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【行ってみた】沖縄・読谷村にある図書館には「寄ってみたほうが良い」という話

【行ってみた】沖縄・読谷村にある図書館には「寄ってみたほうが良い」という話

ここが図書館!? 沖縄県読谷村にあるこの施設、観光やワーケーションのついでに行ったら居心地良すぎて帰りたくなくなるかもしれません。今話題の新名所をクローズアップ。

沖縄に行くなら「ゆんラボ・未来館」「読谷村立図書館」に行ってみてはいかが?

読谷村総合情報センター「ゆんラボ・未来館」は、蔦屋書店やSHARE LOUNGEなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が空間デザインや図書館運営などを担い、2025年10月よりオープン。その中心施設「読谷村立図書館」も同時にリニューアルされ、読谷村の村民の家のような居心地の良い空間で、読書や人が集うことのできる空間として話題となりました。

この最新の施設、普通の情報センターや図書館とは違うらしい。館内はどうなっているのでしょうか?
入口から一歩中に入ると、広々としたスペースには伝統工芸品を中心とした沖縄県内の物産を販売するPOPUPも。図書館だと思って入ると、かなりユニークな空間にまず驚かされます。

POPUPに展示されている品々は、おみやげ品として購入することもできます。沖縄の名品などが揃っていて、なんだかセレクトショップに来たような感じ。
こうしたPOPUPは村外、県外からの観光客に人気なことから、地元の人たちによる図書館利用と、観光客が同じ施設内で交わるというユニークな施設になっています。筆者のような内地(沖縄県外)の人も気軽に入りやすいのに、普通のみやげ店よりも地元の人たちとの距離感が縮まる感じ。不思議な感覚になります。
さらに、新刊書店が無い読谷村にあって、地元の文化を伝える書籍が充実。この一角は沖縄県内の古書店と連携して、沖縄に関連する本やライフスタイルに関わる本を中心にセレクト。さらに販売もされているので、沖縄にまつわる古書をおみやげに買って帰ることもできますね。

大きな図書館でコーヒーを飲みながら本に耽り、仕事もできる

沖縄は多くの観光地や見どころがあり、ワーケーションをする人たちにも人気。ここなら施設館内にはスターバックスもあり、コーヒーを飲みながら本を読んだり、ホテルに籠らず仕事が出来ちゃいそう。

都市部のT-SITEなどではすでに導入されているスターバックスとの併設、読谷村でも開放的な空間で時間を気にせずに読書や仕事ができるのは良いかも。
ちなみに図書館は570坪の面積に13万冊(2026年5月時点)あるという蔵書がずらり。開館日は慰霊の日を除く364日間が予定され、開館時間も10:00~22:00という長さ。ほぼ年中無休で夜遅くまで開いています。
「図書館は地元民でなくても利用できるの?」と思ったので聞いてみると、国内に住む人であれば誰でも利用可能なのだそう。

地元マルシェなどイベントの開催も年に170日ほど行われているということで、もちろん観光目的の一つとしても楽しめそうです。
もちろん館内は無料Wi-Fiもあります。せっかく沖縄・読谷村で滞在するなら、休日だけでなく平日も繋げてここで仕事もできたらいいなと思ったので、海や自然に囲まれた読谷村にテレワーク(ワーケーション)で行ってみたくなりました。
図書館の中は細部にわたり沖縄らしさ・読谷村らしさも発見できます。上の画像の学習室にある仕切り板、実は沖縄の伝統工芸品「読谷山花織」(ゆんたんざはなうい)で作られています。この読谷山花織は図書館のすぐ近くにある、読谷村花織事業協同組合の人たちによる手作りなのだそう。糸の組み合わせで繊細な表情が出る柄は、公共の図書館とは思えない温かみを感じますね。

子供も連れていきたくなる「こどもとしょかん」

子供たちの創造性を刺激する「こどもとしょかん」は、広い空間の中で遊びながら本と触れ合えます。このエリアは児童書約1.5万冊のほか、知育玩具の貸出や、地元企業の廃材を活用した工作スペース「つくらな~」も併設。室内遊具もあり、子供たちが楽しみながら読書に触れるキッカケづくりができるのだそう。

子供を連れて図書館に来ても飽きさせることは無さそう。
そして「学び」も。図書館カウンターの左横には、沖縄科学技術大学院大学(OIST:オイスト)による科学体験施設「OISTサイエンススタジオ」も一般公開。ここではOISTの研究や取り組みを紹介する展示をはじめ、VRを使ってやんばるの森を散策できる体験スペース、工作体験などもできるエリア。

大人も子供も一緒に見て体験して楽しめるスペースになっています。
自然科学などへの疑問を付箋に書いて貼ると、OISTの教授が答えてくれるそう。他にも子供たちと一緒に来て楽しめる展示がたくさんありました。

ここは創造性や好奇心を刺激してくれる場所

筆者はもう一回入口のPOPUPに戻って、古本を物色。沖縄や読谷村に関係するものばかりでなく、アート、建築、カルチャーに関する古本も充実。ここにいるだけで神田の古本屋に来ている気分になれます。この古本探しがけっこう楽しい。
そして、気が付くと「やちむん」を探していました。やちむんとは沖縄の言葉で焼き物(陶器)を意味し、主に沖縄県で作られる伝統的な器や壺などのこと。筆者はおみやげに実用的で洗練されている松田共司さんの皿を買っていきました。
リニューアルした「読谷村立図書館」は、次世代の読谷村の新しい文化と価値を創り出す拠点として、年間364日開館され、朝10時から夜10時まで開館。いつでも受け入れてくれるこの場所、沖縄に言ったら読谷村に寄ってぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
読谷村立図書館
住所/沖縄県中頭郡読谷村座喜味2901−1
休館日/慰霊の日(6月23日)
開館時間/<図書館>10:00~22:00、 <カフェ・販売>10:00~22:00
撮影・取材/垣野雅史
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