TOP / DINING / 【簡単デザート】白玉粉から人生初の白玉づくりに挑戦してみたら、家族が大充実した
【簡単デザート】白玉粉から人生初の白玉づくりに挑戦してみたら、家族が大充実した

【簡単デザート】白玉粉から人生初の白玉づくりに挑戦してみたら、家族が大充実した

白玉粉と水だけで、家族総出の人生初の白玉づくり。こしあん、抹茶アイス、黒ごまきな粉を添えた白玉だんごをベランダで味わううちに、また「白玉でも作ろうか」と言える日が増えました。

甘味処で食べた白玉だんごを、自分で作ってみたくなった

白玉だんごといえば、たまに甘味処で食べるもの。スーパーでもデザート売り場にありますが、これまで自分で作るという発想はなく、もちもちとしたあの食感がどうやって生まれるのかも、深く考えたことはありませんでした。

そこで、秋の夜長、少しゆっくりできる時間に「あれを一から作ってみたい」と思い立ちます。粉と水があれば作れると聞いて、子供たちにも声をかけるとすぐに台所へ集まってきました。家族総出で人生初の白玉づくりの始まりです。

スーパーで揃えた4つで、甘味処の味を目指す

用意したのは、白玉粉、こしあん、黒ごまきな粉、抹茶アイスの4つ。どれも近所のスーパーで手に入るものばかり。白玉にこれらを添えれば、甘味処で見たような皿になるはず。完成図を思い浮かべながら材料を選びました。
白玉粉の袋を開けて、200gを量りながらボウルに出してみると、白い粉がさらさらと落ちていきます。
この白い粉が水を加えてこねるだけで、あのもちもちとした白玉になるのだろうか。作る前からちょっとわくわくしてきました。隣では、子供たちが「これが白玉になるの?」とボウルをのぞき込んでいます。

白玉粉200gに対し、水は約190ml、あとはこねるだけ

白玉粉200gに対して、水は約190ml。一度に全部入れずに、少しずつ加えながらこねていくのがポイントらしい。水を注ぐ係は娘に任せました。お気に入りのカップを両手で持って、粉の上にちょろちょろと慎重に注いでいく姿は真剣そのものです。
最初はぽろぽろとまとまらなかった粉も、何度もこねているうちに、少しずつひとかたまりになっていきます。

途中からは息子も加わって、ボウルの中は小さな手と大きな手でいっぱいに。手のひらが粉で真っ白になるたびに笑い声が上がり、こねる作業そのものが、ちょっとした遊びのような時間に。

耳たぶくらいのやわらかさで、大きさは自由に

目指すのは、耳たぶくらいのやわらかさ。水を少し足してはこね、生地をつまんでは自分の耳たぶと比べ、「もう少し水かな」「これくらいかな」と確かめながら仕上げていきます。硬すぎると、丸めたときに表面がひび割れてしまいそうで、やわらかすぎると、形がだれてしまいそうです。ちょうどいい加減が、手の感触だけが頼りというのも、この作業の面白いところでした。
ちょうど良い手ざわりになったら、ひとつずつちぎって丸めていきます。手のひらで転がすと、表面がつるんとなめらかになっていくのが気持ちよく、気づけば黙々と丸め続けていました。
大きさはあえて揃えなくていいことにして、子供たちにも自由に丸めてもらいました。バットに並べてみると、大きいもの、小さいもの、少し平べったいものと、形も大きさも見事にばらばら。後で誰が作った白玉かを当て合うのも、手作りならではの楽しみです。

ふわっと浮いてきた瞬間に、思わず歓声が沸く

白玉を茹でる鍋は、手元にあった深めのフライパンで。しっかり沸騰させた湯に白玉をそっと落としていくと、最初は底に沈んでいたものが、しばらくするとふわっと浮き上がってきました。
子供たちと並んでフライパンをのぞき込み、ひとつ浮かぶたびに「浮いた!」と歓声が上がります。
浮いてきてから1〜2分ほど待ち、浮き上がった順に網じゃくしですくって冷水へ。しっかり冷めたら水気を切れば完成です。
手に取った白玉は、表面がつやつやで、ほんのり透き通るような白さ。不揃いな粒が、ちゃんと甘味処で見たような白玉の姿になっていて、粉から作った実感がじわじわと湧いてきました。

こしあん、抹茶アイス、黒ごまきな粉で仕上げる

水気を切った白玉を器に盛っていきます。大、小、平ら、それぞれが丸めた不揃いな白玉を、ころころと器に並べていくだけで、なんだか愛着が湧いてきます。冷水でしっかり冷やした白玉は、器の中でもつやつやと光っていて、この時点ですでに美味しそう。
次に、こしあんをたっぷりと添えます。袋から直接しぼり出し、白玉の横にこんもりと盛り上げると、一気に和菓子らしい雰囲気に。甘さ控えめにするか、たっぷりにするか、自分で量を決められる自由も手作りならでは。
そこへ、抹茶アイスをひとすくい。白玉とこしあんの間に置くと、鮮やかな緑がぱっと映えて、器の中が一気ににぎやかになりました。子供たちの器にも同じように盛り付けていくと、二人とも身を乗り出して、どちらのアイスが大きいかを見比べています。
最後に、黒ごまきな粉をぱらぱらと振りかけました。袋を傾けると、香ばしい香りがふわっと立ちのぼり、白玉の上に黄金色の粉が積もり、黒ごまの粒もアクセントになっています。
白、小豆色、抹茶の緑、きな粉の黄金色。4つの色が器の中に並ぶと、思い描いていた甘味処の白玉にぐっと近づきました。盛り付けを待っていた子供たちは、すでにスプーンを握りしめてスタンバイしています。こねて、丸めて、茹でて、盛り付けまで全部を自分たちの手でやってきた分、出来上がりにの満足感は格別でした。

秋の夜風が心地良いベランダで、夜のデザートに

せっかくなので、できあがった器を持ってベランダに出てみます。外はすっかり暗くなり、少しひんやりとした夜風が心地良い時間、グリーンの葉に囲まれたベランダで、遠くの街の灯りを眺めながら白玉をいただきました。
白玉はもちっとした弾力があり、こしあんの甘さに黒ごまきな粉の香ばしさがよく合います。少しずつ溶けてきた抹茶アイスが白玉に絡み、ほろ苦さが全体の甘さを引き締めてくれました。不揃いに丸めた白玉は、ひと粒ごとに食感が少しずつ違っていて、かえって良かったかも。

次の日も昼間からおやつに食べた

材料が余っていたので、次の日のおやつでも楽しむことにしました。今度は日差しがたっぷり入るお昼どき。ベランダに人工芝のマットを敷き、木の椅子を置けば、ちょっとしたテラス席のできあがりです。
明るい光の下で見る白玉は、つやつやとした白さが一段と際立っていました。娘は小さな椅子に腰かけ、器を両手で抱えながら黙々とスプーンを動かしています。溶けた抹茶アイスと黒ごまきな粉を白玉に絡めては口に運び、ときどき顔を上げてにっこり。

器の中がすっかり抹茶色に染まるころには、きれいに食べ終わっていました。夜は大人がゆっくり味わうおやつに、昼は子供が夢中になるおやつに、同じ白玉でも過ごし方次第で違う時間が生まれるのが新鮮でした。

「白玉でも作ろうか」と言える日ができた

やってみて分かったのは、白玉づくりには特別な道具も技術もいらないということ。粉に水を加えてこね、丸めて、茹でるだけ。フライパンひとつあれば、子供から大人まで、家族全員がそれぞれ役割を持って手を動かせます。

これまではおやつといえば、買ってきたものを並べるのが当たり前でしたが、これからは「今日は白玉でも作ろうか」と、子供たちを台所に誘える選択肢が自分の中に加わりました。ベランダに椅子を出せば、いつもの家がちょっとした甘味処にもなります。次はトッピングを季節の果物に変えてみようか、白玉に色をつけてみようかと、もう次の週末の計画を考え始めています。

取材・文/SYURI
  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS