DIYでやってみよう!ドクターマーチンのお手入れ方法、ブーツを長く履くためのメンテナンス
ドクターマーチンのメンテナンスを、エンジニアブーツでご紹介!
用意するグッズは、
- シューブラシ
- レザークリーナー
- デリケートクリーム
- 防水スプレー
の4点。
それぞれシューケア専用で本革用のものを用意してください。
1.ブラシで汚れを落とす
はじめにシューブラシで全体的に汚れを落とします。ブラシは本革をメンテナンスするための専用ブラシを使うのがベストです。このブラシはシューズショップやドクターマーチンのお店で購入可能。細かなところにブラシが届かないときは、使わない歯ブラシを使って落とすと良いでしょう。
今回はシューレース(靴ひも)のないモデルでお見せしていますが、シューレースがある場合は、タンの部分に汚れが溜まりがちですから、外してメンテナンスする方がベターです。
2.レザークリーナーで洗浄する
目立つ汚れが落ちたら、次にレザークリーナーを使って汚れを落とします。目につくような汚れはブラシで取れますが、表面から染み込んだ目立たない汚れをこのクリーナーで落としましょう。
今回は大手量販店でおすすめしていたHawkinsのレザークリーナーを使用しています。
3.デリケートクリームを塗りこむ
次にデリケートクリームを塗りこみます。デリケートクリームは本革に染み込み、革に潤いを持たせるためのクリームです。本革は乾燥しすぎると、硬化してひび割れなどの原因になりますので、デリケートクリームで保湿します。もし古いドクターマーチンが乾燥しすぎで硬くなっていたら、このデリケートクリームを何度か使用しても良いでしょう。革を柔らかくすると、自分の足の形に馴染んでくるというメリットもあります。
今回使用したのはドクターマーチンの店舗にも置いてある「Brillo」というクリームです。こちらはデリケートクリームに加え、ツヤを出すための成分も配合されていますから、手間いらずのありがたいおすすめアイテムです。
塗る際の注意点は全体にムラなく塗るように気をつけてください。ツヤ出し機能もあるため、ムラがある塗り方をすると跡として残ってしまいます。もしツヤ出し成分が入っていないデリケートクリームを使う場合、この後にポリッシュと呼ばれる靴墨を塗ってください。
4.シューブラシで最後の仕上げを
次にシューブラシで全体を仕上げていきましょう。馬の毛並みを整えるように全体にブラシをかけることで、よりツヤのある本革の味わいが現れてきます。
5.雨に弱い本革に防水スプレーを
最後の仕上げは防水スプレーです。水に弱い本革製のドクターマーチンは、防水スプレーでしっかり雨からガードしましょう。今回使用したのは先ほどと同じHawkinsの製品。防水スプレーはスニーカー用もありますが、ドクターマーチンで使うものは革対応かどうかをチェックしておいてください。
ポイントはムラなく吹きかけること。万一垂れてしまったときは、少し乾いてから軽く拭き取っても良いでしょう。また、防水スプレーを使用する場所は、必ず風通しの良い屋外にしてください。缶にも大きく書かれていますが吸い込むと有害で、呼吸困難になってしまう可能性があります。
6.普段気をつけなければいけないポイントは
以上でドクターマーチンのお手入れ方法は終わりです。このようなメンテナンスを使用頻度に応じて月に1回程度行うのがベストですが、ほかにも普段から注意しなければならないポイントがあります。
保管する場所ですが、できるだけ湿気の少ない場所で保管しましょう。湿気が多いとカビが発生する可能性が高くなります。シューズボックスなどに入れても良いのですが、できるだけ湿気らない場所で保管してください。
そしてもし雨の日に履いて濡れてしまったのなら、できるだけ速やかに水分を拭き取り、日陰干しで乾かしましょう。もちろん乾いたら、今回の手順でメンテナンスをしっかり終わらせるのを忘れないでくださいね!
石神りぴ
スニーカーとストリートファッションを愛するフリーWebライター。特にNIKEとSupremeが好きで、毎週のように購入バトルへ参戦中。Instagramではストリートスナップを投稿、有名ストリート系アカウントにシェアされることも多々あり。