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【バスクシャツ】ヘビロテ上等!洗ってもヘタらない定番「セントジェームス」の魅力

【バスクシャツ】ヘビロテ上等!洗ってもヘタらない定番「セントジェームス」の魅力

涼しくなると街中でよく見かける、長袖のバスクシャツ。特にボーダーの「セントジェームス」バスクシャツは古今東西、老若男女を問わず大人気です。そんなセントジェームスの魅力に取りつかれてしまった筆者は、今年だけで5枚も購入してしまったのでした…。

ヘビロテしたくなる秘密はワークなデザインと頑丈さにあり!

そもそもセントジェームスって?

セントジェームス(1889年創業)は、フランス北部ノルマンディーに拠点を置くバスクシャツの老舗ブランド。スペインとの国境に近いバスク地方で発祥したことからその名が付いたバスクシャツですが、元々は船員たちのワークウェアでした。

バスクシャツの大きな特徴は、ネック部分の形と袖の長さ。船上で水に濡れても着脱しやすいように首元が横方向に広く(ボートネックと呼んでいます)、また作業しやすいように、袖はやや短めに作られています。
フランスとスペインの国境にまたがるバスク地方で発祥したバスクシャツですが、現在は「セントジェームス」のほか、「オーシバル」と「ルミノア」が代表的なブランドとして日本でもよく知られています。いずれもフランス国内での生産にこだわり、コットン素材のざっくりとした質感が魅力です。
アメカジが大好物で、デニムなどのワークウェアに親しんできた筆者。某セレクトショップでセントジェームスを試着してすっかりハマッてしまい、今年だけで5着も購入してしまいました(長袖3、半袖2)。

どことなく中性的で品の良いデザインと、着込むほどに肌に馴染んでいくワークウェアとしての無骨さが、絶妙に同居しているところがバスクシャツの魅力といったところでしょうか。

とにかく5着も買ってしまったので、しばらくの間は春夏秋の3シーズン、セントジェームスのヘビロテが続きそうな勢いです…。

定番「ウェッソン」のクセになるざっくり感

商品名/ウェッソン・無地 GRIS[杢グレー]
価格/1万3200円
サイズ/T0・T1・T3~T7
上の写真は、セントジェームスの「ウェッソン」というバスクシャツの定番シリーズです。ウェッソンにはボーダーと無地があり、こちらは無地の杢グレー。サイズはフランス表記の「T4」で、メンズの「S」に相当します。

身長172cmの筆者は、T4サイズがほぼジャスト。丈感がやや長めながら身幅はぴったりなので、冬場はインナーにも着て行けそうです。
商品名/ウェッソン・ボーダー NEIGE/MARINE[白/マリン]
価格/1万3200円
サイズ/T0・T1・T3~T7
そしてこちらが、「白×マリン」カラーのボーダー。バスクシャツと言えば、このデザインを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。これを着て都内を散歩していると、毎回のように“同じ服を着ている人とすれ違ってしまう”ほどのド定番です。

筆者が所有している写真のシャツは「T5」サイズ。着用感はメンズの「L」寄りの「M」といったところですが、「T4」よりも身幅が明らかにゆったりしているので、今っぽさで選ぶならこちらですね。
商品名/ウェッソン・無地 CHAMBRAYCLAIR[霜降りウォッシュブルー]
価格/1万3200円
サイズ/T0・T1・T3~T7
霜降りのくすんだブルーの色合いが気に入って購入した上のシャツは、セントジェームス直営店とオンラインのみで取り扱っているものだそう。筆者は代官山本店で10月に購入しましたが、写真の「T5」をはじめ、売れ筋のサイズはほとんど残っていませんでした。
セントジェームスのバスクシャツは多少の色落ちがあるようですが、数回洗濯した程度ではそれほどの違いは感じませんでした。むしろ気に留めておきたいのが、洗濯による“縮み”です。

ウェッソンのシリーズは、最初の1~2回の洗濯で着丈と袖丈がそれぞれ2cm程度縮みます。リジッドのデニムを履いたことのある方なら分かると思いますが、生地の目がギュッとつまることを想定し、やや大きめの作りをしています。
左が未洗濯の新品、右が3回ほど洗濯しているウェッソン。どちらも「T5」サイズです。
同じ高さで吊るしてみると、着丈は洗濯済みのボーダーのほうが明らかに縮んでいます。袖丈も同じように縮んでいましたが、身幅はほとんど変わらないようでした。

夏は半袖バスクシャツも大活躍でした

こちらは販売終了。
ウェッソンの半袖バージョンも、この夏ヘビロテしました。ざっくりとしたコットン100%生地ですが、汗をよく吸ってくれるのでゴワゴワしているのに結構快適。着るたびに洗濯しても一向にヘタらないのは、さすがセントジェームスです!
こちらも販売終了。
こちらはセールにつられて購入した「ピリアック」というシリーズ。サイズは「T6」で、筆者にはかなり大きめ。同じコットン素材でもウェッソンより薄手で、普通のTシャツと同じようにサラリと着用できます。

ピリアックも無地とボーダーの両方で展開していますが、男性よりも女性が着ているのをよく見かけます。ウェッソン特有のざっくり感、ゴワゴワ感がちょっと苦手な方にはこちらのほうが良いかもしれませんね。
上の生地がピリアック、下がウェッソンです。写真では分かりにくいですが、薄手のピリアックのほうが触感がなめらかで、やわらか。

ガシガシ洗って着込んでヘビロテして、目指せ「10年選手」!

すっかりセントジェームスの虜になってしまった筆者ですが、ウェッソン(長袖)のシリーズはどれも1万3200円と、昨シーズンから大幅に値上げされたことで手が出しにくくなったのが唯一残念なところです。直営店やオンラインでもセールは行われていますが、人気のカラーやサイズ(T4~T6)は即完売で入手困難。やはり品数が揃っているうちに定価で即買いしておくのが得策かもしれません。

とは言えガシガシ洗ってもヘタらない頑丈な作りは、複数揃えてヘビロテすれば「10年選手」も夢ではありません。そう考えれば安い買い物かも。皆さんもこの秋、セントジェームスのバスクシャツをワードローブに加えてみませんか?
●ウェッソン
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