1万円台で楽しめる！高級レストランガイド第1回東京・新宿／鉄板焼き「新宿鉄板焼き Sublime （スブリム）」

デートや接待など、シチュエーションに合わせて使えるお店はいくつでも押さえておきたいところ。この連載では、１万円台のお手頃さで味も雰囲気もバッチリのお店をご紹介します。

ミシュランの星獲得の料理と鉄板焼きを1万円代前半で楽しめる！

古来より、長く厳しい冬を越すために食材を長期保存する発酵料理の文化が発展してきた北欧。その北欧の料理の特徴を活かしつつ、同時に鉄板焼きも楽しめるのが「Sublime（スブリム）」。2018年から3年連続でミシュランの星を獲得した、東京麻布十番に本店を置くイノベーティブ・キュイジーヌの名店です。

今回は、新宿駅から徒歩5分の場所にある「新宿鉄板焼き Sublime （スブリム）」をピックアップ。

「Sublime」とはフランス語で「気高い・崇高」という意味ですが、ここのお店では肩ひじ張らずに鉄板焼きのコースとお酒を楽しめます。ここでは、1万1千円の「スタンダードコース」をご紹介。接待はもちろん、パートナーとの特別な記念日などにもぴったりのお店ですので、気になったという方はぜひ訪れてみてくださいね。

まずはアミューズグール（先付け）から。上段にあるのが北海道の厚岸で獲れるブランド牡蠣“マルえもん”を使った冷製コンフィ。白ワインのシャブリを泡ゼラチンにして乗せた贅沢な一品です。下段の右が黒トリュフを乗せた黒毛和牛のミートボール。真ん中は枝豆のクランチに明石の真蛸の洋風うま煮を乗せたもの。左がバルサミコソースをかけた牛蒡のシュークリームです。

麻布十番の「スブリム」のスペシャリテ、発酵マッシュルームスープがこちらのお店でも味わえます。マッシュルームは、4％の塩を加えて真空パックしたのちに、14〜15度の冷蔵庫で2週間発酵させたものを使用。マッシュルームのコクと、さわやかな酸味を感じられるまさにイノベーティブな逸品です。

スープのあとにもオードブルがひと皿提供されます。牛タンシチューに根室のウニとキャビア、さらに金箔を乗せた贅沢な一品です。濃厚なシチューソースと根室の海で育ったしっかりとした味のウニは相性抜群です。

ポワソンはヒラメ。ズッキーニにトマトとバジルとパセリのオイルソースを添えて。焼いたパルミジャーノレッジャーノがサクサクした食感になり、ふわっとした舌ざわりのヒラメに対していいアクセントに。

本日のメインは国産牛のフィレステーキと季節の野菜。牛は、その時期にもっとも質のいいものを仕入れています。牛の種類や脂ののり方が仕入れによって変わるので、その都度、熟練の料理長によって微妙に焼き加減を変えています。今回はちょうどいいレア度合いでした。生醤油とわさび、もしくはヒマラヤのピンクソルトを付けていただきます。
また、追加料金で黒毛和牛や松阪牛のフィレ・サーロインステーキに変更することも可能です。少し贅沢したいときにはぜひ。

メインのあとには先ほどの国産牛の上質な脂を使ったガーリックライスが。白醤油（透明醤油）を使うことで、ガーリックライスでも白く美しく仕上げています。

デザートはバニラアイス、ティラミス、イチゴの盛り合わせ。ベリーソースと一緒にいただきます。

イタリアのピノグリージョ、アメリカのイヴニング・ランドのセブン・スプリングス、フランスのシャブリなど各国の高級ワインが豊富にあるのも特徴。ボトル以外にグラスもあり、ワインの他にもシャンパン、スパークリングも用意されています。

鉄板焼きの醍醐味、ライブ感あふれる調理風景を見ることができるカウンターは全部で8席。

個室は2名様から対応可能で最大8名様までOK。合計8室が用意されているので2人連れだけでなくパーティなどにも使えます。

今回はスタンダードコースをご紹介しましたが、他にも伊勢海老や鮑、松阪牛を使用した豪華コースや記念日専用プランも用意されています。

東京・新宿／鉄板焼き
新宿鉄板焼き Sublime （スブリム）
Data
☎️03-6457-8927
東京都新宿区新宿3-20-6FSビル8階
営業／11:30～15:00、16:00～24:00
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
定休日／不定休