DINING
2026.11.07
【秋の味覚】土鍋で炊き込みごはんを炊いてみた!夫婦そろって味わう休日ベランダの過ごし方
いつか作ってみたいと思いながら一度も炊いたことがなかった、炊き込みごはん。人生で初めて挑戦、しかも土鍋で。休日の昼、ベランダで夫婦そろって味わってみることに。
今日こそ炊き込みごはん作りに挑戦!しかも土鍋で
秋になるとスーパーの店先や、ネットの投稿で炊き込みごはんを見かけます。湯気の立つ茶碗に、きのこや具材がのった写真を見るたび、「いつか自分でも炊いてみたい」と思ってきました。しかし実際にはこれまで一度も作ったことがありません。
理由は、難しそう、そしてうまくいかなかったらどうしようと身構えてしまっていたから。「また今度」と思ううちに、気づけば何度も、秋を見送ってきました。この「ちゃんとした人の料理」というイメージに、この秋こそ、いや今日こそ!
理由は、難しそう、そしてうまくいかなかったらどうしようと身構えてしまっていたから。「また今度」と思ううちに、気づけば何度も、秋を見送ってきました。この「ちゃんとした人の料理」というイメージに、この秋こそ、いや今日こそ!
ちゃんとしてそうな炊き込みごはんですが、簡単そうな無印良品の松茸ごはんの炊き込みごはんの素を買ってきました。パッケージの裏には、調理時間の目安が60分と書かれていて、休日の昼に食べるにはちょうど良いかも。米2合に使う量はちょうど良さそうだし、「これなら、私にもできるかもしれない」と、背中を押された気がしました。
商品名/炊き込みごはんの素 松茸ごはん
価格/690円
具材/松茸、たけのこ、鶏肉、油揚げ、昆布、せり、昆布仕立てのだし醤油(別添だし)
賞味期限/製造日から545日
⚫︎良品計画
商品名/炊き込みごはんの素 松茸ごはん
価格/690円
具材/松茸、たけのこ、鶏肉、油揚げ、昆布、せり、昆布仕立てのだし醤油(別添だし)
賞味期限/製造日から545日
⚫︎良品計画
水を入れるだけで緊張するも、あとはレトルト具材を入れるだけ
作り方は米2合をといで土鍋に移し、水を400ml注ぎます。炊飯器と違って、土鍋の内側には目盛りが無いので、計量カップを持つ手に力が入ります。水を入れるだけで思った以上に緊張。
そこへレトルトの具材とだしを加えると、鍋の中は一気に炊き込みごはんらしい色に。ここまで来たらもう迷わない。あとは土鍋に任せる、と念じる気持ちでふたをしました。
強火7分、弱火10分、蒸らし10分、じっと我慢
ガスコンロの強火にかけて、まずは約7分。ふたの下がどうなっているのか気になって、何度もコンロの前をのぞきに行ってしまいます。
やがて、ふたの穴から蒸気が出てきたら弱火に切り替える合図。目に見えるサインがあるだけで、「いま、ちゃんと炊けている」と実感でき、緊張で張りつめていた気持ちが少しほどけました。炊飯器のように任せきりにするのではなく、自分で火を見て判断する。その感覚が新鮮で、だんだんと楽しくなってきました。
弱火にしてからは約10分。途中でふたを開けて様子を確かめたくなりますが、ぐっとこらえて待ちます。開けたい、でも開けない。小さな葛藤は初めての土鍋ごはんならではの楽しさに思えてきました。
火を止めた後もふたは開けないまま我慢、約10分蒸らします。強火7分、弱火10分、蒸らし10分で、合計およそ27分。炊飯器では意識したことがなかった「待つ時間」が、ここでは料理の一部になっていると感じます。
その間に、ベランダへテーブルを出して、食卓の準備を進めました。茶碗を2つ並べ、しゃもじと鍋敷きを用意して、熱い土鍋を持つための布巾も手元に。蒸らしている10分の間、「食べる場所」が少しずつ整っていくのが、なんだか嬉しい。
ふたを開けた瞬間、休日の昼が秋になった
10分の蒸らしを終えて、土鍋を持ち上げベランダの机に運びます。布巾でふたを持ち上げると、裏にはびっしりと水滴。立ちのぼる湯気とともに、きのこの香りがふわっと広がります。「ああ、秋だ」としみじみ思い、思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。炊飯器の電子音では味わえない、ふたを開ける瞬間の嬉しさが土鍋ならでは。
しゃもじで底から混ぜてみると、鍋の底にはおこげが。うまく炊けるか心配だった初めての挑戦で、ここまで上手に炊き上がっていたことに胸をなでおろしました。濃く焦げたところもあり、「少し焦げすぎたかな」と頭をよぎるものの、そんなドキドキ感も含め、初めての土鍋ごはんの思い出になりそうです。
ベランダのテーブルで昼ごはん。湯気とともに炊きたての香りがふわり。外の空気の中にある食卓は、いつものダイニングよりずっと開放的で心が緩むようでした。
食べてみてまず感じたのは、米にしっかり味がついていること。続いてきのこの香りが口の中でゆっくり広がっていきます。思わず「おいしい」と声が出て、作った自分がいちばん驚いていたかもしれません。
おこげの香ばしさに、「これが土鍋で炊く醍醐味か」と思う味わいを感じます。普通の炊き込みごはんとは食感が違い、おこげを探しながら食べるのも、ちょっとした楽しみでした。箸が止まらず、おかわりを重ねるうちに、鍋の中はみるみる減っていきます。
ベランダの日差しが気持ち良い、夫婦で味わう初土鍋ごはんを終えて
正直なところ、土鍋で炊く炊き込みごはんは、もっと難しいものだと思い込んでいました。実際にやってみると、蒸気が出たら弱火にして、あとはふたを開けずに待つだけ。手順がシンプルだったので、初めてでも迷う場面はほとんどありませんでした。
何より心に残ったのは、自分で炊いたごはんをベランダで食べるということ。いつもと少し違う休日の昼です。「いつかやってみたい」と思っていたことをひとつ叶えた満足感で、食べ終えた後もしばらく良い気分でした。
今回は無印良品のレトルトの具材で簡単に作りましたが、次は具材から自分で選んで挑戦してみたいです。土鍋の蒸気を見ながら待つ時間を、この先の秋も楽しめたらと思います。
取材・文/SYURI
今回は無印良品のレトルトの具材で簡単に作りましたが、次は具材から自分で選んで挑戦してみたいです。土鍋の蒸気を見ながら待つ時間を、この先の秋も楽しめたらと思います。
取材・文/SYURI





















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