OUTDOOR
2025.02.08
【DIYカスタム】何でも錆びさせる塗料でランタンをエイジングしてみた
あらゆる素材を錆び加工できる塗料「さびてんねん」でオイルランタンを錆び加工。さらに、長年使い込んだ風合いをリアルに再現するため、ホームセンターで手に入るアイテムを追加。作業してみてた気付きもまとめたので、カスタムを考えている方は参考にしてみてください。
もっとリアルなエイジングを目指して


さびてんねんは以前キャンプボックスカスタムで使用(基本的な使用方法はそちらの記事をチェック)。もっとリアルな仕上がりにできないかとリサーチしていたところ、スポイトで塗布して霧吹きで塗料の境目をぼかしているクリエイターの技法を発見しました。この技法ならさらにリアルな錆び感を出せるのではと思い、ホームセンターでアイテムを揃えてみました。
ただし、リサーチしたクリエイターの錆び塗装は一般的な塗料を利用しているので、特殊な塗料のさびてんねんにこの技法が通用するのかは未知数の状態です。
ただし、リサーチしたクリエイターの錆び塗装は一般的な塗料を利用しているので、特殊な塗料のさびてんねんにこの技法が通用するのかは未知数の状態です。
スポイトと霧吹きを駆使してみたら


さびてんねんのA液をスポイトで塗布しようとしたのですが、かなり薄める必要あり。しかし厚めに塗らないと錆びがしっかり出ないので使用できませんでした。
そこで霧吹きを利用したところ、塗料がにじんで垂れ落ちるといった仕上がりで、実際の錆の出方に近い感じになったので霧吹きを併用して作業を続行します。
そこで霧吹きを利用したところ、塗料がにじんで垂れ落ちるといった仕上がりで、実際の錆の出方に近い感じになったので霧吹きを併用して作業を続行します。

1日乾燥させてから錆びを促進するB液を塗布するのですが、霧吹きで水をかけていたので、すでに錆びが進行していました。B液は関係ない部分に付くと、白い粉状に残るので、塗布後は拭き取るようにしました。

このランタンは数年前購入したものなので、天板部分のロゴや取っ手の部分は実際に錆びています。元々の錆とマッチするように加工しましたが、やはり本物の錆は渋いですね。
リアルな錆が完成


さらに1日乾燥させて完成! しっかり錆びさせることができましたが、特にオイル注入口の蓋の仕上がりは、リアルにできたのではないでしょうか。ただブロンズカラーのランタンを塗装した結果、錆の色と近すぎて遠目では錆び加工が確認しにくい仕上がりとなってしまいました。シルバーや明るいカラーのランタンのほうが、錆び加工が際立つかもしれません。
ランタンカスタムするならさびてんねんがおすすめ

さびてんねんは加工が簡単な割に母材にしっかり定着してくれるので、初めてでも簡単に錆び加工ができます。カスタムすることで眠っているランタンを、一軍アイテムへ昇格させることができるのではないでしょうか。ランタンの経年変化を気軽に楽しみたい人は、参考にしてみてください。
商品名/さびてんねん
価格/1408円
容量/A液(主液)60g / B液(発色液)35g
●ウェーブ
価格/1408円
容量/A液(主液)60g / B液(発色液)35g
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取材・文/田中一馬