OUTDOOR
2026.10.17
【キャンプでスイーツ】外カリッ、中ふわっ!失敗から生まれた奇跡の「焼きチョコ」メスティンバナナケーキの作り方
「焦がさないコツ」を解説するはずが、まさかの黒焦げに!? キャンプ場ではコーヒーとスイーツが最高のごちそう。ホットケーキミックスを使い、メスティン直火で作る「チョコバナナケーキ」の一部始終、これは美味しいのか?
「次のキャンプなに作ろう?」メスティン・バナナケーキの準備は簡単
キャンプ場でもできるバナナケーキですが、バーナーパッドがなかったため、急遽バーベキュープレートを挟む「出たとこ勝負」。大失敗! と思いきや? 焦げに見えた正体は、溶け出したチョコがカリカリになった「最高の焼きチョコ」が出来るという美味しいハプニングが生まれました。
道具が足りなくても、焦がしちゃっても楽しい。そんなレシピをどうぞ。
道具が足りなくても、焦がしちゃっても楽しい。そんなレシピをどうぞ。
【使用する道具・材料】
メスティン(レギュラーサイズ)
シングルバーナー
バーベキュープレート(バーナーパッドの代わり。手元にあるもので何とかします)
クッキングシート(バターを使わない代わりに、くっつき防止)
計量カップ(ミニサイズの牛乳パックを使えば計量いらずでさらに楽チン!)
ボウル
ゴムベラ(生地をさっくり混ぜて、スライスバナナの形を残すための必須アイテム)
シングルバーナー
バーベキュープレート(バーナーパッドの代わり。手元にあるもので何とかします)
クッキングシート(バターを使わない代わりに、くっつき防止)
計量カップ(ミニサイズの牛乳パックを使えば計量いらずでさらに楽チン!)
ボウル
ゴムベラ(生地をさっくり混ぜて、スライスバナナの形を残すための必須アイテム)
ホットケーキミックス1袋 (150gパック)
バナナ 1本
製菓用チョコチップ お好みの量(50g程度が目安)
砂糖 大さじ1〜2(しっかりとした甘さを引き出す隠し味!)
卵 1個
牛乳 100ml
バナナ 1本
製菓用チョコチップ お好みの量(50g程度が目安)
砂糖 大さじ1〜2(しっかりとした甘さを引き出す隠し味!)
卵 1個
牛乳 100ml
【焦がさないノウハウ】失敗を防ぐロジカルな2つのコツ
シングルバーナーの火は一点に集中しやすいため、普通に焼くと高確率で底が真っ黒焦になります。今回は2つの対策をしました。
【その1】バーベキュープレートを挟んで熱を分散させる
シングルバーナーの直火は「ピンポイント」で強烈な熱を与えます。しかし専用のバーナーパッドが手元になかったため、バーベキュープレート(アルミ皿)をバーナーとメスティンの間に挟んでみました。ダイレクトな炎を遮り、熱を全体に拡散させる狙いです。
【その2】クッキングシートを正しく敷いて…おきたかった!
くっつき防止用のバターや油を一切使用しないため、メスティンの内側に敷くクッキングシートが命綱になります。ロジカルなマニュアル通りなら「底面と側面の形に合わせてシートに折り目を入れ、四隅に切り込みを入れて綺麗に敷く」のはずだったのですが、これがなかなか難しい! 現場ではうまくフィットせず、紙がフワフワと浮き上がってしまいます。
しかし、これもキャンプ。「上からずっしり生地を流し込めば、その重みで勝手にメスティンの底にペタッと密着してくれるだろう!」と、細かいことは気にせずそのまま突き進みます。
しかし、これもキャンプ。「上からずっしり生地を流し込めば、その重みで勝手にメスティンの底にペタッと密着してくれるだろう!」と、細かいことは気にせずそのまま突き進みます。
いざ実践!外カリッ、中ふわっに仕上げる極上レシピ
【ステップ1】ボウルへ豪快に投入!ふわふわ生地のベース作り
ボウルにホットケーキミックス、卵、砂糖、牛乳を豪快に投入。しっかり混ぜ合わせて、ふわふわケーキのベースを作っていきます。
【ステップ2】チョコチップを入れて生地を仕上げる
ベースの生地ができたら、チョコチップを投入。ゴムベラで全体をさっくりと混ぜ合わせ、生地の中にチョコチップをしっかり行き渡らせます。
【ステップ3】メスティンへ流し込み、バナナをトッピング
クッキングシートを敷いたメスティンに、ボウルから生地を一気に流し込みます。生地の重みでシートが底に密着したら、ここでナイフでスライスしたバナナを生地の上に並べます。
【ステップ4】蓋へのくっつき防止!上からもクッキングシートを被せる
ここで最大の裏技! 流し込んだ生地の上に、さらにもう1枚クッキングシートを被せます。ホットケーキミックスは焼くと大きく膨らむため、そのまま蓋をしてひっくり返すと、蓋の裏に生地がべったりくっついて大惨事になりがち。こうして上からもシートを被せておくことで、蓋へのくっつきを防止できます。
【ステップ5】バーベキュープレートを挟んで両面を焼き上げる
メスティンの蓋をして、バーベキュープレートを挟んだバーナーの上に載せます。火加減は「超弱火」にコントロールし、まずは約10〜12分じっくり焼き上げます。表面が少し固まってきたら、蓋を使ってメスティンをひっくり返し、反対面も3〜5分ほど弱火で焼きます。全体に火が通り、竹串を刺してドロッとした生地がついてこなければ完成です。
キャンプならではのハプニング!「焦げ」が生んだ奇跡
バーベキュープレートで熱を逃がし、超弱火で徹底コントロールしたものの、直火調理にハプニングはつきもの。焼き上がったメスティンをひっくり返して底を覗くと、「あちゃー!これはやってしまった!」と声を上げてしまうほど、底がかなり真っ黒に焦げてしまっていました。
焦げ対策のレクチャーをするつもりが、まさかの大失敗。完全に落ち込みながらも、その黒い部分を恐る恐る口に運んでみました。
すると次の瞬間、落胆は驚きと感動へと変わりました。
すると次の瞬間、落胆は驚きと感動へと変わりました。
なんと真っ黒な焦げに見えたその部分は、先に生地へ大量に混ぜ込んでおいたチョコチップと砂糖が、クッキングシートの隙間から漏れ出してメスティンの底でカリッカリに焼き上げられた「最高の焼きチョコ」になっていたのです!
くっつき防止に油分ではなく、クッキングシートを使ったからこそ、砂糖とチョコチップがダイレクトに熱されてサクサクの「焼きチョコ」へと進化! ふわふわの生地、ジューシーなバナナ、そしてビターな焼きチョコが口の中で合わさり、最初から狙ったかのような完璧な仕上がりになりました。
豪快な失敗すら最高のご馳走に変えてしまう、この「予想外の奇跡」こそがアウトドア調理の醍醐味です。
豪快な失敗すら最高のご馳走に変えてしまう、この「予想外の奇跡」こそがアウトドア調理の醍醐味です。
さらに今回は、仕上げに市販のホイップクリームをトッピング! 焼きチョコ風に仕上がった香ばしいバナナケーキに、冷たくて甘いホイップクリームが絡み合い、見た目も味も一気に本格カフェ・クオリティへ。これだけでいつものキャンプがワンランク格上げされます。
ハプニングさえも美味しく楽しむ、最高のキャンプスイーツ
メスティンの蓋を開けた瞬間に広がる、甘いチョコと完熟バナナの濃厚な香り。焼き立てのバナナケーキに冷たいホイップクリームを添えた一皿は、外で食べるからこそ格別な贅沢です。専用の道具がなくても、たとえがっつり焦げてしまっても、それがすべて美味しさに変わるのがアウトドア調理の楽しさ。「次のキャンプ、何作ろう?」と迷ったら、コーヒーのお供にこの焼きチョコ風味がたまらないバナナケーキをぜひ試してみてください。
取材・文/原 結





















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