LIFE
2025.09.27
【憧れの物件訪問】愛犬と海岸を散歩する日々、葉山の土間付き暮らしとは?
神奈川県葉山・森戸海岸から徒歩約9分の賃貸住宅に、愛犬と暮らすデザイナーの高山さん。この物件の特徴である土間(DOMA)のスペースをデザインオフィスとして活用しながら、心地よく住み分けている。高山さんの「犬と海と土間」のある暮らしについて話をうかがった。

高山 圭輔さん
1986年7月22日、神奈川県川崎市出身。エディトリアルデザイナー。
文化服装学院卒業後、デザイン事務所に所属。退所後ロンドンに渡り、帰国後はフリーランスとして活躍。愛犬しまるくんは5歳半のミニチュア・ピンシャー。
1986年7月22日、神奈川県川崎市出身。エディトリアルデザイナー。
文化服装学院卒業後、デザイン事務所に所属。退所後ロンドンに渡り、帰国後はフリーランスとして活躍。愛犬しまるくんは5歳半のミニチュア・ピンシャー。
犬と海辺を散歩する生活に憧れて

葉山の海辺を愛犬と散歩し、土間のある自宅で仕事をする。そんな日々を送っているのが、フリーエディトリアルデザイナーの高山圭輔さん。犬と海と土間がある夢のような生活、どんな暮らしをおくっているのだろう?
—1日の過ごし方を教えてください。
高山「ほぼ毎日、犬と海まで散歩に出ています。毎朝4〜5時に犬(しまるくん)に起こされるので、朝食をあげてます。(犬が)二度寝してから6時頃もう一度起きるので、それから海に散歩に行きます」。
「帰宅後はお風呂に入ってから、コーヒーを飲んでまったり。9時から仕事をスタートしていますね」。
高山「ほぼ毎日、犬と海まで散歩に出ています。毎朝4〜5時に犬(しまるくん)に起こされるので、朝食をあげてます。(犬が)二度寝してから6時頃もう一度起きるので、それから海に散歩に行きます」。
「帰宅後はお風呂に入ってから、コーヒーを飲んでまったり。9時から仕事をスタートしていますね」。

—毎朝、犬と海辺を散歩するなんて素敵ですね。
高山「気持ち良いですよ。森戸海岸はそんなに広い海岸ではないけれど、犬の散歩をしている人が多くて挨拶を交わすのも楽しい。やっぱり朝の海は本当に心地良いですね」。
高山「気持ち良いですよ。森戸海岸はそんなに広い海岸ではないけれど、犬の散歩をしている人が多くて挨拶を交わすのも楽しい。やっぱり朝の海は本当に心地良いですね」。
—午後はどんな過ごし方を?
高山「仕事次第だけど夕方5〜6時に一旦切り上げて、この子の散歩に出ます。取引先には、夜8時まで営業とお伝えしているので、それ以降は自炊をして夜9時には寝ていますね」。
高山「仕事次第だけど夕方5〜6時に一旦切り上げて、この子の散歩に出ます。取引先には、夜8時まで営業とお伝えしているので、それ以降は自炊をして夜9時には寝ていますね」。

—とても健康的ですね。
高山「この子が、毎日同じ時間に起きてお腹を空かせるので、こっちに引っ越してきてから目覚まし時計いらずです。都内に住んでいた頃は、渋谷で30時間酒を飲み続けるとか無茶をしていたけど、今ではあまり飲まなくなりましたね」。
高山「この子が、毎日同じ時間に起きてお腹を空かせるので、こっちに引っ越してきてから目覚まし時計いらずです。都内に住んでいた頃は、渋谷で30時間酒を飲み続けるとか無茶をしていたけど、今ではあまり飲まなくなりましたね」。
たどり着いた土間付きの葉山生活

—そもそも、なぜ逗子葉山に住もうと思ったのでしょうか?
高山「以前は三軒茶屋に住んでいたんですが、夏になると江の島や由比ヶ浜、材木座海岸などの海の家によく飲みに行っていたんです。そのなかでも、一番好きだったのが逗子葉山。雰囲気が合っていたんです」。
—どのような雰囲気が合っていたと?
高山「浜によってカラーがあるんですよ。たとえば由比ヶ浜はパリピ(パーティー・ピープル)が多くて、江の島は少しヤンチャな雰囲気がある。逗子や葉山はその中間で、両方の人がいるけれど怖さはなくて、ちょうど良い感じが好きだったんです」。
高山「以前は三軒茶屋に住んでいたんですが、夏になると江の島や由比ヶ浜、材木座海岸などの海の家によく飲みに行っていたんです。そのなかでも、一番好きだったのが逗子葉山。雰囲気が合っていたんです」。
—どのような雰囲気が合っていたと?
高山「浜によってカラーがあるんですよ。たとえば由比ヶ浜はパリピ(パーティー・ピープル)が多くて、江の島は少しヤンチャな雰囲気がある。逗子や葉山はその中間で、両方の人がいるけれど怖さはなくて、ちょうど良い感じが好きだったんです」。
—だから葉山に決めた?
高山「そうですね。その頃に犬と一緒に海辺を散歩する暮らしをしたいと思いたって、海に近いペット可の物件を探しました。それで見つけたのが、一つ前に住んでいた逗子海岸から徒歩で約25分の住まいです」。
高山「そうですね。その頃に犬と一緒に海辺を散歩する暮らしをしたいと思いたって、海に近いペット可の物件を探しました。それで見つけたのが、一つ前に住んでいた逗子海岸から徒歩で約25分の住まいです」。
「でももっと海に近くて、変わった間取りの家に住みたいと思い探していたら、土間付きのこの物件に出会ったんです」。

—実際に暮らしてみてどうですか?
高山「とても快適です。土間にデスクを置いて作業スペースにしたので、仕事とプライベートの切り替えがしやすくなりました」。
高山「とても快適です。土間にデスクを置いて作業スペースにしたので、仕事とプライベートの切り替えがしやすくなりました」。

—仕事とプライベートの切り替えのために、他にも工夫していることはありますか?
高山「靴下を履いて仕事をするんです」。
—靴下ですか?
高山「会社に行くときは、靴を履きますよね。素足やビーチサンダルで、仕事はあまりしない」。
「だから僕も気分を切り替えるため、あえて靴下を履くようにしています。あと、飲み物にストローをさして飲むとかね。ささやかな習慣だけど、十数年やってきて今のスタイルが心地良いと気づきました」。
高山「靴下を履いて仕事をするんです」。
—靴下ですか?
高山「会社に行くときは、靴を履きますよね。素足やビーチサンダルで、仕事はあまりしない」。
「だから僕も気分を切り替えるため、あえて靴下を履くようにしています。あと、飲み物にストローをさして飲むとかね。ささやかな習慣だけど、十数年やってきて今のスタイルが心地良いと気づきました」。

—この住まいを選んで、一番良かったことは?
高山「海に近いことと、土間があるからこの子も運動不足にならないこと。この生活の質を維持するためにも『仕事を、頑張らなくては!』と思えるので、モチベーションにもつながっています」。
高山「海に近いことと、土間があるからこの子も運動不足にならないこと。この生活の質を維持するためにも『仕事を、頑張らなくては!』と思えるので、モチベーションにもつながっています」。
高山さんの影響で都内から引っ越してきた人も

—今の生活、周りの人は何と言っていますか?
高山「よく飲んでいたころを知っている友人からは『隠居するの、早くない?」と言われますね。でも僕の影響で、2人くらい都内から鎌倉や逗子に引っ越してきた人もいます」。
—その人たちは、どこに惹かれて引っ越してきたのでしょう?
高山「海に近い立地が良いこともあるけど、都会暮らしに疲れたことも大きいと思います。僕もたまに都会に行きたくなるけど、実際に行くことを想像すると億劫になっちゃう。都内に行くのは年に数回程度になりました」。
「取引先に『営業時間は夜8時まで』と周知するようになったのも、ここに引っ越してきてからですから」。
—なぜそう決めたのでしょう?
高山「都内に住んでいたときは夜中でも街は動いていたから、あまり眠くならなかったんです。でもここは暗くなると静かで、自然と眠くなるんですよね」。
高山「よく飲んでいたころを知っている友人からは『隠居するの、早くない?」と言われますね。でも僕の影響で、2人くらい都内から鎌倉や逗子に引っ越してきた人もいます」。
—その人たちは、どこに惹かれて引っ越してきたのでしょう?
高山「海に近い立地が良いこともあるけど、都会暮らしに疲れたことも大きいと思います。僕もたまに都会に行きたくなるけど、実際に行くことを想像すると億劫になっちゃう。都内に行くのは年に数回程度になりました」。
「取引先に『営業時間は夜8時まで』と周知するようになったのも、ここに引っ越してきてからですから」。
—なぜそう決めたのでしょう?
高山「都内に住んでいたときは夜中でも街は動いていたから、あまり眠くならなかったんです。でもここは暗くなると静かで、自然と眠くなるんですよね」。

—人間らしいリズムの生活になったんですね。
高山「そうですね。自然に働き方改革をするようになって、時代に合った自分らしい暮らしになったと思います」。
「それに、大きいソファを置かなくなったことも影響してか、ダラダラしなくなりましたね」。
高山「そうですね。自然に働き方改革をするようになって、時代に合った自分らしい暮らしになったと思います」。
「それに、大きいソファを置かなくなったことも影響してか、ダラダラしなくなりましたね」。
トーンを合わせて空間を上手にレイアウト

—とてもセンスが良いインテリアですが、何かこだわりはあるのでしょうか?
高山「なるべく全体のトーンを合わせるようにしています。父がガーデニングが好きだった影響で、植物も置くようにしています。土間やキッチンにはレンガや天板を使った収納を活用しています。高さを調整しやすいのでとても便利ですよ」。
—空間の使い方もうまいですよね。
高山「横に並べると空間が広く見えるので、土間はそんなレイアウトにしています。限られたスペースを有効活用したいので、ゴミになるようなものはあまり買わなくなりました」。
高山「なるべく全体のトーンを合わせるようにしています。父がガーデニングが好きだった影響で、植物も置くようにしています。土間やキッチンにはレンガや天板を使った収納を活用しています。高さを調整しやすいのでとても便利ですよ」。
—空間の使い方もうまいですよね。
高山「横に並べると空間が広く見えるので、土間はそんなレイアウトにしています。限られたスペースを有効活用したいので、ゴミになるようなものはあまり買わなくなりました」。

—ロフトは、どのように利用していますか?
高山「寝る場所や服の収納に使っています。ロフトからは、葉山の山並みが見えて、春には山桜が咲くんですよ。四季を感じながら、ゆったり過ごせるスペースです」。
高山「寝る場所や服の収納に使っています。ロフトからは、葉山の山並みが見えて、春には山桜が咲くんですよ。四季を感じながら、ゆったり過ごせるスペースです」。

—素敵な暮らしですね。うらやましい。
高山「これからも、今の暮らしをできるだけ続けていきたい。でもいつかは、倉庫や平屋にも住んでみたいですね」。
ご本人も住まいも本当にお洒落な高山さん、そしてずっと良い子にしてくれていた、しまるくん。ありがとうございました!
高山「これからも、今の暮らしをできるだけ続けていきたい。でもいつかは、倉庫や平屋にも住んでみたいですね」。
ご本人も住まいも本当にお洒落な高山さん、そしてずっと良い子にしてくれていた、しまるくん。ありがとうございました!
物件の問い合わせ先/ワイケーライフマーケティング
海辺の街でのガレージハウスやペット可住宅などのデザイナーズ賃貸を手掛ける会社。ご興味のある方は、こちらにお問い合わせください。
https://hayama-zushi.style/
https://www.instagram.com/hayama_zushi_style/
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取材・文/夏野久万 撮影/垣野雅史