター含む）、断熱加工、サブバッテリーシステム（リチウム300mAh×1個※外部電源orサブバッテリー切替で使用）、外部電源装置（40Aチャージャー）、100Vコンセント、バッテリーメーター、メインスイッチ（LED）、ダウンライト（LED、リモコンディマーコントロール付6個※ERは8個）、12Vソケット、バックドア木目トリム（LED付）
設備／流し台（蓋付シンク、ポータブルウォータータップ）、リアスピーカー（埋込式）、清水・排水タンク各12L

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