おうちでDIY!自宅の棚や机をヴィンテージ調に加工してみよう!
ヴィンテージ調DIYでどんなものができる?
ヴィンテージといっても、非常に幅広いため、イメージが浮かばない方もいるでしょう。ヴィンテージと言えば、このような「男前」、「アメリカン」、「ダークカラー」の要素のあるインテリアを指します。
リビングや自分の部屋、トイレ、洗面所など、家全体をヴィンテージDIYしてみてもいいでしょう。ヴィンテージ加工の家具は、全体的にダークカラーで統一された部屋に合います。
逆に、ホワイトや淡い色のインテリアとは相性が悪いので、部屋に合うかどうか考えてから実践してくださいね。
ヴィンテージ調DIYに必要なもの
ヴィンテージ加工には、家具に壁紙を貼る方法もありますが、今回はリアルな加工ができる塗料を使った方法をご紹介します。ヴィンテージDIYに必要なものは次のとおりです。
- ●天然木で塗装されていない家具
- ●養生テープ
- ●塗料
- ●刷毛
- ●サンダー
- ●ステイン
塗装されている家具でも問題ありませんが、思っている色に仕上がらない可能性があります。また、すべてホームセンターで入手可能です。
ヴィンテージDIYの流れ
それでは、ヴィンテージDIYの流れをご紹介します。
1.養生テープを貼る
まずは、家具の加工をしたくないところに養生テープを貼りましょう。例えば、椅子や机は脚が木材ではない場合があります。金属に塗料がつくと汚れに見えるため、養生テープでしっかり保護することが大切です。天板と脚の間は見落としやすいので注意しましょう。
また、必ず新聞紙を広げたところで作業してください。新聞紙がない場合は、ゴミ袋やポリ袋を広げて床にセロテープで貼りつけましょう。
2.塗料を塗る
ブラウンやブラック系の塗料を刷毛で塗ってください。また、複数色の塗料を混ぜて使うと、より使いこまれた雰囲気に仕上がります。ポイントは、塗料が乾かないうちに別の塗料を上塗りすることです。ベタ塗りではなく、軽いタッチで素早く塗りましょう。
ラフに塗ることで、より自然なヴィンテージ感を演出できます。
3.サンダーで削る
塗料が乾いたら、サンダーで塗装面を削りましょう。これも、少しずつ丁寧に削るのではなく、ラフに削ることがポイントです。木目が見える程度まで削りましょう。強めに削ると、塗料に色あせた雰囲気が出るため、より一層使いこまれた印象に仕上がります。
サンダーは、高価なものを使わなくてもOKです。3000~4000円程度の手動タイプのサンダーを試してみてはいかがでしょうか。
4.ステインを塗る
サンダーで表面を削った段階で、十分にヴィンテージな雰囲気になっているはずです。そこからさらにステインを塗ることで、木目の美しさが際立って、より自然なヴィンテージ加工になります。おすすめは、ミディアムブラウンのステインです。
ステインをしみ込ませた布で塗料を素早く拭き取るように塗りましょう。また、小さくカットした台所用スポンジにステインをしみ込ませて、軽く叩くように塗ることでサビ感を演出できます。
ヴィンテージ加工でかっこいい家具を作ろう
ヴィンテージ加工では、男前なイメージのインテリアを作れます。また、専門知識や技術は不要なので、休日に子供と一緒に作ってみてはいかがでしょうか。ヴィンテージ加工は、床の傷や汚れが気になるときにも使えます。傷や汚れを隠しながら、男前な雰囲気のインテリアに仕上げられますよ。