[ライフ]家族でサウナ連載第10回「真夏の沖縄にアウトドアな逆サウナの提案」
■今月のテーマ
Corona SUNSETS FESTIVAL [コロナ サンセッツ フェスティバル]
猛暑の際によく聞くのが「今日はサウナに入っているみたいに暑い日だね!」という言葉。この言葉にずっと違和感があったんです。というのも、サウナって暑いけど気持ちいいもの、というのが僕の考え。暑くて不快な例えとして使われるのがとっても嫌なんです。その世間での思い込みを少しでも変えたくて、今年の1月~3月に東京の下北沢で開催した『CORONA WINTER SAUNA SHIMOKITAZAWA』の協賛をしていましたコロナに相談。で、この夏、沖縄で開催する『Corona SUNSETS FESTIVAL』で真夏の野外サウナを実現しました。
やるからにはこだわろうと思い、日本サウナ学会と一緒に真夏のサウナの入り方を考えました。それが "逆サウナ" という入り方。夏は暑いので身体が常時サウナにいるような状態になっています。そこで、最初に水風呂に入って、身体を冷やしてからサウナに入る。
通常とは逆の動作になるので、"逆サウナ"(笑)。実はこれ、サウナ業界では「水通し」という行動で、最初に水風呂に入っておくと身体がキーンと冷えるので、1回目のサウナから気持ちよく入れるんです。
さらに沖縄なので外の気温が高いこともあり、コンテナ型のアイスルーム(冷蔵庫)を用意して外気浴替わりにして、水風呂→サウナ→水風呂→アイスルームという順番。
この入り方をしたら、沖縄でもいろんな人が気持ちよくサウナに入ってくれていました。真冬の野外サウナ同様に、真夏の沖縄のアウトドアサウナというのもなんともいえない新しい光景でしたが…(笑)
"サウナ師匠" 秋山大輔(あきやまだいすけ)
サウナの母国フィンランドをはじめ、北欧を中心とする10カ国30サウナを体験するEUサウナツアーなどを敢行。サウナ専門ブランド「TTNE」の立ち上げ、「ととのえの日」記念日制定、「サウナシュラン」立ち上げ、「日本サウナ学会」設立等、次々にサウナ関連のプロジェクトを仕掛ける。
instagram @daisukeakiyama/@ttneprosaunner