CAR & BIKE
2024.09.02
【カーカスタム】中古ジムニーJA22W購入からエンジン載せ替えにいたるまで
古い車に興味を持つ大人の男性は多いのではないでしょうか。今回は筆者が中古で購入したジムニーのカスタムからエンジン載せ替えにいたるまでのエピソードを紹介します。大変だけど楽しい古い車の魅力について伝わる内容になっています。
古い車に興味なかった人間が平成7年式のジムニーJA22Wを買った理由
筆者が旧式のジムニーJA22Wを買った理由はキャンプのためです。
狭い山道に対応したコンパクトさはキャンプ場をめぐるのに適しており、角ばったレトロなフォルムとJA22Wの顔面が好みであったのが具体的な理由です。
JA22Wはスズキの軽自動車規格「ジムニー」の2代目4期目のモデルで、1995年から1998年頃まで販売されていました。
先代JA11型の外観を保ちつつ、エンジンをF6A型からDOHCのK6A型にパワーアップされたほか、コイルスプリングを採用するなどアップグレードされたモデルです。
いざJA22Wの中古車を探してみると台数が少なく、2020年当時の相場ではカスタムされた状態のものが80万円~120万円、安い車体で20万円~50万円といった状況でした。
車はカスタムするつもりだったので、安くて状態がいいものを探した結果、車両価格30万円の走行距離11万キロ、JA22Wランドベンチャーという形式のものに決めました。
狭い山道に対応したコンパクトさはキャンプ場をめぐるのに適しており、角ばったレトロなフォルムとJA22Wの顔面が好みであったのが具体的な理由です。
JA22Wはスズキの軽自動車規格「ジムニー」の2代目4期目のモデルで、1995年から1998年頃まで販売されていました。
先代JA11型の外観を保ちつつ、エンジンをF6A型からDOHCのK6A型にパワーアップされたほか、コイルスプリングを採用するなどアップグレードされたモデルです。
いざJA22Wの中古車を探してみると台数が少なく、2020年当時の相場ではカスタムされた状態のものが80万円~120万円、安い車体で20万円~50万円といった状況でした。
車はカスタムするつもりだったので、安くて状態がいいものを探した結果、車両価格30万円の走行距離11万キロ、JA22Wランドベンチャーという形式のものに決めました。
最高に楽しい車のカスタム
届いたら早速、整備とカスタム開始です。
といっても全く知識がないため友人の整備士にすべてお願いしました。
正直いって見た目が良くて普通に走ってくれれば良かったので、オールペンしてバンパーやグリルを取り付ければ満足だなというくらいに考えていました。
といっても全く知識がないため友人の整備士にすべてお願いしました。
正直いって見た目が良くて普通に走ってくれれば良かったので、オールペンしてバンパーやグリルを取り付ければ満足だなというくらいに考えていました。
さまざまなカスタムを見てイメージを膨らませた結果、色はグレー系で黒いバンパー、グリルにSUZUKIロゴプレート、タイヤはBFグッドリッジのホワイトレターという方向に決めました。
半年もせずにエンジンが壊れる
なんだかんだありながら無事カスタムが終わり、ジムニーで快適なキャンプを楽しんでいました。
いつものテントのとなりにあこがれだったジムニーがいると思うと、なぜか誇らしく、キャンプ上級者になった様でとても楽しく過ごしていました。
ところがある日、キャンプ帰りの交差点で信号待ちをしていると、前触れもなくエンジンチェックランプが点灯しエンジンが停止しました。
パニックになりながら慌ててキーを回して、エンジンをかけ直したものの、アクセルを踏んでもスカスカの反応。
数回トライした結果なんとかゆっくり動いてくれたので、道路横に合った空地に避難できました。
道は郊外によくある片側一車線であり、停車したままだと片側の道路をふさぐ形になるため、もしそのまま動かなかったらと思うとゾッとします。
その後応急処置をして、なんとか自走で帰宅できました。
いつものテントのとなりにあこがれだったジムニーがいると思うと、なぜか誇らしく、キャンプ上級者になった様でとても楽しく過ごしていました。
ところがある日、キャンプ帰りの交差点で信号待ちをしていると、前触れもなくエンジンチェックランプが点灯しエンジンが停止しました。
パニックになりながら慌ててキーを回して、エンジンをかけ直したものの、アクセルを踏んでもスカスカの反応。
数回トライした結果なんとかゆっくり動いてくれたので、道路横に合った空地に避難できました。
道は郊外によくある片側一車線であり、停車したままだと片側の道路をふさぐ形になるため、もしそのまま動かなかったらと思うとゾッとします。
その後応急処置をして、なんとか自走で帰宅できました。
修理の日々
楽しかった日々が一変し、原因究明の日々が始まります。
具体的な症状はラジエーターの冷却水が沸騰して噴射してしまうことや、走行中にガクガクとした挙動を起こすノッキングが主なものでした。
根本的な問題解決を図るならエンジンを交換するのが一番ですが、コスト面の問題があるため、他の手段をいろいろ試しました。
この間に友人の整備士に構造に関する疑問をぶつけたり、修理を目の当たりにして、ジムニーに対する理解が深まりました。
具体的な症状はラジエーターの冷却水が沸騰して噴射してしまうことや、走行中にガクガクとした挙動を起こすノッキングが主なものでした。
根本的な問題解決を図るならエンジンを交換するのが一番ですが、コスト面の問題があるため、他の手段をいろいろ試しました。
この間に友人の整備士に構造に関する疑問をぶつけたり、修理を目の当たりにして、ジムニーに対する理解が深まりました。
放置の末エンジン載せ替え
故障発生から薄々わかってはいたものの、エンジン交換しかないという結論にいたりました。
すぐに手をつけられないためしばらく放置していましたが、修理のめどがたったので、リビルトエンジンを載せ替えました。
納車時にエンジンチェックランプが点灯するなど、ハプニングがありましたが、エンジン自体は新品であり本来の走りが体感できるためとても幸せです。
すぐに手をつけられないためしばらく放置していましたが、修理のめどがたったので、リビルトエンジンを載せ替えました。
納車時にエンジンチェックランプが点灯するなど、ハプニングがありましたが、エンジン自体は新品であり本来の走りが体感できるためとても幸せです。
構造を理解するうちに手間がかかる車が好きになってしまった
古い車が好きになる理由として、現行の車より希少性が高くクラシックな雰囲気を味わえることに加えて、修理の時間を通じて車への理解が深まる点が影響しているのではないでしょうか。
筆者は古い車特有のアナログな制御や仕様に触れ、不具合を直すこと自体に面白さを感じるようになってしまいました。
自分の車がただ普通に動くだけで幸せなのは、古い車のオーナーの特権といえるはずです。
次回からはカスタムや修理の部分を掘り下げてお伝えしていくので、興味がある方は楽しみにしていてください。
筆者は古い車特有のアナログな制御や仕様に触れ、不具合を直すこと自体に面白さを感じるようになってしまいました。
自分の車がただ普通に動くだけで幸せなのは、古い車のオーナーの特権といえるはずです。
次回からはカスタムや修理の部分を掘り下げてお伝えしていくので、興味がある方は楽しみにしていてください。