OUTDOOR
2024.01.28
【自転車の旅】冬の鎌倉で温泉もグルメも満喫!由比ヶ浜~江ノ島を走る
冬はサイクリングで身体を温めたい! 毎年お正月には鎌倉に滞在することにしている筆者が、海辺のスポットをめぐりながら自転車で走ってみました。
鎌倉の由比ヶ浜から江ノ島方面へ海側を楽しむ
本日は鎌倉の人気ビーチ、由比ヶ浜からスタート。由比ヶ浜は広大な白い砂浜が特徴で、シーグラスやきれいな貝殻も見つけられます。怪我をしないように気をつけながら、家族や友達と宝探しをするのも楽しいですよ。
鎌倉市内に多数展開されているシェアサイクル「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を使って旅をしていきます。今回乗るのはスポーツタイプのe-Bike「KUROAD(クロード)」。江ノ島・湘南エリアで展開されている自転車で、マットブラックのボディがカッコいい! ここでレンタルしたクロードにはカゴもついていました。
クロードを借りられるのは、ハローサイクリングアプリのマップ上にブルーのアイコンで表示されている専用ステーション。鎌倉駅周辺では、「鎌倉御成町商店街踏切横」に設置されています。料金は30分300円(以降15分ごとに+150円)で、長時間借りると特別料金が適用されます。
ワーケーションにも最適なオーシャンビュー「材木座テラス」
由比ヶ浜から少し東へ走った場所にあるのが、極上のロケーションに佇む「材木座テラス」。材木座海岸を臨む134号沿いの複合施設で、のんびりと海を眺められるカフェや4室限定のホテル「ZAIMOKUZA SEASONS」が集っています。
地下1階には、ドロップイン利用も可能なシェアオフィスが。長めに滞在してリフレッシュしながらリモートで仕事をするワーケーションにもおすすめです。これなら連休を取るのが難しくても、家族旅行が叶いそう!
七里ヶ浜~江ノ島の海辺をぐんぐん走ってひと休み
鎌倉の海エリアでのサイクリングは、潮風を浴びながら走り続けるのが気持ちいい! 江ノ電の路線図でいうと、極楽寺付近と稲村ヶ崎付近、腰越付近の坂道を除いてほとんど海を眺めながらまっすぐに漕ぐことができます。
特に七里ヶ浜~江ノ島は勾配も少なく、走りやすい道が続きます。七里ヶ浜に降りて波の音を満喫した後は、一気に江ノ島まで走ってみましょう。
特に七里ヶ浜~江ノ島は勾配も少なく、走りやすい道が続きます。七里ヶ浜に降りて波の音を満喫した後は、一気に江ノ島まで走ってみましょう。
江ノ島に到着したら、ハワイアンレストラン「MAHALO江ノ島店」でひと休み。2階のロフトにも席があり、さらに海を間近に感じながら食事を楽しむことができます。ロフト席は横並びで座る形になっていて、目の前に海が広がる圧倒的な光景が広がっていました。テラス席はペットもOKなので、家族みんなで楽しめますよ。
一見不思議に思えるメニュー「シラスチーズリゾット」は、クリーミーなチーズがほくほくとしたシラスに絡んでさっぱりとした味わいに。こってりしたイメージのあるチーズリゾットですが、「最後の1口まで楽しみ!」とわくわくしながら完食しました。定番のマンゴーラッシーも、甘酸っぱく濃厚で満足感たっぷりです。
「冬もアクティブに楽しみたい!」という人は、MAHALO江ノ島店の隣にある「シルフィード クラブ」もチェックしてみてください。江ノ島を間近に臨む海で、プロサーファーによるサーフィンレッスンを受けたり、ウィンドサーフィンやSUPを体験したりすることができます(予約は2日前の15時まで。以降は要電話問い合わせ)。ボードやウェットスーツはレンタルできるので、気軽にアクティビティを楽しめますよ。
片瀬海岸の散策を満喫したら、再び七里ヶ浜方面へサイクリング。天気や時間帯によって海の表情がどんどん変わっていくので、何度走っても飽きることはありません。途中には有名な「鎌倉高校前」の踏切もあります。
七里ヶ浜の人気店「珊瑚礁」でカレー&シャルドネ
この日は七里ヶ浜の「珊瑚礁」本店でカレーライスもいただきました。混雑時は90分ほど並ぶこともある人気店です。注文した「小海老のカレー」には、ネーミングから想像するよりも大ぶりの海老がゴロゴロ!
南フランスのシャルドネで乾杯。比較的温暖な地域で栽培されていることもあり、トロピカルな風味がカレーの味わいをさらに豊かにしてくれました。
鎌倉の夕暮れはゆっくりとした時間が流れる
自転車を漕いだ後は、「稲村ケ崎温泉」が疲れた身体に染み渡ります。2階にある大浴場からは、空が薄いオレンジやピンクから徐々に熱を帯びた赤色に染まっていく様子や、江ノ島の麓に夕日が消えていく瞬間を堪能。晴れた日は富士山もくっきりと見えて、まさにお正月に眺めたい光景です。