その顔の油っぽさ、保湿不足が原因かも!夏の皮脂対策に正しいケアとおすすめアイテム
正しい洗顔方法と手順
まずは、日々の洗顔で皮脂汚れを洗い流すことが大切です。洗浄力が強すぎる洗顔料でゴシゴシ洗うと、必要な皮脂まで落ちてしまいます。皮脂は、外部刺激から肌を守ったり、水分の蒸発を防いだりしているため、適度に残すことがポイント。
乾燥肌の人は、乾燥肌用の洗顔料を使いましょう。それでは、正しい洗顔方法をご紹介します。
- ぬるま湯で予洗いする
- 洗顔料をしっかり泡立てる
- 指の腹でクルクルと円を描くように優しく洗う
- Tゾーン、Uゾーン、頬、額など、すみずみまで洗う
- ぬるま湯で入念に洗い流す
ぬるま湯を使う理由は、熱い湯は皮脂を必要以上に洗い流すためです。爪を立てず、適度な力加減で洗いましょう。間違った洗顔で皮脂を洗い流しすぎると、かえって皮脂の分泌が増加します。
皮脂対策に役立つ保湿ケア
夏の保湿ケアに使うのは、化粧水だけで問題ありません。ただし、乾燥しているところには乳液も使いましょう。目の下や口の周りなどは皮膚が薄くて乾燥しやすいため、よく確認することが大切。夏は、冬と比べて保湿がいらないという間違った認識から、保湿不足による皮脂の増加によって、ベタつきやニキビなどのトラブルが起こりがちです。
男性は女性と比べて皮脂の分泌が多いものの、全く保湿ケアをしなくていいわけではありません。日々の正しい保湿ケアで、うるおいのある肌を保ちましょう。
皮脂対策に役立つおすすめアイテム3つ
それでは、夏の皮脂対策に役立つおすすめのアイテムを3つご紹介します。
オイリー肌用の洗顔料
オイリー肌用の洗顔料は洗浄力が強いため、基本的には使用しません。洗顔方法や保湿方法を見直しても皮脂の量が減らない場合に使用しましょう。また、使用後は化粧水で十分に保湿してください。肌の状態が整ったら、普通肌用や乾燥肌用など、自分の肌質に合った洗顔料に切り替えましょう。
オイリー肌用の洗顔料の中でも、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれたものがおすすめです。
高保湿タイプの化粧水
普段から化粧水で保湿ケアをしているのに皮脂が多い場合は、高保湿タイプの化粧品を試してみてください。ヒアルロン酸やセラミド、プラセンタエキスなど、さまざまな保湿成分が豊富に含まれた化粧水がおすすめです。
ただし、高保湿タイプの化粧水が必ずしも肌に合うとは限らないため、かえって皮脂が増えたり肌トラブルが起きたりした場合は使用を中止しましょう。
ポケットティッシュ
ポケットティッシュは、肌がベタついたときに余分な皮脂を取り除くのに使います。ティッシュを軽く押し当てて余分な皮脂を取り除きましょう。あぶら取り紙は、皮脂を過剰に取り除いてしまうため、乾燥の原因になります。ただし、使用後に保湿ケアをすれば、あぶら取り紙を使っても問題ありません。
外出時は、手軽に皮脂ケアができて保湿が不要なポケットティッシュを使うのがおすすめです。
生活習慣と食習慣を見直そう
睡眠不足や脂ものの食べすぎ、ストレスなどは、皮脂の分泌が増える原因です。睡眠不足やストレスは、皮脂の分泌を促す男性ホルモンの増加につながります。脂ものを食べすぎた場合も、余分な脂質が皮脂として肌から分泌されます。
生活習慣と食習慣を見直しつつ、正しい洗顔と保湿ケアを心がけましょう。
皮脂をケアして健やかな肌を保とう
皮脂が適度に分泌されている肌は外部刺激に強いため、赤みやかゆみ、ニキビなどのトラブルが起こりにくくなります。透明感と弾力がある健康的な肌を保ちたい方は、皮脂のケアに力を入れましょう。
皮脂の正しいケアは、肌の水分を保つことにもつながります。