タオルってどのくらいで買い替える？タオルソムリエ直伝、替え時の見極め術

みなさん、タオルの買い替えってどれくらいでしていますか？　4～5年同じタオルを使っている人もいるのではないでしょうか。そんな素朴な疑問を、タオルに詳しい人たちがたくさんいる「今治タオル」のオフィシャルショップに行って、買い替え時やお手入れ方法を聞いてみました。

「ふんわり」を維持するためのお手入れ方法

今治タオル

普段使う普通のタオルでも、上手なお手入れ方法で扱うと、心地よく柔らかいタオルを維持できるそうです。今回は、今治タオルが推奨しているお手入れ方法をご紹介します。

タオルソムリエが教えてくれたお手入れ方法はこちら。

柔軟剤は過度に使わない

風通しのいい「日陰」で干す

タオルをパタパタと振ってから干す

おすすめは、柔軟剤を過度に使用しないこと。柔軟剤を使うと吸水性を損ね、毛羽立ちが出やすくなってしまうそうです。また、直射日光の天日干しは繊維を固くしてしまうため、風通しの良い「日陰」で干すのが良いとのこと。私も以前、天気のいい日にタオルを直射日光の当たるところで天日干ししたら、見事にパリパリになった経験があります。今回、話を聞いて、なるほどなぁと思いました。

ちなみに干す前は、柔らかさや風合いを持続させるために、タオルをパタパタっと振ってパイルを立たせるのが良いようです。

今治タオルを買い替えるグッドタイミング

今治タオル

今回の取材で私が一番驚いたのは、タオル買い替えのグッドタイミングが「1年に1回くらい」だということ。基本的に使う人の好きなタイミングでいいようですが、ショップのタオルソムリエ（資格試験をクリアした、タオルに詳しい人）いわく、「常にコンディションのいいタオルで過ごすために、1年に1回くらい買い替える方も多い」とのこと。

その際にはまとめて10枚程度買っていく人が多いようです。私が使っているバスタオルやフェイスタオルは4年目を迎えようとしているので、もう少し買い替えのサイクルが早くてもいいのかなぁと思いました。

今治タオル南青山店で取扱いのあるメーカーは26社、商品数は約70種類（シリーズ）で、約600品種もあるそう（2021年3月現在）。いろいろ試してみるのも楽しそうです。